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日々のあれこれ

現在は仕事に関わること以外の日々の「あれこれ」を綴っております♪
ここ数年は 主に楽器演奏🎹🎻🎸と読書📚

雪と珊瑚と 梨木香歩

2023-01-29 17:33:17 | 読書

 

「西の魔女が死んだ」が代表作です。彼女の作品はどれも、絶望の中にも希望の灯を感じられる点が好きです。 

どんなに主人公がしんどくても、必ず誰かが見守っていてくれる。 珊瑚とは、主人公の名前で、雪は生まれたばかりの娘。 二人を救ったのが、くらら、という 「赤ちゃん預かります」という看板を自宅に出していた女性なんですね。

西の魔女…ではなく、一軒家の修道女⁉

よしもとばなな作品同様、「生きることは、食べること。美味しいものを 誰かと一緒に分け合って食べる。それだけで人は心が温かくなり、生きていけるのだ」ということ。

是非、お読み下さいませ。今の時代に必要な良書です。👍

 

他に、朝ドラにちなんで 旅客機の操縦士日記なる本を借りて読みました。『舞い上がれ』で観ているので分かりやすかったです。著者はJALのパイロットでした。すでに返却したのですが…写真を撮りそこなってしまいました。

『機長たちのコックピット日記』日本航空編 でした! 貸し出し票に書かれてあった!

 

今年15冊、昨年からの通算で237冊

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すべての雲は銀の…上下巻 村山由佳

2023-01-23 00:56:17 | 読書

良書です‼

人生につまずいた経験が全く無い人なんて居ないと思います。

主人公は兄に恋人を寝取られ、失意のまま友人に誘われ長野県のスキー場宿へアルバイトへ出かけ…そのまま居つくのですね。 大自然の中で、動物たちの世話をし、畑を耕し、地域の人々と関わりを持つ中で、少しずつ自分の居場所となっていく…

そこで関わる人々もまた、それぞれに深刻な悩みや過去を抱えている訳です。

先に著者のエッセイを読んだばかりだったので、作中、ロバを買う!なんて話を読むと、「あぁ、実際に馬を飼ってたものなぁ。自然の中で自給自足の生活をしていた経験が活かされた小説だなぁ」と思う。

庭仕事をしたり、夏場の草取りは蚊に刺されるし嫌だけど、土いじりって、確かに心や身体の異変を正常に戻す作用がある気がします。

学校へ行けなくなってしまった小学生の女の子が駆けこんで来たり、鶏の卵を数えたり、雄鶏に蹴られたり… 学校へ行こうとすると体調が悪くなる子も、農場では元気に3歳児の面倒を見たり。 

学校なんて 行かなくったっていいじゃない! こうした体験から多くを学べるのだから、、、と思いながら読み進め… ラストの方は、あ~~やはり村山由佳!と思う場面がありましたが、まぁ、そこは置いておき…。

今の時代に読むべき一冊かも…しれません~

 

お次は、『能・狂言』 現代語訳をしたのは別役実 谷川俊太郎

能と狂言の歴史については、井沢元彦さんの『逆説の日本史シリーズ』にも書かれていましたっけ。 能は庶民も楽しむもの、秀吉と家康は特に自らも能を演じていたとか。面を使うので、歌舞伎ほどには難しくなく、(表情を作る必要がないため)能の舞台観賞のみならず、演じることを趣味としていた武将もいた訳ですね。 ちょっと怖い話が多い能に対し、狂言は笑い話が殆ど。繰り返しも多く、お決まりのパターンだと知っていて楽しむ、まるで毎週観ていたドリフターズのコントのようです。

 

最後に『古事記』上下巻

5年くらい前だったでしょうか~ 古典の古事記を読もうと、解説付きではありましたが図書館で借りたことがありました。でも挫折! 今回は里中満智子さんによる漫画で描かれた古事記です。

ギリシャ神話にとても似た話も多く、日本という国の成り立ちを神話で綴った、実は面白い内容だったのだなぁと。上巻は、貪欲な神様たちが登場。人がよいと、騙し討ちに合う点も、今とさほど変わらない気がします。ほんと、色々な神様たちがいます。覚えられない… 名前も長くて…

