「ひょうたん島」 弁天様は無事
無事だった弁天様を前に復興への思いを語る岡本さん(28日午前、大槌町の蓬莱島で) テレビ人形劇「ひょっこりひょうたん島」のモデルとされ、大槌町沖にある蓬莱(ほうらい)島。周囲約80メートルの小さな島には、漁師が出漁前に安全祈願をする木造の「弁財天像」(高さ約80センチ)があり、東日本大震災の津波を受けても像は無事だった。地元漁師らは「一日も早く復興し、この島で大漁を祝いたい」と誓っている。
大槌湾にある島には、大小二つの丘に灯台と鳥居が並び、劇作家・井上ひさしさん(故人)が人形劇のモデルにしたとされる。灯台や鳥居は津波で根元から折れ、島と陸地を結ぶ長さ340メートルの桟橋も流された。しかし、像が祭られているお堂は周囲のアカマツに守られる形で生き残った。
町内の漁船は700隻から10隻に減った。28日朝に島を訪れた同町赤浜の造船業岡本大作さん(62)は「よく生き残った。津波に流されない神様として町の復興のシンボルにしていきたい」と話した。
(2011年6月29日 読売新聞)
釜石も仕事のエリアで、山田町、大槌町を通過、吉里吉里やひょうたん島を横目に走行するのですが・・・・。のどかで、風光明媚な景色は一遍!
大震災前はどうだったかな?どこに何があったかな?・・・思い出せないのです。
3月11日前は、あまり気にも留めないで普通の暮らしの中で、ドライブしていた自分に反省も。
大震災後は、がれき撤去の状況や更地になり、殺風景となった風景を見ながら往来しています。
明日も釜石市へ出向く予定です。