シルクラインのテーパー糸を準備するために、マイワに回転数カウンターを取り付けました。
マイワ1回転で1m+α の絹糸を、一定の回転数まで巻き上げてカットし、1つの編み機用糸駒に巻き取ります。 もちろん編むことで生じる縮み率も計算して回転数(糸の長さ)を決めるのです。
マイワ1回転の糸を編み機で編むと、ちょうど1ヤード(=3フィート=90㎝)の長さのシルクラインに出来上がるようになっているのです。 だから30ヤード(=90フィート=27m)のシルクラインを編むには、マイワで30回転の糸を切り出せばいいのです。
ちなみにマイワは、五光、トンボ、糸車、糸巻き器、とか呼ぶこともあります。
これまでの製経は、マイワを手回しで回転数を数えてやっておりましたが、時々数を忘れてしまうんですな~・・・人間常に集中してはおられんのですな~・・・わっはっは・・・
マイワですから絹の枷糸を糸駒に巻き上げる際にも、回転数が分かるので、枷糸の全長を計算することもできるんですな~。
工作上、特に工夫した点は、
・右回転で回転軸レバーがカウンターレバーを押し上げ、カウントを1だけ上げる。 (普通だね・・・)
・逆回転時に回転軸レバーがカウンターレバーに引っかかってストップしない。(これは工夫だね・・・)
トリビア・・・かな・・・