久しぶりに猫の額(庭のこと)を歩いてみると、あれっと思うようなものがあった。
どうやらきのこの一種であるらしいことはなんとなくわかる。 色は違うがボタンの花の形に似ている。
茶色の花びらに白いフリルがついて花弁のように幾重にも広がっている。 その写真がこれだ!
ここには庭木としては大きくなり過ぎた金木犀を切り倒した切り株が残っている。 切り株になってからも若芽が枝を伸ばしてくるので、大きめの植木鉢を被せて光を遮断して枯れ死させようとしていたのだ。
生命力は強く、数年たっても生きようとしていたが、やっと枯れた、と思う。
その後、植木鉢を取り除くと、ベロベロのゴムのような泡っぽいものに覆われ、小さい白アリの巣となっていた。 白アリ駆除のスプレーをまいて白アリは駆除した。 小さい黒アリの巣でもあった。 こちらは粉末のアリアトールって名前だったかな、それを蒔いておいたらアリはいなくなった。 その後のことである、きのこが生えたのは・・・
さっそくきのこ図鑑を探すが、なかなか見つからない。 あまりメジャーなきのこではないのかもしれない。 ひょっとしたら新発見か?
いやいや、研究している人は、やはり居るもんなんだな。 きのこ図鑑なるものがネットにはたくさん存在した。
ボタンイボタケ、または単に、イボタケ、というのが非常に似ている。 食毒不明、とある。
特に金木犀とのかかわりは謳われていない。 説明は単に、
地上性。根もとから扇状に傘を開き、八重咲きの花状、青黒い部分はとげ状になっている。高さは3~8cm、径は5~15cm、表も裏面も青黒く、縁は白色、下面は細かい乳頭状のいぼで覆われている。広葉樹林内の地上に発生。夏~秋。食毒は不明。
とある。
似たようなものに、カイメンタケ、カワラタケ、等がる。
いや~、きのこの同定は難しい。 写真の撮り方、部分なのか全体なのか、若いのか古いのか、等で、同じようでもあり、違うようでもあり。
仮にこれがボタンイボタケだとすると、こんな記事もあった。 素人は決して食べたりしないようにね。
松林などに自生し、青森県内でも採取できるボタンイボタケというキノコに、高い抗がん作用のある物質が含まれていることを、県立保健大栄養学科の乗鞍敏夫助教と松江一教授らの研究グループが突き止め、23日までに特許を出願した。乗鞍助教は「研究で地域資源を開発し、地元に還元できれば」と話している。 ボタンイボタケは花状のキノコで、ほぼ全国に分布する。中国では食用とされるが、日本ではあまり食べられていないという。
ここ流山市で発見されたボタンイボタケの写真も出ていたので、多分そうではないのかな?と思う。