GOODLUCK'S WORLD

<共感>を大切に、一人の男のスタンスをニュース・映画・本・音楽を通して綴っていきたい

「父、永眠す」

2014年12月22日 | Weblog

  

  

 12月14日は時代劇が好きな人なら覚えがある月日です。そう、赤穂浪士の討ち入りの日です。この日は、私にとっても忘れられない特別な日となりました。
 15日昼前、仕事中に兄から「親父が死んだ」と連絡が入りました。朝、見に行ったら様子がおかしいので、近くにいる主治医に連絡を取りました。お昼前に診察に来てもらい、その時初めて亡くなっていることを知ったそうです。主治医は、自宅での死亡、そして最近は通院もしていなかったので、死亡診断書は書けないということでした。119番通報しストレッチャーと共に隊員が到着しましたが、このような場合は「変死」扱いになるので警察を呼ぶことになりました。数十分後には住之江警察から総勢5名が集合し、粉浜商店街の自宅喫茶店前は一時騒然となったそうです。父の遺体は警察が持って行くことになりました。翌日の昼前、遺体は帰ってきて19時からお通夜が始まりました。その時、導師のお経の中で、12月14日が亡くなった日と知りました。14日18:30頃、喫茶店営業を終えたお義姉さんと甥っ子は、親父の肌着とおしめを交換したそうですが、その2時間後に心不全で永眠したとお通夜の後初めて兄夫婦から聞かされました。

 

 

 亡き母の遺影写真は私がアルバムから選びましたが、父の遺影写真も2年前私が実家の喫茶店で撮った写真を使用しました。17日12時から告別式、14時に瓜破斎場へ向かいました。骨格がしっかりしていた父の骨はとても太く感じました。遺骨を骨壺に入れるとき、そっとハンカチに父の骨を包みました。母の時も遺骨の一部を持ち帰りました。初七日の法要を済ませて自宅に帰り、父の骨と母の骨を一緒にしました。「死んでまで一緒にいたないわ」と亡き母はぼやきそうですが……(苦笑)。父にとって、旧制女子専門学校を卒業しワルツやジルバ、タンゴまで踊れた母、結婚してからは生け花やお茶の師範にまでなった母を生涯眩しく思っていたに違いありません。

   

 
 
ここ数年父を連れて毎年花見に行きましたが、来年からはもう行く事はできません。2011年のTVスペシャルドラマ「新参者 赤い指」の中で、主人公の恭一郎が父の病室には入らず、携帯で看護師に指示を送りながら父の将棋の相手をし続けた話がありました。このドラマを見てネットで将棋盤を購入し父と将棋を指すようになりましたが、もう2度と父と将棋を指すことはできません。花見にしても将棋にして思いつきで始めましたが、続けてきて良かったと思っています。向こうへ行ったら心から愛されるように母を大事にしてあげて欲しいとお焼香しながら合掌しました。父、良和、行年八十八歳で永眠しました。

   


「103歳 自分の力で生きた義母」

2014年12月06日 | Weblog

4日朝日の朝刊に69歳の主婦の方から「103歳 自分の力で生きた義母」という投書がありました。

『…夫の母が103歳で亡くなりました。我が家の近くで一人暮らしをしていた義母。

義母の様子を夫が見に行きました。

「もう何もする気がなくなってしまったのよ」と義母。

夫は「分かりました。そんな時はゆっくり寝た方がいいよ」。

これが2人の最後の会話でした。母と子が信頼し合って交わした言葉だと思いました。

そしてそのまま、義母は永遠の眠りについたのでしょう。

明くる日の朝、夫が訪ねると息を引き取っていました。

私たちに介護などの世話を一切させないまま、

最後まで自分の家で生きるという強い意志を全うしたかのような死でした。

入院もせず、介護保険も使わず、自分で郵便局に行って年金を引き出し、

自分で買い物に行き、庭には雑草1本すら生えていませんでした。

私たちはすごい親を持ったことを誇りにし、いつまでも尊敬し続けます。』

この記事を切り取って財布に保管しています。

何度か読み返し、その度に目頭が熱くなりました。

このように生きたいと強く思っています。


「圭、アジア人初のATPワールドツアーファイナルズ初参戦!」

2014年11月10日 | Weblog

錦織 圭、アジア人初のATPワールドツアーファイナルズ(ロンドン)が始まりました! TV放映冒頭に「二人の戦いがオープニングマッチに選ばれたことが、いかに世界の注目が圭に集まっているかと思います」と熱血青年松岡氏が語っていました。一度も勝ったことのないマレーとの戦いに勝利して、新たな扉を開いて欲しいと強く願っています。頑張れー!

