クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

22-04 No.1

2022年04月02日 17時03分57秒 | Weblog
★ダイレクト・トランスファー CD-R 2022年4月新譜 4点発売★
発売予定:2022年4月下旬発売予定 価格:各1枚 ¥800(税込み)
※セット販売ではありません。1枚づつお申し込みいただけます。

78CDR-3865
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第7番変ロ長調 作品97「大公」
アルトゥール・ルービンシュタイン(ピアノ)
ヤッシャ・ハイフェッツ(ヴァイオリン)
エマヌエル・フォイアマン(チェロ)
米 RCA VICTOR 11-8482/86
1941年9月12日&13日ニューヨーク録音
「百万ドル・トリオ」と呼ばれたこのトリオの代表作。日米開戦の3カ月前にニュ
ーヨークで録音された。ピアノのアルトゥール・ルービンシュタイン(1887-1982)
はポーランド出身。20世紀を代表するピアニストの一人。前半生をヨーロッパで、
後半生はアメリカで活躍した。演奏家キャリアは80年以上。ヴァイオリンのヤッ
シャ・ハイフェッツ(1901-1987)は旧ロシア帝国のヴィリナ生まれ。 3歳でヴァ
イオリンをはじめ、1910年にサンクトペテルブルク音楽院に入学し、名ヴァイオ
リン教師レオポルド・アウアー(1845-1930)に師事した。第1次世界大戦(1914-
1918)中に一家でアメリカに渡り、1925年にアメリカの市民権を得た。その後大
ヴァイオリニストとして君臨した。チェロのエマヌエル・フォイアマン(1902-
1942)はウクライナのコロミア生まれ。ライプツィヒの音楽院で名教授ユリウス
・クリンゲル(1859-1933)に師事した。ナチスを逃れて一時スイスに居を構えた
が1938年アメリカに移住した。フィラデルフィアのカーティス音楽院で教える一
方、上記の二人とのトリオで活躍したが、1942年に40歳の若さでニューヨークで
死去した。
復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用MC
型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1DSD録音機を使用した。

78CDR-3866
ブラームス
ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調作品108
パウル・コハンスキ(ヴァイオリン)
アルトゥール・ルービンシュタイン(ピアノ)
日VICTOR JD-41/3 (英HMV DB17828/30と同一録音)
1932年6月15日ロンドン、小クイーンズ・ホール録音
パウル・コハンスキ(1887-1934)は 7歳の時ウクライナのオデッサで、レオポルド
・アウアー門下のエミル・ムウィナルスキに師事。1898年ムウィナルスキはワル
シャワに行き、1901年ワルシャワ・フィルハーモニーを創設すると、14歳のコハン
スキをコンサートマスターに任命した。その後コハンスキはワルシャワの上流階級
の支援をうけブリュッセルの王立音楽院に留学、4年後に首席で卒業した。ほどな
くポーランド出身の大ピアニスト、アルトゥール・ルービンシュタイン(1887-1982)
と出会い、ロンドン、ニューヨークにデビュー、1924年から没年までジュリアード
音楽院で教鞭をとりながら演奏活動を続け、1934年に癌のため死去した。享年47歳。
原盤番号の末尾の卍印はEMIのアラン・ブラムレイン(1903-1942)が開発した新型
カッターを採用した録音の印で、程なく□印に変わった。
復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用MC
型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1DSD録音機を使用した。

78CDR-3867
モーツァルト:
ピアノ・ソナタ第5番ト長調 K.283
ピアノ・ソナタ第18番ニ長調 K.576
クラウディオ・アラウ(ピアノ)
加 VICTOR 18279/81
1941年2月20-27日ニューヨーク、VICTOR Studios - Studio No.2録音
クラウディオ・アラウ(1903-1991)は南米チリ出身のピアニスト。1911年チリ政府
の援助でドイツに留学。ベルリンのシュテルン音楽院で大作曲家でピアニストのフ
ランツ・リスト(1811-1886)の最後の弟子だったマルティン・クラウゼ(1853-1911)
に師事した。1914年ベルリン・デビュー。1925年母校シュテルン音楽院の教授に就
任した。1935年からベルリンでバッハとモーツァルトのクラヴィーア曲全曲演奏会
を開いた。1941年にカーネギー・ホールにデビュー。本拠をアメリカに移し、
VICTORに録音を始めた。これはその最初期のもの。その後アメリカCOLUMBIA(1940-
1950)、英EMI(1950年代)、オランダPHILIPS CLASSICS(1960年代-1980年代)に多く
の録音を残した。Track⑤で終結部が音の途中で切れているのは原盤通り。演奏時
間が規定より長かったため録音エンジニアが最終音の途中でリードアウトを作成し
たため。
復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用MC
型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1DSD録音機を使用した。

78CDR-3868
モーツァルト:交響曲第40番ト短調 K.550
フレデリック・ストック指揮
シカゴ交響楽団
米 VICTROLA 7394/96
1930年12月22日シカゴ、220Sミシガン・アヴェニュ、オーケストラ・ホール録音
フレデリック・ストック(1872-1942)はドイツ出身のアメリカの指揮者。軍楽隊長
だった父親から初期の音楽教育を受け、13歳でケルン音楽院のヴァイオリン科に入
る。1890年に卒業しケルン市立管弦楽団のヴァイオリン奏者になった。1895年アメ
リカのシカゴ交響楽団員候補者を見つけるためにドイツ訪問中のドイツ人指揮者セ
オドア・トマス(1835-1905)に出会い、オーディションの結果シカゴ交響楽団の
ヴィオラ奏者に選ばれた。渡米後指揮者としての才能を認められ、1899年に准指揮
者に昇格。1905年にトマスが急逝するとシカゴ交響楽団の音楽監督の地位を引き継
いだ。1911年シカゴ交響楽団の終身音楽監督になった。録音は1916年にColumbiaに、
その後Victorにも録音をした。シカゴ交響楽団におけるストックの任期(37年間)は
オーマンディのフィラデルフィア管弦楽団と並んでアメリカ人指揮者の最長記録。
今や忘れられた名指揮者フレデリック・ストックの演奏を是非楽しんでいただきた
い。
復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用MC
型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1DSD録音機を使用した。
この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 22-03 No.1 | トップ | 22-05 No.1 »

Weblog」カテゴリの最新記事