ところで、神様は永遠の命であったのに、何故、神の子孫である天皇は、人のように死を迎えることになったのか? それは、

「妹の他に、姉も一緒に嫁がせよう」という、とある神様の申し出を これまた、とある神様が断ったから。

妹は美しく、姉は醜かった。 そこで醜い姉を里へ帰したら、

「長女こそ、永遠の命を意味する石の神だった。それを断ったのだから、其方はいつか必ず人のように死を迎えるだろう!」という訳。 へぇ~~~ 面白いなぁ~~~

なんというか、「ブスはいや!」という当時の人々の男性価値観がとてもよく反映されているシーンではないでしょうか。人の心の動きなどが感じられ、酷いなぁ~と思いつつも、現代とさほど変わらないのね、古来人の心…と思ってしまう。淡々と歴史を綴ったであろう日本書紀よりは、ずっと面白いでしょうね。🤭 ちなみに日本書紀も挫折した人です。💦 

ヤマトタケルノミコトの話など、武勇伝だけど、父親から遠ざけられ、愛情を受けて育たなかった人という意味で、ちょっと哀しい… ここも印象的でした。

(今年13冊。 そして235冊 Since 2022)

 

 

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晴れ ときどき猫背 そして、もみじへ 村山由佳

2023-01-15 18:21:50 | 読書

 

 生まれた時から猫がいて、その猫亡き後も、小学生3年の時に迷い込んできた三毛猫がお産。4匹の子猫の内、一匹とは高校2年の冬まで共に暮らした自分にとって、このエッセイは心温まる内容でした。野生児を感じさせる親と子の 親離れ…というものは、自分の猫の間にはありませんでしたが… 

 村山由佳さんの元夫、自然に囲まれた私生活等も初めて知る事ばかりで (当たり前か!)興味深いエッセイでした。

 

 とうとう、最後まで読んでもハリセンボンは出て来なかったぞ! 

あとがきになって、ようやく…❣🤭

 子供の頃、「嘘ついたら、ハリセンボンの~ます! 指切った!」

裁縫用の針を千本、飲まされるのか!?と勘違いしていた子供でした。

ハリセンボンって、威嚇すると針が立つらしいですが、それほど尖った針ではなく、逆に人間の手には簡単に捕まえやすくなるのですね。

市場に出される時は、丸裸にされて、(針を抜かれて)並べられるというお気の毒な…

だから、逆襲かぁ、と納得!

 

 いきなり名古屋飯巡りから始まり、味噌うどん。。。食べたい! グルメに♨ 旅好き著者による、「仕事で旅も趣味の内」って言ってないけど、そういう声が行間から聴こえてきそうな文章を綴るフリーライター、椎名誠氏って、面白い方ですね。 

まだまだコロナ禍で旅が出来ない今、本を読んで旅気分~ 気楽に手にとって読める点も良いです。

 

(今年に入って計8冊。2022年から通すと230冊🤩)

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蒼穹の昴 全4巻 浅田次郎

2023-01-15 17:26:27 | 読書

 

 

 

 

 まずは井沢元彦さんの著書、『逆説の日本史』シリーズの日清戦争編と、黄砂の籠城 松岡圭祐

更には 黄砂の進撃 松岡圭祐 

これらを読んでから 『蒼穹の昴』を読むと、より良く理解できる気がしました。過去に読んだ本にも登場した人々が物語の中で動きまわっている… 春児は創作上の人物なのかな、と思うのですが、(真相は分かりません~)彼のような立場で西太后に仕える者も実際いたのだろうな、と…。

清国の立場で描かれた歴史、大河ドラマといった感じですが、日本人ジャーナリストや伊藤博文も、そのままのイメージで登場。

『死ぬまでに読みたい100冊』の中で取り上げられていたので年末に借りた著書ですが、その言葉通り、読んでおいて良かったと感じました。壮大すぎて、本をすでに返却した今、どこをどう語ったらよいものか… 機会があれば、実態に手に取ってお読み下さいませ。

 

(コメント欄、閉じています)

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恋する伊勢物語 俵万智 

2023-01-15 16:22:20 | 読書

 

図書館が裏表紙にシールを貼っているため、文字が見えず残念! 確か、伊勢物語は高校でも習った記憶があるのですが、平安貴族の恋愛事情がこんなに盛沢山だったとは! サラダ記念日以前は高校の教師をしていた著者による、伊勢物語の分かりやすい解説書であり、現代語訳でもある! 実は、私が昨年から読み始めた古典の現代語訳シリーズで、著者が伊勢物語を現代語訳していることは知っていました。 なので、あのシリーズの本とセットで読もうと思っていたのですが、貸出中だったのですね、きっと。以前は見かけていたので。 借りられずに、こちらを単独で先に読みました。 高校時代、参考書のように傍にあったら良かったなぁ~という一冊。特に高校生にお勧めの書。

 

現代の恋愛なら、こちらの女性作家におまかせ👍

林真理子さんの短編小説集です。これは傑作揃い!

表題作よりも、トップバッターの父親目線で描かれた短編が良かった!

娘も嫁も手伝わない庭いじりをひたすら続ける父親。

不倫の末、相手の男性と結ばれることになった次女。

そんな次女を応援する嫁。

長女は大学卒業と同時に結婚。

もう少し稼いでから結婚してもよいものを… 父親って何なんだ?

そんな心の内が描かれる。

女性目線が多い著者だけに、逆に新鮮に思えた一遍でした🤩

 

(コメント欄は閉じておきます)

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「常識」の日本史 著:井沢元彦

2022-12-30 06:47:59 | 読書

 今年最後に読んだ本は…ジャジャジャジャーン!

昨年、今年と読みに読みまくった井沢元彦さんの「常識」の日本史。

逆説の日本史シリーズの感想、まとめの方で詳しく過去にも書きましたが…

こちらの本では、以下の重要項目が更にピックアップされ、分かりやすく解説されていました。

例えば、「聖徳太子はなぜ憲法十七条を制定したのか」

日本人気質といえますが、答えは、「一人のリーダーが物事を決めることを極端に嫌う、話し合い主義、だから」

他の言葉でいうと、根回し主義、とも言えます。会議は形だけ。事前に関係者とコンタクトを取り、大方の了解を得るのが常識とされる、よって、当日の会議で 疑問をぶつけたり、意見を誰かが述べることを嫌う、、、 そういう体験を結構、してきた人なので💦

井沢さんが言うように、「談合が生まれやすい」 その通り!

 

この日本人気質といえる、世界でも珍しい、「話し合い主義」は、日本が一神教ではないため、1つの神様が絶対的に正しい、有無をいわせず、という考えが殆どないということも根底にあるだろうと。 これも井沢さんに賛成。 一神教同士が宗教を語れば喧嘩になり、争い、戦争の始まりに… 塩野七生さんの著書、十字軍物語が主にそのことを証明してくれています。

 

ただ、これが日本には全く無かったわけではない、それが、「織田信長は宗教弾圧者か」という問いになります。 違います。弾圧者どころか、坊主が武器を放棄し、寺同士の闘争をやめさせた人、それが織田信長。

寺の坊主は最強の軍隊だったのですが、

【武装解除すれば、】自由な布教を許している! 比叡山延暦寺焼き討ちばかりがクローズアップされますが、最初に焼き討ちをしたのは比叡山の方、だということは歴史で殆ど語られずにきました。学校教育も大河ドラマも。 

お寺の坊主の丸腰は、当たり前!という状況を作ったのは、織田信長。 それ以前の…例えば、武蔵坊弁慶が良い例ですが、武器を持って、武士より強かったくらいですよね。

楽市・楽座の導入で、経済を活性化させ、庶民の暮らしが良くなった… それまで寺が経済を牛耳っていたため、比叡山延暦寺などは激しく反発。織田信長の 「武装解除しなければ、焼き討ちするぞ」という警告を無視。 その結果があれ… 「話し合い主義」の日本は、「強いリーダーシップ」がある織田信長などを嫌い、誤解されることが多い武将ですが、経済、文化の発展、新しいシステム作り、政治家としての手腕も優れていたのだなぁと、子供のころに抱いていた怖い人、というイメージが抜けました。 (数々の大河ドラマの影響です)

 

井沢さんが、この著書を通じて最も言いたかったことは、歴史学の権威、と呼ばれる先生方は、「日本書紀」など、いわゆる正史、と呼ばれる政府見解の歴史書のみが正しい、という考え方の人が多い。 現代でいえば、自民党が発表することがすべて正しく、海苔弁当のような書面(隠ぺい)は過去の歴史であり得なかった、とでもいうのか?と。(井沢さんは、こんな表現はしておりませんが)

昨夜のNHKスペシャル、第一部、『NHKスペシャル未解決事件・松本清張と帝銀事件 第1部ドラマ 事件と清張の闘い』

ここでは、事件に関与した元日本陸軍とGHQの存在が明らかになっていきます。公式発表だけが事実ではない、或いは真実は隠されていた、過去も現在もずっとあることです。「正史だけが正しい」とする日本の歴史家(すべてではありません、勿論)にとっての「常識」こそが「非常識」。研究、研究で 人との関わりが一般人より少なく、狭い世界で生きているので、人としての「常識」が備わっていないということです。

 
さて、『帝銀事件』ですが、生まれて初めて、このような事件が過去にあったことを知りました。
観ていない方は是非、見逃し配信で観れますので、(ネット上で簡単な入力をすれば、すぐ見れます) 今夜、第二部が放送されますが、その前に一部のドラマをどうぞ
 
以下は、NHKから抜粋
 
12/29(木) 午後9:00-午後10:29
配信期限 :1/5(木) 午後10:29 まで

1957年、「点と線」や「眼の壁」など次々とヒット作を手がけ日本中に名を轟かせ始めていた松本清張(大沢たかお)。次なる題材として注目していたのが12人が毒殺された「帝銀事件」だった。逮捕された画家・平沢貞通(榎木孝明)は真犯人ではないと疑いを抱いた清張は、文藝春秋編集長の田川博一(要潤)と共に独自に取材を開始。やがて警察が軍関係者を追っていた事実を突き止め、事件の底知れぬ闇へと分け入っていく―。

 

ここまで~ 何だか久々に文章を書いた気がする!(苦笑)

今年の読書数は、222冊! 

分かりやすい数字となりました。

毎年、150冊は最低読んでいる筈ですが、きちんとカウントし、読み終えたすべての本についてブログに記載したのは初めてでした。

 

自分にとっての 今年の漢字を上げるとすれば… 

充実の 「充」です。

今年前半はウクレレも結構、弾けるようになりましたし、4月からはオタマトーン、おたま歌舞伎くん。そしてラスト2か月はヴァイオリン。昨年まで約120名だった、ユーチューブの登録者数も、なんと現在、322名! 一年で約200名、増えました。 (日々、増えたり減ったりですが💦) 有難いことです。

ラジオビジネス英語も9月までほぼ視聴出来ました。(10月からは4月~9月放送分の再放送)

自分が二十歳の頃に抱いていた50過ぎとなった、未来のオバサンのイメージとはかけ離れた自分…

まさか、この年齢で次々と新しいことにチャレンジできる、何かを学べる、そんな53歳はイメージ出来ませんでした。 良い意味での裏切り!

健康でいれば、来年は 充実をさらに 実らせることが出来るかなぁ…と。「実」にしたいものです。ここ数年は、資格試験に挑戦していないため、来年は英検1級を久々に受験したいと思います。

 

ただ…年賀状の絵だけ描いたまま放置しており、あて名書きがまだです。 元旦には届きませんので~~ 何もかも順調、とはいかないのが人生です。

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『男と女のキビダンゴ』『死ぬほど好き』著:林真理子

2022-12-25 16:23:35 | 読書

 

 

 

