先日ストローでエビを作ったのだが、風呂に浮かべてみるとなかなか沈まない。
そこで直径2㎜の鉛線を2㎝ほどカットして抱かせたところ丁度良いバランスで、エギ風に沈むことが分かった。
んじゃ~抱かせるべェ・・・
鉛線を2㎝にカットしてやっとこで少し平らにする。 端の方はかなり平らにする。 そしてそれを2つ折りにしてUの字に曲げる。
それをエラのようになっているところ、下から2つ目のエラにUの字の端を突っ込む。 そして適当に押し込む。 エラの斜めの線に沿って斜めになるように押しこむ。 丁度、エギのウエイトの感じに・・・
このままだと使っている間にずりおちてくるので、固定せねばなりません。
ストローの素材はPP(ポリプロピレン)というプラスチックだが、一般のプラスチック用接着剤ではくっつかない。 PP用の瞬間接着剤というのも売っているが、高い。 1000円くらいする。
じゃによって、糸で縛りつけた。 フライタイイング用のバイスにフックを挟んで裏返し、タイイングスレッドで、できるだけスレッドがエビの顔の筋のように見えるように、U字の鉛に巻き付けた。 この時、せっかく作ったエビの足を台無しにしないように、丁寧にスレッドを巻く。
そしてスレッドに普通の瞬間接着剤を1滴落とす。 上と下に1滴づつ。 こうしとけばPPにはくっつかなくてもスレッドと鉛はくっついている。
んで、できたのが、この小エギです。 エギとしては2グラム、?号くらいのエギに相当するのかな?・・・とにかくちっこいエギだす。 エビと言ってた方がいいのかも・・・でも、エギとして使えば・・・
どうも写真がうまく取れないんですが・・・光っちまって・・・
パールフラッシャブーを随所に入れ、目立たせております。 海底で効くかどうかは未知数ですが・・・
目には、青光りするビーズに6号くらいのテグスを通して、端をライターで焼いて丸めてあります。 それで抜けることはないと思います。
そして再び風呂に入れて見ました。
水に入ると足が10本あるにもかかわらず、背中を上にして、頭を少し下にして、ゆっくりと沈んでいきます。
引っ張ると、そのままの形で前進します。
単独でエギとして使う場合・・・沈みきるまでにかなりの時間がかかりますが、エギングができます。・・・かなり時間がかかりますよ~・・・(笑)
で、ダウンショットリグにして沈めれば、早く沈められますな。 スプリットショットでも、カリフォルニアリグにしても同様に早く沈めることができます。
そのうえで、ずる引きするか、ちょんちょんと動かせば、エビが海底近くを泳いでいる感じを演出できます。
すると・・・
砂地であれば、コウイカとか、間違ってアオリイカとか、ヒラメとか、マゴチとか、岩場なら、タイだとか、クロダイ、アラカブ、カサゴ、なんかが食うんじゃ~なかろ~か・・・なんてね・・・食わぬ魚のエビ算用・・・
マス釣り場でも、沈めてリトリーブすれば、大物の虹ちゃんなんかが食ってくるんじゃなかろ~か・・・
だとすると・・・コマセ巻いてイワシ釣って、それをエサにして泳がせでヒラメを狙うよりも、これを直接投げてた方が面白いかも・・・ね・・・段取りも少なくて済むし・・・小綺麗だし・・・
死に餌すら買わなくていいなんて・・・なんと便利なもの見つけちゃったのかな・・・
赤いストローのエビでキダイやアマダイが連れていました。
ほんとに釣れるんですね~ストローエビで。