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「成功者3000人の言葉(上阪徹)」という本はとてもオススメ!

2014年05月30日 01時00分00秒 | 
<金曜は本の紹介>

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 「成功者3000人の言葉」という本は、社会的に成功した俳優やテレビタレント、作家、アスリート、映画監督、漫画家、科学者、ミュージシャン、コンサルタント、大学教授、医師、起業家や上場企業経営者など3000人を20年以上にわたってインタビューして、その成功者に共通する心構えなどを99にまとめたものです。

 その成功者に共通することは、自分を成長させようという意識を持ち、上を向いて、目の前のことに一生懸命に、誠実に、相手を気遣い、時間厳守し、いつも感謝の気持ちをもち、社会のために、誰かのために、そして正しく生きることのようです。

 特に以下については共感しましたね。

・大変な努力や苦労をしているが、本人は大した努力や苦労と思っていない
・明日のことは考えず、目の前にあることを一生懸命やることが大切
・報道には何かのバイアスがかかっていると考える
・日常こそを大事にする(規則正しい生活、礼儀正しい態度、相手への気遣い、相手の立場を想像、寛容の精神を持つ、広い心で物事を眺める、時間を守る、いつも感謝)
・個人の夢ではなく志を持つこと
・アイデアは、ディスカッションなどの会話から出てくる
・とりあえずやってみることが大切
・仕事の達人は、想像以上の練習をこなしている
・やらされ仕事こそ気を引き締めなければならない
・人としての寛容さや豊かさ、教養や文化性、感性や五感が必要
・辛抱と向上心が必要
・自分ではなく誰かのために仕事を一生懸命臨むこと
・目標やゴールを公言すること
・もともと人生は苦しいものだという厳しい認識があること
・苦しいことがあるから楽しさを判定できる
・謙虚は重要
・叱られることに感謝すること
・人に対する思いやりや気遣い、情けをかけることは、巡り巡って自分に戻ってくる
・思い通りにならなくてなかなか前に進めないからこそ人生は面白い
・正しくないことをしてうまくいった事例はない
・生きていることに感謝が必要
・お金は後からついてくるもの
・あえて苦労しそうなほうを選ぶと、そのほうが成長でき、人の役に立つ

 「成功者3000人の言葉」という本は、人生をよりよくするヒントがたくさん書かれていて、とてもオススメです!

以下はこの本のポイント等です。

・たとえば、何か苦しいことがあったとき、人は思ってしまいがちです。「どうして自分だけ、こんな目に遭わなければいけないのか。こんなに努力をしているのに、どうして結果が出ないのか・・・」しかし、もし「そもそも人生は不公平で不平等で極めて厳しいもので、ラクな道など、もともとない、ありえない」と認識していたとしたら、どうでしょうか。取材した多くの方に感じたことがありました。みなさん大変な努力や苦労をしている。だからこそ、大きな成功を手にしているわけですが、本人たちはそれを大した努力や苦労と思っていないのです。生きていくのはそもそも大変、ラクをして生きられるなんてありえない、努力が必ずしも報われるとは限らない・・・。そう思うようになれば、そのつもりで行動するようになる。自分に納得できるようになる。認識が言動を変え、結果をも大きく変えるのです。世の中に期待しない。その覚悟だけでも、人生は変わります。

・明日、何が起こるかなど誰にもわからない。にもかかわらず、人は明日、もっといえば、来月や来年や10年後を知ろうとする。しかし、その行為そのものに意味がないと気づかねばなりません。そうはいっても、「どうすればいいですか」は聞きたい、ですね。私もそうでした。取材は私の仕事です。叱られながらも食らいついて、たくさんの高齢の方に聞きました。答えは極めてシンプルでした。「明日のことなんて考えない。とにかく目の前のあることを一生懸命やる」これは30代以降の私の行動原理のひとつになりました。わからない未来にばかり目を向けて、目の前の今に一生懸命になれていない人が山ほどいるのです。実はこれこそが、問題。年輩の方々からの強烈なメッセージでした。

・不況だ、就職がない、中小企業が大変なことになっている・・・。こうした情報が一方的に流され、不安感ばかりが広がる。しかし、本当にそうなのか。ちなみにバブル崩壊後、中小企業といえば苦境のニュースばかりが聞こえていました。その頃、私は外車を何台も所有し、過去最高益を出し続けていた中小企業を何社も取材していました。しかし、そういう景気のいい話は大きなメディアではなかなか報じられない。そんな中でメディアが報じる話だけを信じてしまっていたとしたら・・・。報道には何かのバイアスがかかっているのではないか、といった陰謀論のようなものが語られることもありますが、それも含めて疑ってかかることです。報じられていることを鵜呑みににしない。情報の一部としてインプットする。実は外国の人たちに聞けば、当たり前の発想でした。日本にその感覚がないことに、驚かれます。

・特別なときでなく、日常をこそ大事にしている。そう語っていた成功者は少なくありませんでした。規則正しい生活を送る。礼儀正しい態度を心がける。相手を気づかい、相手の立場を常に想像する。寛容の精神を持ち、広い心で物事を眺める。時間を守る。いつも感謝の気持ちを持つ・・・。そえこそ小学校で教えられるような基本的なことです。しかも、家族の前でも、友人の前でも、他人の前でも、顧客の前でも態度は変わらない。しかし、こうした基本をしっかりしようと意識している人が、実は驚くほど少ないのだ、と成功者は口を揃えます。もし自分を変えたい、自分を変えようと考えるなら、日常から変える必要があります。日常にこそ、すべては宿っている。日常と違う自分を出そうとしても、知らず知らずのうちに、日常の自分が出てきてしまうのです。

・「君は”夢”と”志”の違いを知っているか。”夢”というのは、漠然とした個人の願望。ピアノを買いたい、車を買いたい、家を買いたいというのは、みんな夢だ。でも、そんな個人の願望をはるかに超えて、多くの人々の願望、夢を叶えてやろうじゃないかという気持ちを”志”と言う。だから、志と夢では、まったく次元が違う。夢を追う程度の男になってはいかん。志を高く持て」当時20代で駆け出しの経営者だった彼にとって、この話は衝撃的だったと言います。以来、ベンチャー企業を大成功させ、今なお人々が驚く積極果敢なチャレンジを続けています。他にも志の重要性を語る経営者は多くいました。たかだか自分レベルの小さい夢のために働くのではなく、もっと大きなスケールで、自分はこれで社会に貢献するんだ、という志をこそしっかり持て。社会のため、日本のために働きなさい、と。志を持つ利点は、仕事をする目的に迷ったら原点に戻っていけることです。もし、お金やモノが目的なら、それを得た瞬間に立ち戻る場所はなくなってしまう。誘惑に負けてしまいかねない。そして志は、人を、さらには仕事を惹きつけてくれます。いったい誰が個人の夢の実現のために頑張ってくれるのでしょうか。共感した志があるからこそ、部下も仕事仲間も、ついてきてくれるのです。

・「アイディアは会話から出てくるんですよ」何人もディスカッションに加わり、アイディアはチームで出す、と言うのです。どうしてコミュニケーションが必要なのか。その理由はこうでした。もともと人間の脳の中には、いいアイディアの素が潜んでいる。ところが、それは、そう簡単には取り出すことはできず、自分で取り出そうにも、脳のどこにあるのかも、わからない。それが、何人ものスタッフで、ああでもない、こうでもない、といろいろな角度から話をしているうちに、思ってもみなかったキーワードが出てきたり、過去のエピソードを思い出したり、ハッとするようなイメージが浮かんできたりする、と。ひとりでうなっていても出てこなかったことが、コミュニケーションによって取り出せる。考えてみれば、たしかにそうです。しゃべろうと思って出てくることと、聞かれて出てくることは、まったくレベルが違う話になることはよくあります。聞かれるからこそ、脳の奥底から出てくる話、というものがあるのです。私はこの話に、思わず目からウロコが落ちたのでした。要は、ひとりでウンウンやっていても限界がある、ということ。大勢で話したり、誰かに聞いてもらうことで脳が活性化されるのです。

・できるかできないか、で判断をしてしまったら、できることしかやらなくなってしまう。しかし、とりあえずやってみるのだ、と決めてしまえば、できなくてもやるしかなくなる。こうやって自分を追い込んでいく、というわけです。これが、大きな成長をもたらすのです。

・「このくらいやらないと、オリンピックには出られないだろう」と素人が想像するその何倍もの練習を、多くのアスリートたちはこなしているのです。いろいろな「本番」でなかなかうまくいかない、と嘆く人たちがいます。でも、それは当然だと思います。それだけの「練習」や「準備」をしていない、ということです。必ずしもトップアスリートと同基準で考える必要はないと思います。ただ、タフな交渉も常に勝ち切ってしまう人や、行列ができる店の料理人・・・どんな人でも構いませんが、あなたから見て「身体が勝手に動いている」と思えるような仕事の達人たちは、どれほどの努力と引き換えにそれを手に入れたのか。そこに想像を巡らす必要があります。

・やらされ仕事と思えるような仕事も、間違いなく人生における何らかの意味があるのです。そのときは意味が理解できなくても、後に理解できたりする。もとより、せっかく仕事をするのなら、楽しくするほうがいいに決まっています。クサって仕事をしたところで、誰もトクをしない。人はよく見ているものなのです。「こいつに仕事を頼んだら、どんな反応をするのかな。どんな行動を取るだろう・・・」と。やらされ仕事と思ったときほど、むしろ気を引き締めなければいけません。

・仕事に必要なものを”スキル”と”マインド”に分けて解説してくれたコンサルタントがいました。多くの人はスキルを強く意識するが、実はスキルだけでは限界がある。大切なのは、マインドも同時に強化していくことだ、と。マインドとは、人間性であり、人としての寛容さや豊かさであり、教養や文化性、感性や五感といったもの。経営トップはそうしたマインドも重視したいのです。

・そもそも力があるのに、運をつかめた人と、つかめなかった人。果たして何が違うのか。ひとつは、辛抱の違い。いくら力があったとしても、すぐにいい思いができるわけではない。そこでじっと我慢しなければならないのに、脱落してしまう人が多い。これでは、大きなものは手に入らない。そしてもうひとつ、重要なのが向上心です。常に自分を上向かせようという意志。それが努力を生み、実力をさらにアップさせる。自分の才能を過信したら、これはできません。運をつかめる人には、ちゃんと理由があるのです。

・多くの成功者に共通する考え方に、「誰かのために」があります。顧客のため、だけではありません。同僚のために、事務所のスタッフのために、仕事のパートナーのために・・・。成功している人たちは、こうした姿勢を持って仕事に臨んでいる人ばかりでした。「すべてはオレのためだ」と思っている人を見て、まわりの人たちは何とかしてあげよう、と考えるのでしょうか。その人のために、一生懸命尽くして仕事をしようと思うでしょうか。逆に、誰かのために頑張っている人は、応援したくなる。手を差し伸べたくなるものです。また働く側も、誰かのためになっている、と思えるからこそ、自分の仕事に愛情が持てる。自分の行動が好きになれる。懸命に頑張れるわけです。

・人生や仕事をテーマにした取材が多かったこともあり、どうしてチャンスをつかむことができたのですか、と直球ど真ん中な質問をすることも少なくありませんでした。そこで多くの方が語っていたのが、「目標やゴール、自分が求めているものを公言していた、人に伝えていた」ということです。チャンスはどこからやってくるのかと考えてみれば、多くは人からやてくるわけです。人に伝えることによって、何がしかの変化が起きていく。そこから何かが変わっていくことがある。もしかしたらうまくいかないかもしれない。そんなことになったら恥ずかしい。だから、目標やゴールは人に言いたくない、という人も多いかもしれません。しかし、それでは誰にも目標やゴールがわからない。誰も携わりようがないのです。

・「人は泣きながら生まれてくる。なぜだろう」かなり古い広告ですが、この言葉は私の何かに突き刺さりました。どうして人は泣きながら生まれてくるのか。母親の体内にいれば、ぬくぬくと安心して過ごしていられたのに、厳しい現世に顔を出さなければいけなかったから。それでも生きることを楽しもうではないか、というのが、このキャッチコピーの意味するところではないかと思います。現実の世の中は極めて厳しく、生きていくのは苦しいものだ。うまくいく人の多くが、そうした世界観をはっきりと持っている、と感じています。不安はあって当たり前。もともと人生は苦しいものだ、という厳しい認識があるのです。だから、苦しさに直面しても、強い。このくらいの苦しさは、当然あるものと考えている。簡単にへこたれたりしない。逃げることなく、真正面から立ち向かえる。のちに調べてみると、コピーの前半部分の「人は泣きながら生まれてくる」は、シェイクスピアの「リア王」に出てくるフレーズでした。400年以上前から語り継がれてきたということ。時代が変わっても変わることのない人間の本質のようなものは、古典にたくさん眠っていそうです。ちなみに「終わりよければ、すべてよし」も、シェイクスピアの戯曲の題名のひとつです。

・苦しいことや嫌なことがまったくなかったとしたら、楽しさやうれしさをどう判定するのか。苦しさや嫌なことがあるからこそ、楽しさやうれしさが浮き立ってくる。もし、楽しいことやうれしいことばかりだったら、きっとそれを楽しいとかうれしいとか、と感じたりはしない。感じることもできない。人間とは、そういうものだ、と。これは真理を突いている、と思いました。楽しいこと、自分の好きなことだけをやろうとしても、結果的に楽しさやうれしさを感じられるとは限らないのです。そうではない思いが混ざるからこそ、喜びは大きくなる。だとするならば、あえて苦しい思いに飛び込んでいったほうが、むしろ楽しさやうれしさは大きくなるかもしれない。

・こんな人でさえ、こんなに謙虚なのか・・・。もし取材に同席していたら、間違いなく驚く人が多いと思います。芸能界の方から、上場会社の経営者まで、高い社会的地位がありなが、本当に謙虚な方が多いからです。もちろん、例外もなかったわけではありません。しかし、そうした方は長くその地位にとどまることはできませんでした。もしかしたら、謙虚であることも、成功するための重要な条件ではないか、と私は思うようになっていきました。

・口うるさくなくて、ときどき心地いいことを言ってくれる上司や先輩は、若いときにはありがたいもの。しかし、これは一見やさしい対応に見えて、実は残酷な対応です。なぜなら、それでは後輩がちっとも成長できないから。そして上司や先輩にしてみれば、適当にやさしくしていたほうがラクです。うっとうしいと思われたり、嫌われたりすることもないし、自分がイライラすることもありません。逆に、叱り飛ばすとなれば、どうか。叱るほうは、実は大変なのです。叱られる側が想像しなければいけないのは、叱るのにいかにパワーが必要か、ということです。大きなパワーをかけてまで、わざわざ叱ってもらっている、そのありがたさに気づく必要があります。愛情があるからこそ、叱れるのです。愛情がなければ、誰も叱ってなどくれない。むしろ、叱ってもらえなくなったときや、叱ってもらえない会社こそ、心配すべきです。

・「情けは人のためならず」説明するまでもありませんが、人に対する思いやりや気づかい、情けをかけることは、巡り巡って自分に戻ってくる、という意味です。もとより、情けをもらって嫌な顔をする人はいません。誰も損をする人はいない、ということ。そして見る人は実にしっかり見ているのです。

・もし、何もかもが思う通りになってしまったとしたら、それは面白い人生と言えるのか。大した努力もせずに物事を達成してしまえたら、それは本当にうれしいことか。むしろ、思い通りにならなくて、なかなか前に進めないからこそ、人生は面白い。そこから、どうやって自分なりに突き進もうかと考えることが、人生の醍醐味を生む。うまくいかないこともひっくるめて、人生を楽しんでしまおう、と。もとより人生は、矛盾だらけ、なのです。頑張った人が報われるとは限らない。正しいことをした人がうまくいくとは限らない。一生懸命に生きていても、思わぬところで足をすくわれたりする。しかし、嘆いていたところで、どうにかなるわけではない。ならば、矛盾を含めて受け入れてしまう。人生をしたたかにとらえる。そこから始まるのです。

・人は意外なほどに人の行動をよく見ているものです。また、正しくない行いは、顔つきに出る、と語っていた人がいました。いずれその代償を別の形で支払わなければいけない可能性は高い、ということです。ある経営者は言いました。歴史に学ぶとするなら、正しくないことをしてうまくいった事例はない。仮にそのときはうまくいったとしても、末代まで正しくない行いをしたことを非難し続けられることになる。そして、今も残っているのは、正しいことをせよ、という教えである、と。

・誰もが、思わぬ事故で不測の事態に陥る可能性が潜んでいるのです。「だから、感謝しないといけない。今日も生きていられた。何事もなく平穏無事に過ごせた。その気持ちを、今の人たちは忘れている」戦争を生き抜いた人たちには、壮絶な生への意識があります。生きているだけで、どれだけ幸せか、毎日ご飯が食べられることがいかに喜ぶべきことか。戦争が終わった今でも、生きていくことは、実は本当に大変なことなのです。だから、毎日、生きていることに感謝する。一日を大事にしようとする。人生を大事にしようとする。それだけで、世の中も、人生も違って見えてきます。明日が、明後日が、必ずあるとは限らない。それは、本当の話なのです。

・意外だったのは、成功してお金をたくさん持っている人たちの多くが、ほとんどお金に関心を持っていなかったことです。少なくとも、それが頑張る主目的だという人はいない印象でした。そうではなく、お金は後からついてくるもの、それはこちらから追いかけるものではない、という声が多く聞こえてきました。面白いことを言っていたのは、ある起業家でした。「お金は楽しいところが好き。だから、楽しんでいないところには、お金は来ない。楽しむ姿勢が大事」考えてみれば、お金はツールなのです。何かを楽しむための道具です。お金それ自体があったところで、楽しもうとすることがなければ役には立たないことになります。つまり、自分のしたい楽しいライフスタイルがあって、そこに必要になるのが、自分が求めるべきお金であるということ。

・極めて興味深かったのは、あえてネガティブに思えるほうを選ぶ、と答えていた人が少なくなかったことです。もちろん、失敗するとわかっている選択肢はもちろん選びませんが、あえて大変なほうを選ぶ。面倒なほうを選ぶ。苦労しそうなほうを選ぶ。報酬が少ないほうを選ぶ。人が行きたがらないほうを選ぶ・・・。なぜか、と尋ねると、よく返ってくるのはこんな答えでした。そのほうが面白そうだから。そのほうが、成長できるから。そのほうが、人の役に立てるから。なかなかできることではない、と思います。ただ、そこにはひとつの真理が詰まっている、と私は感じました。それは、一見こっちを選んだほうがトクだ、と思えるものが、必ずしもそうではない、ということです。トクだと思ったことが、後で大きなソンをもたらしたり、ソンだと思ったことが、長期的に見れば大きなトクになるかもしれない。ソンな行動を選んだことで周囲に評価される可能性もある。

・上を向かない人生はうまくいかない可能性が高い、ということです。人間として成長しなくていい、という選択は生き物としてないと私は思っています。ダラダラとラクをして生きられる方法もない。それは、正しくないから。誰からも必要とされないから。社会の役に立てないから。逆にいえば、少しでもいいから自分を成長させようという意識を持ち、上を向いて、目の前のことに一生懸命に、誠実に、社会のために、誰かのために生きようとするだけで、必ずいつか報いは来ると私は思っています。それは、正しいことだから。そしてそんなところにこそ、大きな充実感が、そして幸せ感が、潜んでいるのではないかと思うのです。

