暮らしの一コマ日記

忙しく過ぎ去る時間に、チョット立ち止まってまわりをみつめる一コマの写真日記

同期会in京都 5

2012-06-02 22:13:42 | Weblog
桂離宮の参観です。桂離宮は17世紀始めから造営され修学院よりも早いです。
庭や建物はさまざまな技法で造られています。


スタートはこの土橋を渡ってきましたが、この土橋と道路とは直線ではなく少し曲がっているとか。
でも何の為だったか 忘れました~


あちらこちらに灯籠が置かれています。それぞれ意味と目的、デザインが異なり面白いです。
これも灯が漏れる窓が丸、四角です。


松琴亭という茶室です。このような小さな素朴なしかも風雅な建物が至るところに建てられており
美しい庭に溶け合って それこそ日本の美ですね。


茶室に至る途中の池です。州浜と言われ、池に突き出した岬の灯台に見立てた灯籠、
奥の天の橋立。


顔をクシャクシャにして、顔中の筋肉を動かしながら楽しませてくれたガイドさんです。
土橋の端の苔がとても美しく手入れされています。


月明かりで蛍が飛んでいるように見えるという 灯籠です。窓が三角です。
この三角に秘密がありそうです。屋根に苔が生えて美しい形の灯籠です。


書院です。以前は中も見学できたようでしたが、今は外観だけです。
TVでここでの観月の様子とか この書院がよく映されますね。


ここでは苔が大事にされている為 地面の上はあるけません。石畳の上を歩くのですが
所々にはデザインされた敷石が残されています。
これは「真、行、草」の行の敷石です。


この建物も月を見るための建物です。
窓がまるで額縁のようです。先には田植えされた田んぼがあるんですけどね。


こちらの敷石は「真」の敷石です。角っぽい石の組み合わせがそうなんですね。
建物に「真、行、草」があるそうですが、敷石にもあるんですね~


スタート地点、最初に渡った土橋に出て来ました。
池の回りに点在する建物に寄りながら、池を一周しました。少々疲れました~
日本の美の技術を集約したような離宮です。大事に保存してもらいたいものです。

楽しい京都も終りました。 
当分機嫌よく元気に過ごすことができそうです~
次の同期会ではまた皆元気でお会いしたいものです。