両親東京ステーションホテル滞在２日目
午前中の放鳥済ませてから独り東京駅目指して出発
どこで何があったのかわからないけど運行に遅れが出たせいで混んでました
約束の時間より少し早めに着いたら
少し遅めのランチを一緒にとろうとホテルのお食事処を予約してくれたんだけど
思いっきり懐石料理のコースでした
昼間っから贅沢だ
父は食事制限のある身なのに「連日こんなに食べちゃダメじゃん！」
「大丈夫だよ」 「全然大丈夫じゃないし」
こ～んな会話の繰り返しです
…とはいえありがたくいただきました
美味しゅうございました
さて、東京滞在二日目に向かったところは
両親希望の観劇
團菊祭五月大歌舞伎
新しく建て替えてから観に来たのは初めての両親
私は初めての歌舞伎でした
当初は両親分のチケットだけ取るつもりでしたが前々から一度は観てみたかったのと
会場内でも介助したほうが安心と考え、チケット買ってもらっちゃいました
父の希望した桟敷席は空きがなかったものの
舞台にも花道にもわりと近い席を取ることができて
すぐ近くを通る歌舞伎役者さん方の迫力に圧倒されました
特に海老蔵さん！
花道に佇んでる時間が結構長かったのですがその美しさにビックリ！
このお顔
（海老蔵さんのブログ内のお写真です）
見惚れてしまいましたわ
もちろん舞踊もお見事でした
一幕・二幕・三幕に分かれていて時間長く感じるかなーと思ったけど
最後までじゅうぶん愉しめ、良い経験できました
当たり前ですがプロは凄い！
どれだけの御稽古、どれだけの努力
日頃バラエティーやワイドショーでチラリとしか見たことのない方々の
『本業』を実際に観ることができて良かった
尊敬です
ホテルへ戻り部屋まで両親送ってからまた独り電車でみなとまちへ
帰りの電車も混んでいたけれど
この日は横浜駅までＭ太郎が迎えに来てくれたのでラクできました
ありがたや～
そして翌日、仕事休みのＭ太郎と一緒に午前中の放鳥を終え
東京駅までドライブ
ホテルのチェックアウト時間に合わせてお迎えに行き
帰りがけ両親リクエストで
神田にある有名な御蕎麦屋さんに寄り昼食
神田藪蕎麦
美味しゅうございました
今まではお互い支え合いながら二人であらゆる地へ旅行してきた両親
気持ちや頭では「まだまだイケる」と思っても身体はそうはいかない
自分の体力の衰えをまだ自覚しきれていないところのある父
もう自分の身体だけでも精一杯な母にとっては父と二人だけの行動は荷が重すぎるし
事実、危険もいっぱいです
今回も大事に至らなかったのが奇跡なくらい危ない転倒アクシデントがありました
常に心配は尽きません
それでも…
老いても『人生愉しもう』と想う気持ちはステキだと思うし
できるだけ愉しんでほしいと思います
私もその場の状況だけでなく自分が介助できない間を予測しながらの
予防サポートもしなきゃいけないと学習
そして今回もまたＭ太郎の理解と協力あってこそです
感謝
濃い、濃い、贅沢な週末でした
オマケ
今回一緒に歌舞伎座まで同行した大きな理由のひとつが
昔から観客席のイスに１時間も座ってるとすぐ
「お尻が痛い、背中が痛い」と言い出す父
歌舞伎三幕も耐えられるはずもないことを長年の経験で知ってるワタクシ
近頃は母も長時間は辛そうなので
予め１００均ショップの座布団とクッションを各２つずつ買ってきて準備
持ち運びやすいよう圧縮して
観劇当日、みなとまちから持参していったのであります
背もたれとお尻に設置して事なきを得ました