クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

11-08 No.5

2011年08月04日 15時35分26秒 | Weblog
<Seelenklang>
JEO 2 ¥2250
ブラームス:
大学祝典序曲 作品80、ハイドンの主題による変奏曲 作品56a、
交響曲第4番 ホ短調 作品98
ジャパン・エレクトロニック・オーケストラ(JEO)
[エレクトーン:岡田 良子 金澤 素子 芝崎 ひろ子 辻岡 緑 中田 みき]
野口 剛夫(指揮)(JEO音楽監督)
録音:2009年8月、2010年4月 ヤマハエレクトーンシティ渋谷
ピリオド楽器によるオーケストラが許されるなら、現代の最先端の楽器を使
ったオーケストラがあってもよい。ジャパン・エレクトロニック・オーケス
トラは、1999年の創立以来、マスコミにもたびたび取り上げられ話題となっ
ている。2010年に発売された、スッぺ:《軽騎兵》、シューベルト:《未完成》、
ベートーヴェン《運命》のアルバム(JEO 1)を聴いて驚愕した方も多いはずだ。
指揮者と4台の電子オルガン(ヤマハ=エレクトーン)奏者は、同じ総譜を見て
演奏する。最新のエレクトーンを用いていても、その音楽作りは、奇をてら
わず極めて正攻法。電子楽器に付きまとう冷徹な印象を全く払拭する、情熱
と緊張漂う演奏は音楽そのものを感じさせてくれる。今回の新譜はブラーム
ス・アルバムで、大学祝典序曲、ハイドンの主題による変奏曲、交響曲第4番
を収録。実際の演奏を聴いた人からは「目を閉じて聴くと、フルトヴェング
ラーやチェリビダッケの演奏を彷彿とさせる」というコメントも寄せられた。
それが本当かどうかは実際に聴いていただく以外にはないだろう。
-ジャパン・エレクトロニック・オーケストラ(JEO)について-
ジャパン・エレクトロニック・オーケストラ(JEO)は、エレクトーン4台のア
ンサンブルによる電子オーケストラです。JEO の基本編成は4人の電子オル
ガンです。4 人の電子オルガン奏者は、それぞれ主として高弦楽器、低弦楽
器、木管楽器、金管楽器を担当し、全員がオーケストラ・スコアを見ながら
演奏します。指揮者と同じ譜面を全員が見ることによって、作品全体への洞
察、他のメンバーの演奏への共感を高めることができ、演奏を精緻かつ有機
的なものにします。この現代の新しいオーケストラの響きを、ぜひ多くの人
に体験していただき、電子オーケストラのクラシック音楽への適応性と魅力
がいっそう理解いただけることを願っております。
(以上、野口 剛夫:JEO音楽監督)




<TRANSART>
TR 160 ¥1980
パウル・バドゥラ=スコダ/1965-83 ベスト・コンサート・ライヴ集
1. ラヴェル:水の戯れ(1974年3月)
2. ラヴェル:ソナチネ(1970年10月)
3. ラヴェル:夜のガスパール(1974年3月)
4. ラヴェル:トッカータ(クープランの墓より)(1974年3月)
5. ベルク:ソナタop.1(1983年プラハの春音楽祭ライヴ)
6. ショパン:ノクターン op.72-1 ホ短調(1974年3月、フィラデルフィア)
7. ショパン:練習曲ハ長調op.10-1(1974年3月、フィラデルフィア)
8. ショパン:練習曲イ短調op.10-2(1974年3月、フィラデルフィア)
9. ショパン:練習曲変イ長調op.10-10(1974年3月、フィラデルフィア)
10. ショパン:練習曲変ホ長調op.10-11(1965年3月、マディソン郡)
11. ショパン:練習曲ハ短調op.10-12「ハ短調」(1965年3月、マディソン郡)
12. ショパン:スケルツォ第3番(1965年3月、マディソン郡)
パウル・バドゥラ=スコダ(ピアノ)
バドゥラ=スコダが、1965年から1983年に行ったコンサートの中から自身で
選んだ「ベスト」の演奏会のライヴ録音集。1927年に生まれたスコダはラヴェ
ル(1875-1937)と同時代に生きているわけですが、ラヴェルを知ったのは1946
年、ジュネーヴのコンクールの課題曲だったといいます。結局このコンクー
ルでスコダは成果を上げることはできませんでしたが、その後ラヴェルを大
切に演奏するようになったと自身語っています。気品溢れるラヴェル独特の
世界が実に巧みに再現されています。ラヴェル、マルタンと並んでスコダが
最も愛する20世紀の作曲家が、アルバン・ベルク。無調と調性の間をさまよ
うような情熱的な半音階に満ちたベルクのソナタを熱く高貴に響かせます。
ショパンのスケルツォ第3番の最後のコーダのもっていきかたは圧巻。ショ
パンの練習曲の典雅で軽やかな世界も見事。人間味溢れるテクニックに酔い
しれる1枚です。