林真理子さんの小説2冊を雪が降る中… 読み終えました。いや~ 寒くて震えて、バスが来るのが待ち遠しい…バスが来たけれど、職場に到着するまで1時間10分❣ 自家用車なら15分の距離なのに… 久々に雪道を歩きました。早朝に。いつもより30分早く自宅を出たにもかかわらず、到着した時刻をみてΣ( ̄ロ ̄lll)ガーン❣ まぁ、ほぼ全員、その日は5分、10分遅刻でしたが。普段は車の人がバスを利用した結果…です。運休にならず、動いてくれただけ助かりました!西鉄バスさん、🚐ありがとうございました🤩

 

昼休みと移動時間を利用して読み終えた、「女って怖い」「したたか」「男も計算高い、しかし女性も負けていない」そんなショートストーリーの数々。お若い方には まだ早すぎますので、くれぐれも10代で読まないように… 自分にだって刺激が強すぎた!

詳細については書きませんので~ 裏表紙だけで、大方、予想は出来るかと…

 

あと1冊で220冊、と前回、書きましたが、221冊となりました。

皆さん、きっと多忙だと思いますので、コメント欄は閉じておきます~ 

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『つながる読書術』 著:日垣隆 『眉山』 著:さだまさし 他

2022-12-18 23:43:44 | 読書

 

共に読書のすすめ、ですが、書いてあることが正反対の箇所があり、興味深いです。

まさに読書は多面的に‼ってことですねぇ。

例えば、旅先で本を読む場合。一人は(日垣氏)イタリアを旅した際は、ホテルでイタリア関係の本を読むことをお勧め。 もうお一人の多読術の著者は、「オーストラリアでヨーロッパの本を読むと面白い」といった趣旨のことをいう。 私は前者ですが…

また、一人は(日垣氏)新刊の他、古典を読むと学ぶことが多い、何百年に渡り読み継がれてきただけに…といい、もうお一人は 一日に200冊を越える新刊が出ている現代、古典は読む必要はない、小説も読まない、という。 こちらも私は前者です。 

どちらの著者も、お勧めの本を掲載していますが、共通の書もありました。

自分が過去に読んだ本もありましたよ~

例えば、宮部みゆきさんの『火車』

これは今年、読んだばかり!

他にも塩野七生さんの『ローマ人の物語』特にルビコン以前・以後 カエサル登場の2巻ですね。これらも全巻読み終えています。

まだ読んだことが無い本の中で、浅田次郎さんの著書が気になったので、先週、借りてきました。清国が舞台の歴史小説で、全4巻!これは期待大!

 

さだまさしさんの本は、『風に立つライオン』以来、2冊目。

舞台は四国、徳島。私生児として生まれ育った30代の女性が主人公。癌を宣告された母と娘の小説です。面倒見がよく、若者の為だと思えば遠慮なくズバズバ言う。そんな母の生き様を娘の目を通して描いており、ラストは特に泣けました… 言わないけど。

この小説を題材にした歌って、あるのかな? さださんの曲をすべて知ってる訳ではないので、ふと、そんな疑問が浮かびました。

こちらはタイトル通り、歴代の朝ドラについて語っています。「おひさま」「こころ」同じ脚本家さんだったのか~道理で、どちらもお気に入り💕な筈だ~と新たな発見も。

 

こちらは 恩田陸さんの脚本‼ 小説ではなく、舞台の脚本も書かれていたとは~ 知らなかった!

物語は、なんとも不思議な設定でして、しかも登場人物の名前が 山田さん、鈴木さん、などありふれすぎて、逆に誰が誰か把握しづらかったです。

 

こちらは、小説でもすでに読んでいる『シアター』の脚本! 作者は大好きな有川浩さん!

小説同様、とても楽しめました。 分かりやすいストーリー展開は流石! 

映画界のお話でした。 優秀なスタッフを雇うなら、日本人、、、なのだそうです。 日本のアニメなどにもアンテナを張っているハリウッドの事情などなど。

最後に 和田アキ子さんの『大人の叱り方』

なんだか胸がスカッとしますね~ 日頃から思っていたことをズバッと言ってくれる!