<目次>

はじめに
第1章 社長は社長をやれ。
 1 社長は高く「旗」を掲げろ。
  社長とは「社長業」をやる人
  仕事で命まではとられない
  過去を全面否定できるのは、社長だけ
  社長の武器は「言葉」だ
 2 社長はバカになって、「本気」を伝えろ。
  「イヤなことをやる」のが社長だ
  バカになるのも芸のうち
  物事はすぐには動かない
  社長業とは「忍耐業」だ
  「捨てる」のは社長の仕事
 3 あえて角番に立って、クソ度胸を出せ。
  ナンバーワンにならなければ、生き残れない
  世界は戦国時代だ
  会議をやるから、つまらないものしか生まれない
  お客様の感性に訴える
  「成功体験」を捨てろ
 4 経営は歴史に学べ。
  競合が仕掛けた安値競争
  ヒトラーは、挑発に乗ったから負けた
  経営とは戦争そのものだ
 5 社長は大ボラを吹け。
  衆知を集めるから、間違える
  考え抜けば、アイデアと出会う
  CMは投資である
  ホラも本気で吹けば、現実になる
 6 「運」と「勘」と「度胸」を磨け。
  最後の最後は、社長の「思い」の強さ
  「これは行ける!」
  博打に勝った者が、「成功者」となる
第2章 社長はカッコつけるな。
 7 社長は、綺麗事を言うな。
  徹底したリアリストであれ
  生き残るのは甘くない
  道徳主義のカッコよさを捨てろ
 8 暴走できるくらいの権力をもて。
  民主主義経営、その実態は無責任経営
  独裁でなければ、スピード経営はできない
  革命は、社長にしか起こせない
  独裁にもチームワークは必要だ
  暴走を止めるブレーキも仕込む
 9 まず、怖れられろ。慕われるのは、その後だ。
  社長は舐められたら終わり
  遠きと交わり、近きを攻める
  ただし、憎まれてはならない
 10 社長は常に「最悪」を考えろ。
  備えもなしにホラを吹くのは、本物のバカ
  「いくら得する?」より「いくら損する?」
  命がけの博打はしない
  「最悪」に備えるから、笑ってられる
第3章 社長は「人間」を知り尽くせ。
 11 社長は「常識」をひっくり返せ。
  「成熟市場」は、アイデア一発でひっくり返る
  「聞いてわかる、見てわかる、使ってわかる」が、開発ポリシーだ
  メーカーではない、感動創造企業だ
  「常識」をひっくり返した者が勝つ
 12 社長は「営業のプロ」であれ。
  年間1兆円以上を売り上げる営業マン
  「しゃべり上手」で成功するヤツはいない
  「商品」ではなく「人間」を売る
  相手に関心をもてば、自然と道は拓かれる
  土下座、ウソ泣き、なんでもやる!
  社長は、営業部隊を掌握せよ
  急所をつかんだら、鷹揚に構える
  社長の営業力は、会社力そのもの
 13 数字から「現実」をつかみ出せ。
  社長は自ら数字を読め
  数字から「現実に起きていること」を読む
  ビジネスは「勘」の勝負だ
  30分でイカサマは見破れる
  「人間」がわからなければ、「数字」は読めない
 14 働き一両、考え五両、見切り千両。
  「見切り千両」はビジネスの鉄則
  リストラでは会社は立ち直らない
  撤退作戦で心身ともにボロボロ
  「成功」を見切るのが、一流の社長
  無欲萬両
 15 反省はするな、よく寝ろ。
  真面目じゃ社長は務まらない
  社長は眠れなくなったら負けだ
  絶対に反省などしない
  率先垂範は必ず管理限界になる
  大将は物見塔のてっぺんでボーッとする
  イケシャーシャーで図太く生きる
 16 会社には「シンボル」が必要だ。
  会社の存在意義とは何か?
  社員と家族と会社の一体感を生む
  お客様に感動を届ける
第4章 社長は心意気をもて。
 17 バカでなくて大将が務まるか。
  大将がビクビクすると、パニックになる
  社長が現場に出ると、大局を誤る
  大将がニコニコしていれば、たいていはうまくいく
  心意気が試されるとき
 18 社長は群れるん、逆を行け。
  俺たちは日本のメーカーだ、死んでもここから動かない
  負けてたまるか!
  元気がなくなれば、日本中がダメになる
  鎮魂歌とエールを送れ
  ミゲルの歌声で、心の霧が晴れた
  「逆張り」が幸運を引き寄せる
 19 いつでも、顔を高いところに向ける。
  いちばん大事なのは、人間が元気でいることだ
  日本のためだ、文句があるか?
  福島のための商品は、福島でつくる
  算盤だけでは、会社はうまくいかない
 20 変わり続けなければ、生き残れない。
  社員からの「手紙」で病院にかつぎ込まれた
  みんな家族を守るために必死だ
  会社のフォーメーションを変える
  社長からパートまで脳を同期化させる
  「自己否定」こそイノベーターの証
あとがき

面白かった本まとめ(2013年下半期)

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