ブレイクされてすぐにブレイクバックした圭、少し動きが良くなってきました。マレーも決して平常心ではないオープニングマッチだ!第7ゲーム、ウイナー2本でキープしたことで、調子を取り戻して欲しい! 圭が後半力みがなくなり、6-4でマレーから生涯で初めてセットを奪取しました!「最も調子のいいマレーからセットを獲りました。マレーに今までの圭のイメージが完全になくなった」と松岡氏が絶賛し始めました。

  

 

 

マレーが第2セット第4ゲームをなんとかキープ。第5ゲームをダブルフォルトがありましたが、圭がキープして4-1。

第2セット、第7ゲームをブレイクされて圭のリードがなくなりました。さすがに簡単に勝たせてくれません。

第10ゲームをブレイクして、第2セットも圭が獲りストレートでマレーを下しました。

   

 

ロンドンでのゲームという完全アウェーで、しかもダブルフォルトを8つしながらの勝利、本当に信じられません。

心・技・体の充実は今年最高ではなかと、松岡氏が絶賛しています!おめでとう、圭! 圭は本当に素晴らしいテニスを見せてくれました。

ビッグ4の一人、アンディー・マレーをストレートで下しました。

第1セットは第10ゲームで相手のゲームをブレイクして勝利、第2セットは先にブレイクしましたが、後半マレーにブレイクバックされて流れが彼に行き始めました。しかし、慌てることなく自分のテニスを信じきって、同じ第10セットでギアをあげマレーのサーブをブレイクしに行きました。

これが今までにない圭です。

歴史的勝利をそれほどにも感じていない圭、本当に素晴らしい勝利に拍手に拍手を送りたい!残りの試合も快進撃を期待します!

  

 


「上を向いて歩こう」長渕さんとデュエット!?

2014年11月06日 | Weblog

今夜の月は171年ぶりのミラクルムーンだとか。夏にはスーパームーンも見られましたね。そんなことを考えて夜空を見上げていると、ふと名曲「上を向いて歩こう」を長渕剛がカバーしていたのを思い出し、久しぶりに聞いてみました。マイパソコンに録音機能があるので、思わず彼のハスキーな歌にハモを付けちゃいました。誰一人こんなことはことはしないでしょう。でも長渕さんとハモれたので結構楽しめました。オリジナルの人生、楽しみ方もオリジナル!


●「上を向いて歩こう」(youtubeへ)


「パリ・マスターズ」

2014年11月02日 | Weblog

<マスターズ・パリ> 準々決勝の対戦相手フェレールに第1セットを3-6で獲られ、第2セットはタイブレークとなり、なんと0ー4からの大逆襲となった。圭は根負けせず、打ち続け2-5から5連続得点し、結果7-5で圭が第2セットを獲ってイーブンにした。フルセットまで持ち込めば、この1年で勝率9割を超す圭に分がある。結局6-4で圭が第3セットも勝利した。不運にも「今日はこういう日かと思いながら、あんまり考えずにやった」「タイブレークなのでカンバックできると信じていた」こんな圭の頼もしいコメントを朝日夕刊で読みました。チームと分かち合ううれしい笑顔が、また大きな自信になったように感じます。             

             