例えば、「洗面所を使った後は、髪の毛を拾って捨てろ! 詰まるだろ!」など。 公共の女子トイレは男には見せられないほど汚い! あれを観たら幻滅。恋も冷めるだろう、とかね。 私もいつも思いますもん。 トイレと洗面台を見せてもらい、結婚するかしないか決めた方が良いよ!🙄 あと玄関も。玄関を見ただけで、大方、家の中の様子が分かるものです。

 

...と、ここまで合計8冊。読んでいたけれど、なかなかこの一週間は特に多忙で記事に書く時間が取れなかったため、まとめて書きました。 年賀状もまだ一枚も書いていないよぉ!

今年、212冊~219冊。あと1冊でジャスト220冊かぁ。

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Somewhere over the rainbow

2022-11-30 01:28:30 | 読書

Somewhere over the rainbow

コラボ予定の 『虹の彼方へ』 取り合えず、初めて弾いてみましたバージョン🎵

いきなりでも、結構、弾けるもんだなぁ。ウクレレは久々でした~(撮影は3日前)

⚽ドイツで歓喜、コスタリカ戦で😨 勝てる試合だっただけに惜しい… スペイン戦、頑張れ~✋

日曜日は、ECCジュニア研修(幼児)改訂版教材の課題をやりました。

昨日は半分眠りながら絵手紙を描きました。2枚。

その他、読書記録~( ..)φメモメモ

 

すでに最終回となりましたが、NHK夜ドラで放送されたドラマの原作。イノッチ主演でしたね~

一部、原作とドラマは違いますが、それが普通ですし、違和感なかったです。

 

群ようこ 「三味線ざんまい」エッセイです。

著者は幼き頃より、ピアノ、エレクトーンを高校まで習い、発表会にも出ていた!

音楽は5で得意。 しかし、声が低音で歌うのは苦手。

そんな著者が40代で、あくまで趣味として三味線を習いに行ったは良かったが、

「小唄を歌えなければ、三味線は弾けません」

1か月、楽譜もない小唄を師匠に合わせて練習~~💦

やっと三味線を弾ける~~となったは良かったが、

「調弦が出来ない~~~」

「絶対音感が無いと悟った」

なんか… ここまで、自分の🎻体験に似てるなぁと。

確かに、調弦、、、すぐ狂うし、自力では不可能に近いっ!

毎回、「半音ずれてます」だもんなぁ。 チューナーがないと、出来ないという自信はあります。今のところ 😨

しかし、2年で名取にまでなったというから、驚き! やはり音楽的センスがあったのでしょうね。キャリアが違うわ、キャリアが!

この本は、とみのん先生を思い出しながら読みました。なにせ経歴が似ている!

 

井沢元彦 「日本史の授業2 天皇論」

以前、1を読んでいたので、今回は2を~

これまでに逆説の日本史シリーズを読んだ人にとっては、復習まとめ。って感じです。

天皇家の子孫は恐らく、朝鮮半島からやってきて、大和朝廷を… 出雲大社に祀られているのは、元々日本にいた土着の縄文人で、朝鮮半島からやって来たのが弥生人ではないだろうかという仮説あり。 興味深いです。

 

祖母が使っていたから自然と覚えた!という表現のなんと多いこと!

目次をお見せしましょう~ いくつご存知ですか? 恐らく殆どではなかろうかと…

   これらは、ほんの一部です。

「彼女に首ったけ」なんて、漫画のタイトルにあったなぁ。今は死語なんですかね?

祖母が使っていたのは、「いかれぽんち」

祖母からか、読書からか? 自分でも子供の頃、結構、使っていたのは、「かまとと(ぶる)」「おきゃん」「ぼんくら」

「好事家」は、漢検2級の勉強をしている時に、正しい読みを知った!という… 

こちらは社会学者による真面目な著書。

クレヨンしんちゃんとサザエさん。どちらが良いか? 三世代同居、今、再び~👍

地域との関わり方も、三世代同居の方が良いでしょう、そりゃ!子供にとっては、色々な大人を知ることで、世界も広がりますし…

最後にご紹介したいのは、『英国人記者の抱腹レポート ニッポン社会入門』

これは、もう、しょっぱなから声をだして笑いましたわよ~

日本社会は プール!だって。 あの狭いプールで 上級者レーン、子供が遊ぶ場所、などなど、子供から高齢者まで、きちんと分かれて秩序ある行動をしてるって。これがイギリスなら… 喧嘩や暴動に発展するかもしれない場面もあったり??

