夢の実現へ きむら社会福祉士事務所

独立型社会福祉士事務所を続け、地域&在宅医療の重要性を訴え、あきらめず!岩手県の医師充足度ワーストワン汚名を返上したい!

大きいことはいい事か?

2006-10-31 15:51:29 | 介護サービス情報の公表って?なに?
落合、奈良原(共に中日)現役引退!良くやった
介護老人保健施設へ「介護サービス情報公表」の調査へ出向いた。
本体施設(定員入所100名、通所60名)の他に①訪問看護②在宅介護支援③訪問介護④グループホーム3ヶ所等々を運営している。従事者も100名近い、市内でも優良企業である
「介護サービス情報公表」は、事業所単位での調査実施の義務が課せられているので、ここの場合は5ヵ所あり=計5回の調査に訪問したことになる。
現在は1日で2ヶ所の事業所を調査できるようになったが、大変なエネルギーである。介護保険制度成立と同時に開設しているような施設でも、関係書類やマニュアル等の未整備がめだつ。記録や署名・捺印等の記載漏れ、研修や研鑽の実施計画・記録はついついおろそかになってしまう。日常の多忙に追われて「理念」とかけ離れた対応になっているかも知れない事にも注意しなければならない。施設の規模や組織が大きくなればなるほど、弊害を招きやすいことも知り尽くしている。福祉や介護に関係した方々は、利用者個々に目が届くような、家族的雰囲気で、心温まる、ぬくもりの支援をしたいし、期待して業務を心がけている。先達者はたくさんの経験をし、苦渋選択し、学習してきたはずである。しかし、経営サイドから見ると「規模をある程度大きくして維持しないと安定経営が出来ない。」といわれる。これも事実でする。
私達はまだ、そのはざ間にいて、本来あるべき姿、本物を探求している段階であるような気がする。
真理は1つ、「利用者あっての施設であり、利用者一人ひとりが主人公である。」これだけは確信できる。一人ひとりの「尊厳」の重みを良く考えたいものである。
コメント
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