夢の実現へ きむら社会福祉士事務所

独立型社会福祉士事務所を続け、地域&在宅医療の重要性を訴え、あきらめず!岩手県の医師充足度ワーストワン汚名を返上したい!

成年後見制度の普及を求めて!

2009-08-20 11:02:38 | 成年後見制度ってなに?
高橋(中)2勝、東野(巨)6勝、館山(ヤ)13勝、石井一(西)6勝、近藤(オ)7勝中村(西)36号
黒森神楽のDBD発売(宮古市教委へ0193-64-5777へ)

「親亡き後どうするの?」
「施設や事業所などとの契約はどうするの?」
「減免申請や年金申請など行政への手続きはどうするの?」
「財産管理はどうするの?」
「相続などあった場合にキチンと主張できるの?」
「一人暮らしや家族と疎遠関係になっている場合に、困った時どうなるの?」
こうした問題を本人に代わって「成年後見人」が解決していくことができる仕組みが「成年後見制度」といわれ、2000年4月から施行されています。同年にスタートした「介護保険制度」を支える重要な仕組みでもありました。
もう9年目になる訳です。
制度の理解がイマイチ?のため利用がなかなか進まない現状があります。残念なことです。
岩手県内においても、我が宮古市においても低調であります。
具体的な利用の件数が目に見えて増えないため、行政も積極的になれないし、むしろ「ニーズがない」と言った発言をされます。困ったものです。
当事者であるご本人は、判断能力が不十分な方が多いため、本人から積極的に利用を希望することは稀です。周囲の家族・親族、福祉、介護関係者のサポートが必要となります。家族・親族間では損得にも通じる対立があり、なかなか進んで利用する展開にならないのが実情です
困っている住民を守るべき市町村の行政が、この制度の有効性をPRしていただけない点も問題です。
家庭裁判所も、法務省も他の懸案事項で忙しく、成年後見制度の啓発・宣伝までは手が回らない情況です。しかし、法律で定められている以上、県民、住民に周知していく責任があると思います。
コツコツとニーズの掘り起こし、利用を求めている方々を発見するしかないのか。これは大変な事業でもあります。対象となる皆様が確実に年齢を増していくわけで、時間との闘いでもあります。
しかし、聞くところによると”21世紀を見通したセーフティネットの1つである”と考えれば、気長に、焦らずじっくり取組むことが必要なのかも知れません。福祉・介護・医療などに約40年近く関わってきましたが、これらの制度・仕組みが疲弊しています、政権交代も含め”チェンジ”が必要な時期と思います
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする