いよいよIAKOを曲げてみる。
まず、間に挟む2㎝角の角材を2本づつ(IAKO2本分)を同時に曲げる。
曲げる方向(内側外側)を確認して2本づつを重ねてマスキングテープで束ねる。 角材の端に内側と外側がわかるようにマークを入れる。 角材はホームセンターのSPFなので節が多い。 できるだけ節が曲げの内側に来るように配置を選んだ。
つづいて、曲げのピークに当たるところにリードのキッチンタオル1枚分を巻く。 マスキングテープで仮止めしておく。
アルミフォイルを二巻分くらいカットし、キッチンタオルの下に置き、霧吹きでジャージャー水をかける。
アルミフォイルをキッチンタオルの上にきっちり巻く。 濡れているからピタッとくっつく。
アイロンと軍手を用意する。 水は熱すると100度Cになるので熱し終わった板材も同じくらい熱いので軍手をする。
アイロンを最強(スチームは使わない)にセットし、アルミフォイルの上に1か所30秒置いておく(裏表で1か所1分)。 アルミフォイルの長さだと2か所ということになるので、1枚に付き、裏表で合計4か所にアイロンを各30秒くらい置くことになる。
アイロンを置いておくとアルミフォイルの隙間から蒸気が出てくる。 この蒸気が出なくなる寸前まで熱を加える。 目的は蒸気で木を蒸し上げることにあることを忘れぬように。
すべての個所を蒸しあげたら、いよいよ曲げに入る。
曲げ台に角材をセットして仮止めしておく。 あらかじめ細紐を2巻分輪にしておく。 八の字に開いた方に少しづつ輪をづらしていくと次第に曲りが深くなる。 この方法だけでも曲げられるが、仕舞には輪の方が板より長くなってしまうので、仮止めの目的にとどまるわけだ。
曲げの最終化・・・
こんなのを買っておいた。 そう、ラチェエトベルト・・・2個入りで998円だった。 (コーナンが一番安かったね)
仮止めしておいた曲げ台に、ラチェットベルトをセットする。 ちと長すぎるかな?
ラチェットの位置を注意深く修正したら、ラチェットを締めていく。
目いっぱい締め上げると、こんな感じ・・・
この状態のまま、曲りが固まるのを期待してしばらく置く
冷えたころにアルミフォイルと濡れたキッチンタオルを取り除いてみると・・・まだまだ水でべちゃべちゃだわ・・・もっと時間をかけて蒸すのかしら・・・加減が翌わからない・・・
曲がるには曲がっているが・・・半分戻ってしまう・・・なので、しばらくこの状態で乾燥させてみるしかない・・・
節のあるところは多めに曲がっている・・・やはり節のところは強度がない・・・
しゃ~ないから、後は接着時に思い切り曲げて接着を試みよう・・・節部の補強も接着でなんとかしよう・・・
つづきは次回・・・