GOODLUCK'S WORLD

<共感>を大切に、一人の男のスタンスをニュース・映画・本・音楽を通して綴っていきたい

「幸せとは? 2」

2010年05月18日 | Weblog
動物園や水族館では、子供の目は特別な輝きを放ちます。
まさに幸せを絵に描いたというべき表情をしています。
不安や心配がいっさいない絶対安心状態なんでしょうね。

息子が2歳の頃、
ハトにあげたポップコーンを拾って食べようとした風景を今でも忘れられません。


好きな作家五木寛之氏がこのような意味のことを書いていました。

幼い頃の可愛さだけで、親は子育てを堪能している。
親は年老いて子供に世話になろうなんて考えてはいけない。
幼い頃、子供から十分恩をいただいているんだから。

幼い子供たちの笑顔を見ると
今でも我が子の可愛さが目に浮かびます。
五木氏の言葉が本当だったと心から感じます。

2歳の頃は、まだ表情は乏しいですが、泣き顔は一人前です。
しかし、笑い顔はまだまだ半人前です。
(写真は元従業員の2歳に満たない女の子)


そういえばウミガメのように卵を産み落とすとき、
涙を見せる動物は存在しても、笑顔を見せる動物はいません。

笑顔は人間の特権かもしれません。
そして、幸せを感じることと笑顔は特別深い関係があるようにも思います。

人は泣きながら生まれてきますが、笑顔は後天的に学ぶのものです。
どんな笑顔を教えるか、親や大人たちの大きな役目に違いありません。

そしてそのおかげで周囲の大人たちが幸せを感じるなら、
私たち大人は、改めて子供たちの笑顔について真摯に考えなくてはなりません。
子供たちへの暴力や悪戯が増えていくような社会であっては絶対にいけないのです。


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