<Simax>
PSC 1222 ¥2280
ゲイル・トヴェイト(1908-1981):ノルディック・エディション-旅日記から
旅日記から(弦楽四重奏のための組曲形式の8楽章)
【地中海/アッピア街道/シチリア/トリポリ/シロッコ/エル・エスコリアル/
セビーリャ/サハラの星空】
バレエ「家の守り神」 作品184(Fl、Ob、Hrn、Hrpと弦楽四重奏のための)
七重奏曲(2つのVn、Va、Vc、ダブルベース、ObとHrnのための)
聖ヨハネの夕べ(2つのVn、Va、Vc、ダブルベース、コールアングレとHrnの
ための七重奏曲)
フラガリア・ヴェスカ
トール・ヨハン・ボーエン(Vn) イ・ヤン(Vn)ベネディクト・ロワイエ(Va)
ヨハンネス・マッテンス(Vc)
セシーリ・ローケン(Fl)クリスチャン・モッテンセン(ダブルベース) 
ヨハンナ・ノウシアイネン(Hrp)
ルーネ・ブルーダール(Hrn) 
ステフェン・ブリンドハイム(Ob、コールアングレ)
録音:2009年11月21日-22日ソフィエンベルグ教会(オスロ)(旅日記から)、
11月13日-15日ホフ教会(オストレ・トーテン、ノルウェー)
制作:トニー・ハリソン  録音:ジェフ・マイルズ
ゲイル・トヴェイトは、《ハルダンゲルの100の旋律》組曲やピアノ協奏曲
で知られる、20世紀ノルウェーを代表する作曲家のひとり。作品番号をもち
作品目録に記載された曲だけでも250曲を超すものの、1970年7月12日、彼が
自宅としていたハルダンゲルのトヴェイト農場を襲った火事により多くの楽
譜と手稿譜が失われてしまいました。近年、その音楽遺産を救うため、楽譜
の調査と発掘、ノルウェー国立音楽アカデミーの作曲クラスを中心とする復
元作業が行われてきました。このアルバム『旅日記から』では、世界初録音
の室内楽作品が4曲紹介されます。「弦楽四重奏のための組曲形式の8楽章」
の副題をもつ《旅日記から》は、地中海と周辺の国々の伝統音楽からもイン
スピレーションを得たとされ、トヴェイトが弦楽四重奏のために書いた現存
する唯一の作品です。楽譜が失われてしまった〈シロッコ〉は、トール・ヨ
ハン・ボーエンがラジオ放送の録音を基に復元した楽譜で演奏されています。
室内アンサンブルのために書かれたバレエ《家の守り神》は、ハルダンゲル
地方の民話に基づく作品。2曲の七重奏曲は、スンフィヨルド生まれの作家、
民謡歌手のヤーコブ・サンデの詩による歌曲、《一日が黄昏に向かう時》と
《聖ヨハネの夕べ》を弦楽器と木管楽器のために書き直した作品。イザイの
『弦楽のための三重奏曲集』(PSC1295)で国際的な評価を上げたヴァイオリ
ニスト、トール・ヨハン・ボーエンが創設した、オリジナル楽器によるアン
サンブル、フラガリア・ヴェスカ(オランダイチゴ属エゾヘビイチゴ/英名:
ワイルドストロベリー)の演奏です。