<マスターズ・パリ>圭は、連覇を狙う世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチと対戦、2―6、3―6のストレートで完敗した。  マスターズに進出した快挙に「信じられない。圭が出現するまで誰もこんなこと考えなかった」と驚きの声を上げたのは日本テニス協会の八田修孝広報委員長だ。最終戦は真のトップ選手が集う舞台で、日本人にとっては遠い夢でしかなかったからだ。1970年の第1回大会は日本開催で「ペプシコーラ・マスターズ」の名称で東京体育館で行われた。あれから44年。ようやく日本人が夢舞台に立つ。「全米オープン後はみんなファイナルを目標にピークを持っていく。野球でいえば日本シリーズやワールドシリーズなのかな」。1試合ごとにランキングポイントや賞金も得られ、選手の実利も大きい。今季はジョコビッチ、フェデラーの5勝に次ぐ4勝を挙げている錦織への期待度は十分。「本当に圭は何を起こすか分からないから」と語る八田氏。 「ATPワールドツアー・ファイナル」は>ロンドンにある<ザ・O2アリーナ>(写真)で行われる。これに出場するだけで155,000ドルを獲得できる。勝つ毎に155,000ドル、無敗で優勝すると2,075,000ドル、ポイントは1,500点。この1,500ポイントはグランドスラムの準優勝より高い。このファイナルはグランドスラムに次ぐ大きな大会だ。ファンのナダルが虫垂炎で欠場するのは残念ですが、アジア人で初めて出場を果たした圭、「信じられない。圭が出現するまで誰もこんなこと考えなかった。本当に圭は何を起こすか分からない」という八田氏の言葉が頭の中を駆けめぐる。

    


「春を待ちパートⅡ」

2014年10月30日 | Weblog

今宮高校時代に「春を待ち」という曲を作りました。


大学に入って素晴らしいパートナーと遭遇し、デュオグループを組み1年の頃からこの曲を練習しました。


2年ほど歌い続けてようやく歌になってきました。あれから40年以上が過ぎ、再びこの曲にチャレンジしました。


生まれた時から育ててきた愛犬ハッピーが高校2年の時、天国に旅立ちました。


私に愛と老いを教えてくれた大切な友でした。


「春を待ち」は愛犬ハッピーに捧げた鎮魂歌です。


「春を待ち・パート2」を聞いてみて下さい。



●「春を待ちパートⅡ」(youtubeへ)


「タイガーズ、貴重な初戦を制す!」

2014年10月25日 | Weblog

 こんな強いタイガースを見たことがありません。まだ1度も負けていないのです(6勝1分)。巨人との最終戦の4点が最大で、その他は1点とか2点しか取られていないのです。1985年の優勝時は、5点くらい獲られても全然苦にしない驚異的な打線が、投手を助けて育て、そして勝ちきったチームでした。しかしCSに入ってのタイガースは全然違います。まさしく横綱相撲というか、投打のバランスが素晴らしいのです。先発が初回から気迫でゲームを作ろうとし(点を与えず)、7戦とも1度もつぶれず、打つべき3,4,5,6番が点を獲っていくのです。

<すべての先発投手の気迫がテレビ画面を見ている私たちに伝わってくる>観ていてワクワクします!

          


 今夜、日本シリーズで1勝しただけで言うのは何ですが、きっと日本一になると思います。その最大の功労者が、2年目の<藤波投手>と言いたいのです。今夜の試合も巨人戦との初戦と同じ展開でした。たとえ満塁になってもメッセンジャーが気迫で巨人打線を押さたのです。あの気迫は当然野手達に伝わります。巨人戦との初戦、マウンド場で大きく吠えた藤波投手のパフォーマンスがタイガース全員、特に投手達の魂に火をつけたのです。明日からの試合も、とても楽しみになってきました


「堺CCの月例は、最高のゴルフ日和でした!」

2014年10月19日 | Weblog

    

 堺CCのBクラス月例会は最高のゴルフ日和でした。スコアは酷い結果でしたが、何故かストレスの少ないゴルフでした。その原因はファーストパットで、カップに届かないパットがなかったことかなと考えています。先日ハルカスで幼馴染で、しかもゴルフ名人の隆はんと食事したときにこんな話を聞きました。「ボールに線を書かない。ゴルフボールの文字や印で方向を決めて打たない。あえて真っ白い部分を正面にして打つ。方向性を気にしすぎて、ショートパットになることが多かったためにこのようにした」今までどのブックにもプロの話でも聞いたことがないコメントでした。練習グリーンでも距離感重視のパター練習を徹底しました。一日でなんと40パットも打ってしまいましたが、入りそうなパットが何度もあったのです。「今日は入らなったけど、次回は入るかも」と思えたことがストレスを溜めなかった原因かなと分析しています。