皆、一斉にプールから上がる時間帯がありますよね。安全確認と休憩を入れる目的でしょうけど。

ああいうのは海外はないのですねぇ。

その間、日本人が 頭は横に倒し、片足けんけん、

一体、何の日本舞踊かと思って見ていたらしいのです~ 耳に入った水を外へ出すため~ これって、昔からやってたけど、日本人だけやるの!? これまた新発見☆

 

私が一番笑ったのは、著者が日本語を学ぶ過程で驚いたこと、関心したこと。

例えば、丁寧語にするには、「お(御)」を付けますよね。

著者が感激した 日本語は… おニュー

そうです、丁寧語の「お」を英語のNew に付ける!

おNew     すなわち、おニュー‼ 

これなんて、斬新なアイデアじゃないですかー!

若者はどんどん新語を生み出すものだけど、海外の人から言われるまで、

「おニュー」の凄さというか、面白さにも気付かなかったなぁ。 

 

(今年 206冊~211冊目)

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かもめ食堂 群ようこ その他4冊

2022-11-20 21:39:29 | 読書

群ようこさんの小説を再び借りて読みました。

 

ヒロコ 物書き41歳、ミユキ ヘアメイク44歳、、、って、以前読んだ更年期に悩む女性3人組の「前」のお話じゃないか~と背表紙に書かれた説明を読み、気付いた次第。

更年期前のこの時期が、実際、最も体力的にも精神的にも元気で落ち着いた時期かもなぁ。

『かもめ食堂』の方は、映画にもなっていませんでしたっけ??

宝くじに当たって、フィンランドのヘルシンキで食堂を始めちゃう。

そこへ たまたま出逢った日本人女性に手伝って貰い、

またまた、お店へやって来た日本人観光客にも手伝ってもらうという!

ガッチャマン好きな現地の男の子も いい味出してる~

お金を払って何か注文せず、いつも無料で出されたコーヒーを飲み、日本通をアピール!( ´艸`)

なんか いそうだな、こういうコ。

 

 

こちら、「おくりびと」はもっくんが主人公の映画を地上波で観ました。

小説版も良かったです。特に、主人公が楽団でチェロを弾いていたのに、解散になってしまい…

旅立ちのお手伝いをする納棺師になるという流れが… くすっと笑える。でも仕事はハード。

高校の担任の父が葬儀屋さんで、「人が死んで儲かる仕事だと言われ、イジメられた」と話していたことをふと、思い出した… 

主人公も妻から 「実家へ帰る」と言われ、一時期、独りに…

この先が感動ものなんです…😢

井沢さんの本、無いかなぁと図書館を回っていると、「読んだかもしれない、だけどもう一度読む価値あり!」…という訳で、借りて再読。

最後は宮下奈都の割と最近の小説、「つぼみ」

華道の講師をしている主人公、美奈子が昔好きだった人の娘に教えることになるものの、好きだった男とは全く違う性格のさえに ほっとする…んですね。似ていたら心情複雑だったのかな~

才能ある、さえ。 お決まりの型ではなく、もっと自由に花を生けたい…

華道に限らず、何でも 基本があっての「自由」「発展」だということが分かる📚。

ヴァイオリンもそうだなぁ…としみじみ。

そして努力の積み重ね。

なかなか良い小説でした。

 

今回も忙しいため、5冊まとめての感想でしたが…

唯一の休みである日曜日が研修だったため、13日連続出勤となり、超多忙の末、やっと今日が休みでした。

この3年間、ビデオ配信とレポート作成でOKだったのですが、今月から対面に。

そのため、あと2回、13日連続出勤となる訳で…

体力的に持つか、ちと心配です 💦 💦 💦

ダブルワークだと、こうなるのよねぇ…

また感染者が増えてきたので、気を付けねば…

 

(今年、201冊~205冊)

 

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