<Alba>
ABCD 329 ¥1980
冬のりんご- フィンランドのナショナルロマンティック合唱音楽
シベリウス:
舟の旅 作品18-3、恋するもの(作品14)JS160c、そこなわれた声 作品18-1
トイヴォ・クーラ:
舟歌 作品21-2、春の歌 作品11-7、黎明 作品11-3、
キャラヴァンの合唱 作品21-1、眠り、メロディ、りんごの木 作品11-1
アルマス・ヤルネフェルト:恋するものの道 、アルマス・マーサロ:子守歌 、
リカルド・ファルティン編:谷に咲くばら
レーヴィ・マデトヤ編:3つの民謡 作品57
【夏の夜わたしは森をとおり/炉から眠りが語りかける/ああ、早く夕闇が訪
れてくれれば】
パルムグレン:
子守歌、夏の夕べ 作品59b-1(編曲)、ぶらんこ、ポプラ、夜に糸を紡ぐ者、
悲しみ 作品16b-1、夏至、春のメロディ、春の風、春の蝶、ため息、海で
クレメッティ音楽大学室内合唱団
ヘイッキ・リーモラ(指)
テルットゥ・イソ=オヤ(S) トゥオマス・カタヤラ(T) 
ヨーセ・ヴァハソユリンキ(B)
録音:2010年6月19日-22日 
タンペレ・ホール、小講堂(タンペレ、フィンランド)
制作:ユッタ・セッピネン  録音:メッティ・ヘイノネン
19世紀と20世紀フィンランドの作曲家たちが作曲、編曲した「ナショナルロ
マンティック」な作風の合唱曲集。クレメッティ音楽大学室内合唱団は、
1959年、ハラルド・アンデシェンにより創設されました。合唱のプロフェッ
ショナルとレベルの高いアマチュアを広く国内から集め、毎夏、集中したリ
ハーサルが行われます。合唱団の目的のひとつは、新作と演奏機会の少ない
作品をプロモートすること。指揮者のヘイッキ・リーモラは、1999年から
2004年まで、みずから創設したタンペレ・フィルハーモニック合唱団の指揮
者を務めました。全27ページのブックレットにはトゥーラ・マンテュヤル
ヴィとヤーコ・マンテュヤルヴィによる作曲者、作詞者、曲の詳しい解説
(英語・フィンランド語)と歌詞の対訳が掲載されています。「見よ、わが魂
よ、われらが生の歓びのいかにもろく、はかなき」。コスケンニエミの詩を
テクストとしたトイヴォ・クーラの《黎明》は、フィンランド・ナショナル
ロマンティシズムの合唱音楽が要約された作品とも言われ、美しい音楽です。





<Pro Musica>
PPC 9063(SACD-Hybrid) ¥2680
電線と紐-ロルフ・ヴァリーン(1957-):
イメッラ(2009)(フィドルとアンサンブルのための)*
電線と紐の時代(2005)(アンサンブルのための)
ライナー・マリア・リルケの3つの詩(1994/2007)**
【愛の歌/栄光の仏陀/終わりに】
スサンナ・ルンデング(フィドル)* シリ・トリエセン(S)** 
ブード・シンフォニエッタ  
クリスチャン・エッゲン(指)
録音:2010年4月12日-15日 大スタジオ(ブード、ノルウェー)
制作:ロルフ・ヴァリーン  録音:ホーヴァル・クリステンセン
ノルウェーの作曲家ロルフ・ヴァリーン。クラリネット協奏曲(Aurora
ACD5002, ACD5011)で1998年の北欧音楽委員会(NOMUS)賞を受け、純粋な芸術
音楽を創作するかたわら、バレエ、演劇、視覚芸術など他分野のプロフェッ
ショナルとの共同作業にもインスピレーションにみちた作品を発表してきま
した。新しいアルバム『電線と紐』には、この「異なる世界」との出会いか
ら生まれた作品が3曲収録されています。《イメッラ》は「フィドルとアン
サンブルのための協奏曲」。「活力と率直な表現の民俗音楽と、広大で絶え
ず変化する音風景の旅に聴き手を誘うことのできる芸術音楽を結びつける」
という、ヴァリーンが抱いてきた夢を実現した作品です。ブード・シンフォ
ニエッタの委嘱を受け、スサンネ・ルンディングのために作曲されました。
「電線と紐の時代」は、フランスの現代音楽グループ、アンサンブル・コー
ト=サーキットの委嘱作。「われわれの世界とはまったく異なる世界を描く」
アメリカの作家ベン・マーカスの第1作「電線と紐の時代」(1995)から作品
名と8つの楽章の曲名を借用しています。「激しい感情と深い精神性が出会
った100年前の時代、その詩的世界に立ち戻り、当時の表現主義に音楽を彩
色させた」という《ライナー・マリア・リルケの3つの詩》。