  

  

    

 後半信じられないティーショットのOBがありましたが、新しいグリップも馴染んできたように思います。
 いつも月例の予約を取って戴いている岩○さんは、日本のゴルフ場でプレーしなかったコースはないと豪語されるほどのゴルフ猛者です。宮崎のフェニックスCCのバーカウンターにはブランディーをボトルキープしてあるそうです。私とは一回り以上年齢が違うにも関わらず、バンカーや寄せには思わず見入ってしまうプレーが随所にあります。今日もバンカーで「砂を多くとりすぎた」と自分のミスを悔いていらしゃいましたが、薄くとったり厚めに入れたりしてきたからこその言葉でした。今日私は3度もバンカーでミスショットしましたが、非常に為になる言葉でした。今でもゴルフに熱い思いを持たれているI氏の姿勢を見習い、改めて新グリップ、新パター打法、落ちてくる体力に対応しながら自分なりのスイングを追及して行こうと思った月例となりました。

 

 明々後日は阪神のいつもの仲間と関西屈指の難コース、パインレークGCでのラウンドです。

 背中の痛みも少し気になりますが、サポーターでしっかりガードして頑張りたいと思っています。

 


「台風19号接近直前の美々卯うどんすき&ハルカス展望台」

2014年10月15日 | Weblog

    

    

     

    

    

    

 台風19号が関西上陸直前にも関わらず、あべのハルカス・近鉄百貨店の来場者は一杯でした。最近の百貨店の好調さがうなづけます。近鉄百貨店専用駐車場に車を止めたのは約束時間の12時20分前。そこからハルカス展望台があるタワー館へ。展望台への当日券を求める人達を横目にハルカスダイニングがある13階へ。エレベーター前でかなり待たされましたが、ぎりぎりの12:00ジャストに到着。奥出夫婦はすでに待っており、ウェイティングされているお客様を通り過ぎて個室っぽい4名席に案内されました。美々卯のうどんすきを食べるのは息子が赤ん坊の頃、両親と堺の美々卯以来ですから約30年ぶりです。鍋料理というのは、最近は美味しい出汁が販売されているので、自宅で食べても結構美味しくいただけます。鍋料理のいいところは、口をつける箸を鍋の中でつっつけ合って食べて、親しみを感じ合う点でしょうね。

    

    

    

   

 昨年同窓会で40年ぶりに再会を果たした7歳の頃から大親友奥出隆成君、今年の夏、堺CCで初ラウンドを楽しみました。そのとき、次回合う時は夫婦2組で食事をしようと約束を交わしていたのです。素敵な奥様の美幸さんとわが連れ添い正子の4名でのうどんすきTIMEは、あっとういう間に過ぎていきました。高校卒業以降の大学時代の話、就職してからの話やその後のお互いの状況、そして奥さんとの馴れ初めまで、2時間では話しきれないほどの充実した、そして幸せを感じるひとときとなりました。
 食後は16階カウンターでネット予約を確認し日時指定チケットを手にして、いざ地上300mの展望台へ。日本一高い場所から、ぐるっと360度大阪の街が眼下に見られるのはやはり圧巻でした。大阪城や通天閣の低さに少し驚き、長居公園や大泉緑地や住吉大社、住吉公園の近さに驚かされました。四天王寺の伽藍や天王寺動物園が真下に見えて、改めて地上300mの高さに感激しました。来てみて良かったと思わずにはいられませんでした。美幸さんがゴルフを始められたと聞いたので、いつか堺CCを一緒にラウンドしましょうと約束してハルカスを後にしました。

  

