グッド的相場観

ゆるーくやっていきます。

IMF、世界の経済成長率が今年3%に低下し、リーマンショック以来の最も低い成長としている

2019-10-15 22:09:21 | 相場動向

IMF(国際通貨基金)は、より高い輸入関税が製造活動と国際貿易を絞めているため、世界経済についてさらに悲観的になっています。

今年の世界経済成長率は、2008年の金融危機以来の最も遅いペースであり、2017年に見られた3.8%のペースから低下し、今年は3%に低下すると予想されています。

IMFの最新の世界経済見通しは、7月からの組織の見解と比較して、今年の世界の成長を0.2ポイントと来年0.1ポイント削減しました。

ブラジルを除くほとんどすべての主要国では、2019年に成長が鈍化すると予測されていました。

2019年上半期の世界貿易量の伸びは1%で、2012年以来の最低レベルでした

悲観論は中国にとって厳しいものであり、今年の生産量予測は0.3ポイント減、来年は0.2ポイント減の5.8%の成長率でした。


IMFによると、中国は米国の輸入関税の引き上げに見舞われているが、債務を抑制するために必要な措置を講じた後、内需も鈍化している。

悲惨さはアジア全体に広がっており、香港、韓国、シンガポールの成長率は下方修正されています。

今年、サウジアラビアの予測成長率は1.7パーセントポイント削減され、インドの生産高成長率は0.9パーセントポイント削減されました。

2020年には、世界の成長率は3.4%に緩やかに改善すると予測されていますが、IMFのチーフエコノミストであるGita Gopinath氏は、この楽観論は「不安定」に見えると述べています。

この上昇は、トルコのような緊張下にある中東を含む多くの新興市場の改善の予測に基づいています。

「これらの国々の見通しについての不確実性、中国と米国の予想される減速、顕著な下振れリスク、世界的な活動のはるかに抑制されたペースが実現する可能性が高い」とIMFは述べた。


NY市場 寄り付き前の概況

2019-10-15 21:33:44 | 相場動向

JPモルガンチェース ジョンソン&ジョンソンが市場予想を上回る決算ゴールドマンサックスは決算はほぼ予想通りも見積もりより2セント下回る。米株市場の寄り前気配はやや高く始まりそうです。

日経先物大証はナイトセッション高く始まった後、日中時間のレンジを下値にして動いています。
しかし少し高いので買いづらいですね

 


日経大引け

2019-10-15 18:02:36 | 相場動向

日経平均 現値 22214.06 前日比 +415.19 +1.90% 高値 22216.46 安値 22049.71 日経は大幅上昇。米中通商部分合意を好感して買いが続いた。 ただし上海、台湾と反落してます。 中国の経済失速懸念が高まっています。 中国報道部は「米国農作物の輸入に関して明言を避ける」という報道も入ってきています。 10月の追加関税は回避できましたが12月の関税回避を文書化しないと合意文書へのサインはされないと考えられます。 テクニカル的には引け値で22040を超えてきたため、 上値追いのカタチにはなりますが、日経解析で書いた通り 短期的な上値追いの可能性もあります。



中国の不満

2019-10-15 06:00:07 | 相場動向

「中国は米中合意にサインする前に一段の協議を望む」との報道。週末に「12月予定の追加関税も見送る」ことは文書に盛り込むことは手続き上間に合わないとして文書に盛り込ないが確約。というような「米中合意」となっていた。LI副首相は本国に持ち帰ったものの「トランプ政権を信用してない中国」は「サインする前に一段の協議」ということになったのでしょう。

昨日は日本休場であったが「米中合意に不透明感」ということで売り先行。ムニューシンの「基本合意はしている」との発言で株価は持ち直したが、前日比ほぼ変わらずの反落となった。

12月導入分の追加関税は今回の協議で先送りにした知的財産権や為替操作、企業への助成金などの産業改革などの交渉の道具にすると考えられていますからね、

トランプは「米国の農家にとって市場最大の通商合意」と自画自賛していますが・・・・。

中国では米中合意と大きくは報道していないようです、

指標 終値 前日比 (%) 高値 安値
CME日経 21995 -45 -0.20 22110 21880
指標 終値 前日比 (%)
NYダウ 26787.36 -29.23 -0.11
NASDAQ 8048.65 -8.39 -0.1
S&P500 2966.15 -4.12 -0.14
SOX指数 1590.4 -0.73 -0.05
VIX指数 14.57 -1.01 -6.48
S&Pセクター別 終値 前日比 (%)
一般消費財 945.88 -0.6 -0.06
素材 356.78 -2.68 -0.74
工業 646.23 -1.53 -0.24
主要消費財 621.8 -2.67 -0.43
金融 459.86 0.55 0.12
不動産 242.98 0.32 0.13
エネルギー 427.54 -0.5 -0.12
ヘルスケア 1040.14 -0.35 -0.03
通信サービス 167.92 -0.34 -0.2
情報技術 1430.66 -1.45 -0.1
公益事業 322.23 -2.18 -0.67