<Biscoito Fino>
BC 273 ¥2080
ラフマニノフ:
(1)ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 作品18
(2)ピアノ協奏曲第4番 ト短調 作品40
アルナルド・コーエン(Pf)
(1)ジョン・ネシュリング(指)、(2)ヤン・パスカル・トルトゥリエ(指)
サンパウロ交響楽団
録音:(1)2008年4月、(2)2009年8月、ブラジル、サンパウロ
ブラジルのBiscoito Fino レーベルより、またも注目盤登場!BISレーベル
でもおなじみのサンパウロ交響楽団の新録音で、ブラジル生まれのピアニス
ト、アルナルド・コーエンをむかえた、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番
ハ短調 作品18(指揮はジョン・ネシュリング)そして、近年注目度が高まり
録音も増えつつある同じくラフマニノフのピアノ協奏曲第4番ト短調 作品40
(指揮は、サンパウロ響の首席指揮者に就任したヤン・パスカル・トルトゥリ
エ)です。アルナルド・コーエンは1972年のブゾーニ国際ピアノ・コンクール
の覇者で、ロンドン交響楽団、コンセルトヘボウ管弦楽団など世界の主要な
オーケストラと共演を重ねてきました。「非凡な才能」-BBC Magazine、
「最も才能に満ちたピアニスト」-ユーディ・メニューイン(ヴァイオリニス
ト)、と評され、現在ブラジルを代表するピアニストの一人です。第2番のコ
ンチェルトでは凛とした第1楽章、第2楽章の歌心のある美しいタッチ、そし
て煌めくような第3楽章と圧巻の演奏です。なおコーエンはBISレーベルにリ
ストのピアノ協奏曲集(BISSA 1530)、同じくリストのピアノ作品集(BIS 1253)
などをリリースしており、骨太で力強い演奏は非常に高い評価を得ています。

BC 274 ¥2080
チャイコフスキー:
(1)交響曲第5番 ホ短調 作品64
(2)交響幻想曲「テンペスト」 作品18
(1)ファビオ・メケッティ(指)、(2)ジョン・ネシュリング(指)
サンパウロ交響楽団
録音:2009年、サンパウロ
ブラジル生まれのファビオ・メケッティ指揮によるチャイコフスキーの交響
曲第5番とジョン・ネシュリング指揮による交響幻想曲「テンペスト」です。
メケッティは1993年にニュージャージー交響楽団の指揮でカーネギー・ホー
ルのデビューを果たし、その後スポケーン交響楽団(1993-2004)の音楽監督、
桂冠指揮者となり1999年からはジャクソンビル交響楽団の音楽監督をつとめ
ました。日本では広島交響楽団との共演経験があります。メケッティの硬派
な演奏は定評があり、また協奏曲ではヒラリー・ハーン、ギル・シャハム、
サラ・チャン、巨匠ムスチスラフ・ロストロポーヴィチ、アリシア・デ・ラ
ローチャなど、充実した共演陣との演奏経験を持ちます。ブラジル発のチャ
イコフスキーをお楽しみください。



<C-major>
70 7108(DVD-Video) ¥3500
82mm【コンサート66mm/ボーナス16mm】
言語:英語
UNIKO(ウニコ)
1.ATMOS 2.UTU 3.LIOUS 4.PLASMA 5.SARMA 6.KALMA 7.EMO 8.KAMALA
9.AVARA 10.SARMA
ボーナス:メイキング&インタビュー
キンモ・ポーヨー ネン(アコーディオン、声)
サムリ・コスミネン(エレクトロニック・パーカッション、サンプリング、
プログラミング)
クロノス・カルテット【デヴィッド・ハリントン(Vn)ジョン・シェルバ(Vn)
ハンク・ダット(Va)ジェフェリー・ツァイクラー(Vc)】
収録:2004年ヘルシンキ・フェスティヴァル、フィンランド
監督:クリス・ワイツ
フィンランドを代表するアコーディオン奏者キンモ・ポーヨー ネンと凄腕の
パーカッション奏者サムリ・コスミネンの2人が1年半かけて作曲した「UNIKO
(ウニコ)」のヘルシンキ・フェスティヴァルでの初演映像です。
キンモ・ポーヨー ネンはキング・クリムゾンのメンバーと組んだユニット
「クラスター」で2004年来日し、濃密なパフォーマンスを披露し日本のファ
ンを圧倒させました。「UNIKO(ウニコ)」は、アコーディオン、パーカショ
ン、ストリング・カルテット、声、そしてそれらを素材としてサンプリング、
プログラミングして創造した、まさに「プログレッシブ・ロック」のような
テイストを持ち、さらなる多様性と可能性を感じさせる電子音楽。クロノス
・カルテットの鋭い感性とエキサイティングな音楽世界、異才を放つキンモ
・ポーヨー ネンとアグレッシブなサムリ・コスミネンの新しい音楽への探
求心に溢れたジャンルを超えた作品。独特な緊張感と迫りくる恐怖心、そし
て聴き終えた後の刺激と何とも言えない清涼感が癖になります。舞台演出も
特殊照明と映像を駆使したもので、聴衆の感性を刺激する意欲的な内容。新
しい音楽が誕生する瞬間を目の当たりにする興奮の映像作品です。

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