心身に重い障害を持つ重症心身障害児(者)の課題は、日常生活のほとんどに全面介助を要するので、支援や介護に関わる親、家族の負担は計り知れない。一人ひとりの障害にあったきめ細かい、適切な支援、介助、援助が必要で、福祉・医療サポートの継続がなければならない。
岩手県内では釜石、一関、花巻の国立病院機構に226人が入所。在宅の方が292人。(平成9年現在)
平成12年開所を目指して、矢巾町の社会福祉法人「新生会」が重症心身障害児・者施設“みちのく療育園”の整備が進められている。
平成9年から平成10年の記事は、「重症児」に関心を持たせる転機になった出来事が続いた。