GOODLUCK'S WORLD

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「圭の全豪オープンテニス奮戦記」(4回戦)

2015年01月27日 | Weblog

   

 全豪オープン4回戦、圭はフェレールを6―3、6─3、6─3のストレートで下し、今大会3年ぶりに8強入りを決めた。

   

   

 私感だが、二人ともストロークプレーヤーだけにフルセット(5セット)マッチになると覚悟していた。しかし、結果は違った。予想外だったのは、フェレールにストレート勝ちした点もそうだが、お互いにアンフォーストエラーの数(二人とも44本)が多すぎたことだ。また圭のファーストサーブの確率55%も悪すぎた。ストローク戦を避けて、より積極的に攻撃した結果だろうが、そのせいでリズムを作れなくしてしまったように思う。同様にフェレールも先制攻撃を仕掛ける戦略で挑んできたが、なかなか上手くいかず焦りとなってミスを連発し、結局自滅したのだ。

   

 時々二人が見せてくれた超スピード感のあるストローク戦を、松岡修造氏は「新幹線ラリー」と評し、フェレールのショットは<こだま>で、圭は<のぞみ>だと絶賛した。2年前、同じ全豪4回戦で対戦しストレート負けした(2-6、1-6、4-6で完敗)圭が、2年後の今日、見事に自分の成長ぶりをまざまざとフェレールに見せつけた。次の準々決勝の相手は、第4シードで前回王者のバブリンカだ。圭は早急にファーストサーブの確率を上げる調整が不可欠だ。

 決勝まであと2試合、頑張れ、圭!

 



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