“当たり前のこと” が、“有難いこと” と気がつく

今年も、
奈良の国立博物館で、
『正倉院展』が開催されている。

15年以上前、
夫と行ったことがあった。

10月28日付の読売新聞『編集手帳』に、
初めて正倉院の調査に入った時のことが書いてあった。📝

明治5年、
『壬申検査』と称され、
寺社や旧家のお宝を確認し、
記録することが行われた、らしい。

名古屋や伊勢、
京都をめぐり、終点の奈良で、
正倉院を開封する。

「不細工で取るに足らない」
そう思い込んでいた、千有余年の古物の素晴らしさに、
「一同驚き騒ぎ、市場のような喧騒だった」
中央新書『正倉院』に、そうあるそうだ。 📖

正倉院の宝物といえば、
誰も知っている “お宝” なのだが、
明治のその時までは、
一般庶民には、お目にかかれなかったどころか、
どんな物があるのかさえも、わからなかったのだ。

今は、国宝として、
帝のものも、貴族のものも、
鑑賞することができる。

有難いことだったのだ、
と、気付く。

人類の進歩、とは、
科学の進歩のみではないか？
と、思う。

技術、芸術的な面は、
手間暇かけられただけ、
お金に糸目をつけなかった為、
権力者が作らせた方が、
素晴らしいものが多い、と思う。

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人間ドックの結果報告

正式な報告書はもらっていないが、
検査の終わりに、『生活指導』があった。
そこで、
体重が減っていますが、ダイエットですか？
えぇ、ちょっと・・・
中性脂肪とコレステロールが気になりまして。

中性脂肪は、バッチリ。👍
コレステロールは、まだ “注意レベル” を脱していなかった。

が、
指導員さんが、
素晴らしいです！
60を越したら、脂質はなかなか落ちないものです。

大いに褒められた。