 7歳から家族ぐるみで付き合いが始まり、一番の幼なじみとなり、そして大親友となり、しかも高校の同窓生となった二人。幼なじみとの夏のゴルフの次は、夫婦二組での楽しい食事会。このような喜びに満ちた時間に遭遇できるのは、そう滅多にはないと思います。常ではない出来事、私は<無常>の一つだと考えています。写真に写る4人も後50年も経てば誰一人この世に存在しないことも<無常>なら、こんな素晴らしい時間を共有できるのも<無常>だと思うのです。もしかしたら奇跡と無常は、実は表と裏のような関係かもしれません。若い頃は時間に限りがあることに気づきもしません。半世紀以上も生きてくると様々な死に遭遇し、自らの限りある時間を考えてしまうものです。そんなとき、幼なじみとのゴルフや楽しい食事会は、まるで奇跡のような宝物に昇華します。私の亡き母と卒寿を迎えられ今もお元気な千鶴子お母様との友情が、こうして二組の夫婦に素晴らしい時間をプレゼントしてくれているのです。奇跡と云うほかありません。


「圭、涙の優勝!」

2014年10月06日 | Weblog

  

やりました!

ジャパン・オープンテニス、圭、涙の優勝です!

  

  

 本当に苦しかったのでしょう、勝利が決まって泣き出した圭を見たのは初めてです。

  

圭は自分が思う体力の限界を超えた中での勝利、間違いなく大きくステージを上げたに違いありません。

ラオニッチは今年12月で24歳、圭は25歳になります。今後もこの二人のライバル関係は続くと思います。

ラオニッチはインタビューで「今大会3回目の準優勝インタビューで少々嫌気がさしています」と笑顔で答えていました。

   

  

圭は今夜、すでに予選が始まっている上海に向かうそうです。

なんというハードなツアー生活か。久しぶりにライブでテニス観戦しましたが、とても疲れました。

やるもの観るのもゴルフや野球の5倍は疲れそうです。

「圭、本当におめでとう!ロンドンでのファイナル・ゲームに向かって頑張れ!」

  


「雨の狩人」

2014年10月02日 | Weblog

「檻に入れられた獣は、エサを与えられなければ餓死するだけだが、野生の獣はエサがなければ、ふだんは襲わない獲物に向かう。自然の淘汰が、より大きくて賢い個体だけを行き残らせれるように、法の淘汰が、巨大暴力団を生き残らせた」  

     

 大沢在昌の狩人シリーズ第4弾『雨の狩人』では、新宿署組織暴力対策課のベテラン刑事(主人公)と本庁刑事が、地下化していく巨大暴力団の若頭と繰り広げる熱い死闘を描いています。このシリーズに填った一番の原因は、主人公のマル暴刑事を取り囲む人物の熱い姿にあります。法を犯す人間にも関わらず、その熱い魂に<HOT HEART & HOT HEAD>の私が共鳴してしまうのです。新作『雨の狩人』では、その登場人物の過去をミステリアスに描いて読者を戸惑わせながら、やがて焦点が合ってくる展開が秀逸と言えます。とりわけこの狩人シリーズでは、大沢氏も意識して、今まで描かなかった熱い連中を登場させているように思えてなりません。  

     

 小説でも映画でも登場人物の熱さが感じられる物語に惹かれます。誰かのために、何かのために、必死で生きようとしている姿に感動してしまうです。

ここで私が想う<魂を揺さぶるHOTシネマ>を挙げてみます。

・「フレンチ・コネクション」

・「ゴッドファーザー」

・「レジェンド・オブ・フォール」

・「ブラザー・フッド」(韓国映画NO.1)

・「さらば、わが愛/覇王別姫」(中国映画NO.1)

・「タイフーン」

・「息もできない」

どの映画も非常に熱いのでヤケドしないようにご注意を!


「花子とアン」を見終えて

2014年09月28日 | Weblog

     

「真っ直ぐに見えていた道も、必ず曲がり角がやってくる。決して怯えることなく曲がってみたらきっと一番いいものに出会えるはず」吉高が演じる花子が何度もこのようなセリフを呟きます。「The best is yet to be」と通じる言葉です。
 朝ドラを一度も見たことがなかった私ですが、「花子とアン」にはとても填ってしまいました。何度も何度も泣かされました。こんなに泣かされたドラマも類がないほどです。花子には兄と二人の妹がいましたが、3人の人生は花子のような日の当たる人生ではありませんでした。61年間も生きてくると、この3人と同じように、何度も曲がり角を曲がりながらも、いくつかの危機をくぐり抜けてこられた<GOODLUCK>強く感じます。最も心に沁みたブラックバーン校長のスピーチをアップさせていただきます。

My girls!
Grow old along with me, the best is yet to be.

わたしの愛する生徒たちよ
我とともに老いよ 最上のものは なお後にきたる

If some decade later, 
you look back on your time with us here
and you feel that these were the happiest days of your life,
then i must say your education will have been a failure.

今から何十年後かに あなた方がこの学校生活を思い出して、
あの時代が一番幸せだった、楽しかったと 心の底から感じるのなら、
わたしはこの学校の教育が 失敗だったと言わなければなりません。

Life must improve as it takes its course.

Your youth you spend in preparation
because the best things are never in the past, but in the future.

人生は進歩です
若い時代は準備のときであり、
最上のものは過去にあるのではなく将来にあります

I hope that you pursue life,
and hold onto your hope and your dream
until the very end of the journey. 

旅路の最後まで
希望と理想を持ち続け 進んでいくものでありますように


「リスボンに誘われて」

2014年09月18日 | Weblog

  

  

 久し振りに連れ添いを誘って、シネマデート。観賞した映画は「リスボンに誘われて」です。先日日経の夕刊で読んだ<倦怠感と諦観>を見事に演じているというジェレミー・アイアンズを確かめたくなったのです。出演者が結構多彩で驚きました。特に久し振りにシャーロット・ランプリング(「地獄に堕ちた勇者ども」「評決」)の冷たくて鋭い視線を放つ演技にドキリとしました。彼女が出演した映画「愛の嵐」を思い出したからです。
 私たちは14:20の回を観賞したのですが、上映20分前に関わらず、空いてる席はなんと前列左の3つだけでした。1,100円のサービスデーとはいえ、映画の人気ぶりに驚きました。残りの一つの席ももすぐ横で並んでいた人に決まり、この回は全席満席となりました。

 

 さて、金曜日の日経夕刊では「リスボンに誘われて」は★★★★★を獲得していましたが、私的には★★★でした。何故なら<倦怠感と諦観>を醸し出す主人公(日経夕刊での表現ょとは正反対に、一度っきりの人生を<無常>と悟り、行動することに意味があるという私だけに、<退屈>(映画で中で別れた妻からそう言われていた)とは無縁で、共感するところが乏しかったためかもしれません。(苦笑)

 若い時は迫りつつある<死>など考えもしませんが、歳を重ねてくると自分の親や親友まで失っていきます。そのとき人はどうしても迫りつつある死を考えずにはいられなくなるものです。
 この映画のチラシのコピーには『すべてを投げ出して、どこか遠くへ行き、別の人生を始めてみたいと思ったことはありませんか? これは、誰もが一度ならずも願っては諦める“大人の夢”を実行した、ある男の物語』と書いていました。私は一度もそんなことを考えたことありませんがね… さて、あなたはどうでしょうか?

  

 

         


「時空館の百日紅」

2014年09月16日 | Weblog

   

   

  

  

  

    

  



 15日も14日ほどではありませんでしたが、天候は良好でした。車椅子生活ですが元気なKさんを誘って、閉館した海の時空館前に咲いている百日紅を見に行きました。施設からは車椅子を押しても5分で到着します。少し急な上り坂があるので、車椅子だけで来るのは困難な場所です。こんなに沢山の百日紅、しかも色とりどりの百日紅を見たのは初めてです。大和川の堤防沿いの公園で白い百日紅を発見したのは一ヶ月ほど前でしたが、まさかこんな近くにあるとは思いもしませんでした。

  

  

    

  

