GOODLUCK'S WORLD

<共感>を大切に、一人の男のスタンスをニュース・映画・本・音楽を通して綴っていきたい

山口県巡り(2013 10.29 30)

2013年10月30日 | Weblog

 最終日の朝、7時過ぎに起床し、部屋から見える巌流島に目が止まりました。もう二度と来ることはないだろうと思うと、とても名残惜しいような気持ちが込み上げてきました。朝食も巌流島を臨める席に座りました。朝食付きで一泊二人・8,400円です。下関に来られたときは<プラザホテル下関>はお勧めできます。昨夜同ホテルで食べたフグコースもドリンク別で一人前5,050円で、とてもお得感がありました。(ちなみに最初に泊まった萩ロイヤルインテルジェントホテルは朝食付き・二人で9,800円)

    

  さて最初の目的地は<武蔵顕彰碑>。今度はトンネルではなく関門橋を渡って小倉にある手向山公園頂上に向かい、武蔵のただ一人の養子である宮本伊織によって建てられた顕彰碑を見学しました。碑文には武蔵の剣歴・二刀流を生み出す工夫や巌流島の決闘までが刻まれています。武蔵関係最古の記録の一つで、通称『小倉碑』は、北九州第一級の名碑と言われています。これで私の武蔵巡りもついに終わりました。

    

 次の目的地は名城小倉城です。小倉城は関ヶ原の合戦で功があった細川忠興(ただおき)によって1602年に本格的に築城が始まり、完成までに約7年の歳月を要しました。忠興は城下町の繁栄策として、諸国の商人や職人を集めて商工業保護政策を実施し、長崎についで外国貿易の盛んな港にしました。細川氏が熊本に転封後は、譜代大名の小笠原忠真(ただざね)が1632年に入国し、九州各地に通ずる街道の起点として重要な地位を確立させました。そして、小倉城は一層充実し、城下町としても繁栄しました。城内で放映されていた映像は、当時の絵を上手く加工して小倉城下の庶民の日常を分かりやすく描いていました。昨年訪れた広島城や岡山城でもオリジナル物語が放映されていました。城好き・歴史好きの私は必ず観覧します。小倉城物語もとても良くできていました。

    

    

    

     

    

    

    

    

    

 門司港レトロ地区見学までの時間が十分あったので急遽、<スペースワールド>で遊ぼうということになりました。(大人:4,200円、60歳以上のシニア2,100円)こんなときには不思議と意外なモノに出会います。その意外なモノとは?!
 <マグナムブースター ザターン>というアトラクションです。 遊園地の驚愕コースターはほとんど制覇しているので少々のことでは驚かない私ですが、スタートから一気に時速130kmに加速しほとんど垂直(89度)で65mも上昇し、そのまま垂直に降下するのには驚愕しました。頂上から一気に降りる時、両足とお尻が床から無重力のように浮いていました。私は再度一人でザターンに挑戦しましたが、再び恐怖を感じてしまいました。「今まで経験したコースターの中でNO.1だ!」と認めざるを得ませんでした。
 当施設の3大コースターの一つ、タイタンVは、点検中で乗れませんでしたが、<ヴィーナスGP>もとてもスリルがありました。コースターでは間違いなく一級品です。<ブギウギ スペースコースター><クリッパー>もかなりスリルがあります。<ブラックホールスクランブル>、<ミッショントゥマーズ>、<4Dポップステラ>、<エイリアンパニック><ギャラクシーシアター>をまわりました。、そして、宇宙博物館も見学しました。

    

    

     

   

    

 今回の旅行の最後の訪問地は<門司港レトロ地区>です。旧門司税関や旧大阪商船、吊り橋のブルーウィングもじ等、夕陽を浴びてレトロの雰囲気をより醸し出していました。大正10年(1921)に建てられた三井物産の社交場、旧門司三井倶楽部でコーヒーでも飲もうと入館すると、「本日貸し切り」の表示がありました。ビッグファミリーらしい台湾の方々が貸し切られているとのことでした。(残念!)また、至る所に<焼きカレー>のポスターや垂れ幕が掛かっていました。まだ一度も食べたことがないのですが、門司で最初に作られたとのこと、初めて知りました。

    

    

    

    

 その後は新門司港のフェリーに乗船して大阪の南港へ。楽しい時間はあっという間に過ぎてしまいますが、今回の数々の訪問地は輝くような想い出となって記憶に残りそうです。特に平家一門が滅亡した壇ノ浦、武蔵と小次郎が決闘した巌流島は、生涯の想い出となるでしょう。吉川英治の原作『宮本武蔵』『新・平家物語』を読まなければこの地に行きたいなどとは思わなかったはず。こんなふうに考えると本との出会いもとても大切な出会いであることを再確認しました。

  

 30日、フェリーのベッドで目を覚ますと、「もうすぐ明石大橋を通過します」とアナウンスがあったので、写真を撮りにデッキにでました。偶然、雲の間から顔を出したお日様に遭遇し、何故か感謝したい気持ちになりました。
「ありがとうございま~す!」 (終わり)

    

    

    

    

 

 



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