 竹箒で掃いたような雲、洗濯板のような薄い雲、昨日ゴルフ場でも見ましたが本当に秋を感じさせてくれます。連れ出したKさんは、海遊館の後方にあった鉄工所に勤めていたそうで、時空館そばに大きな建物が建設されているなあとしょっちゅう眺めていたそうです。まさか自分がその建物に入居するとは思いもしなかかったと楽しそうに話して下さいました。いつになく饒舌なKさんの笑顔を見られてとてもうれしくなりました。
 幼稚園の頃の私、どんな子供だったのか亡き母に尋ねたことがあります。母は笑顔でこんな話をしてくれました。「雨の日、みんなが幼稚園から帰る時、先生が傘を間違えないように一人ひとりに手渡してさよならするんだけど、いつのまにかあなたが『はい、○○ちゃん、傘ですよ、それではさようなら』と笑顔で先生の真似をして傘を渡していたそうですよ」私自身全く記憶に残っていませんでしたが、その話を聞いた時、幼い頃から人を喜ばすことが好きだったんだなあと思いました。職業にレストランというサービス業を選んだ私、実は幼稚園の頃の自分の延長線上にあるのだな、だからケツを割らないで全うできたんだなと思い当たりました。
 今日時空館の美しい百日紅、大型船が行き交う大阪港、海遊館を見ながら楽しそうに昔話をしてくれたKさんの笑顔を見ていると、ふと母から聞いた話を思い出しました。

                      (*南港の時空館は昨年3月末で閉館)

  


「堺CCのBクラスの月例参加」

2014年09月14日 | Weblog

   

   

  

 

 

 9月の月例ゴルフは最高の天候となりました。こんな素晴らしい天候でのゴルフはなかなか記憶にございません。先月は左手親指の突き指で、月例を欠場しました。今月も右手親指を同じ突き指で負傷しての出場ですが、ゴルフは左手ほど右手は重要ではなく、かえって力みがなくなりいいスイングができたように思います。メンバーはいつもエントリーして戴いているゴルフ猛者の岩○さん、今年定年退職してフルマラソンも参加したアスリートランナーこと○尾さん、そして今年3月まで長きに渡って本町で中華料理店を経営されていた麻生元総理にそっくりな名○さん、いつもの気のあった面々です。今日一番驚いたのは私より一回り以上年齢が違う岩○さんの素晴らしいティーショットと打ったら入るパターでした。前半はイマイチでしたが、後半の途中から突然蘇り、怒濤の3連続パーでホールアウトされたのには本当に驚かされました。

  

  

  

  

      (麻生元総理にそっくりでしよ!) 

    

   

      (バックの高い山は金剛山です)

   

  (ツルが羽を広げて飛んでいるように見えた雲) 

  

 岩○さん、ロングパットでパーを獲っても、私のように大声を上げるでもなく、紳士的な振る舞いにいつも脱帽していますが、今日は一段と笑顔が輝いていました。麻生元総理も今日は何度もロングパットが入り、これにも驚かされました。しかしショートパットがなかなか決まらず非常に残念でした。いつも一番口数が多いフルマラソンの○尾さんは、右足太ももの付け根の腱を痛めて医者通いされているにも関わらず45・42の87は、さすがと言うほかありません。

        

   (後半の3ホール目、ロングパットを決めてパーを獲った岩○さんの会心の笑顔)

  

   

(60歳を超えて堺CCで親しくなったとても気さくなメンバーの3名さん、これからも宜しくお願いしまーす!) 

 さて私の結果は、47,45の92という平凡なスコアでしたが、Rシャフトドライバーが好調で最後まで同じボールを使用できました。アイアンも引っかかり気味でしたが、とても感触が良くなってきました。駄目なのがパターでした。前半はワンパターも3度ありましたが、全体的にはノー感でした。竹のロングホールでティーショットをOBしてしまい、5打目にようやくグリーンにのせましたが、それからフォーパターをしてしまい計9打になってしまいました。また後半は何度も1.5mほどのパーパットを外したのが悔しかったです。パター合計18.17の35では80台は望めません。トホホ…。写真の中にツルが飛んでいるような形の雲があり、思わず見入ってしまいました。ゴルフ場での最高の天候とは今日のような日のことをいうのでしょう。