△西ヶ嶽に登りました。(2019.9.23(月))
GPS軌跡(クリックで拡大されます。)
駐車地は八柱神社の駐車場をお借りしました。
始めは地形図の波線を辿る、ショートカットを試みたので、
神社を通り抜けました。①へ
駐車場代りにちょっと多めのお賽銭を、と参拝。
神社の脇を通り、山へ向かうと、獣除けフェンスに沿って道が付いていました。
GPSの波線とも符合しましたが・・・
この先の藪で、オオスズメバチがたくさん飛んでおり、怖くて退散。
篠山登山マップに載っている、王道を行くことにしました。
先ほど、辿ろうとしたのは、Aのルートです。GPSの地図にも破線で載っていますが、
(A・Bの緑色の線は私が画像上に引きました。)
愛染窟を経て西ヶ嶽へ登ります。
それほど頻繁に人が歩いていない感じでした。
愛染窟へ立ち寄り・・・と、向きを変えた時、太ももにすごいチクチク感が。
今まで感じたことの無い、気持ち悪い感じ・・・
ズボンをめくると、太ももの表面に蕁麻疹(じんましん)がぼつぼつ。
後で判ったのですが、イラクサでした。 イラクサを漢字で書くと「蕁麻」。じんましんの語源とのこと。
写真にもイラクサが写っています。
愛染窟
単独の時は、この様な洞窟へは怖いので入りません。
中からピチョン、ピチョン・・と水の落ちる音がしていました。
紅葉の時季はきれいでしょう。
稜線へ出ると、西ヶ嶽方面の尾根が眺望出来ました。
西の覗き(のぞき) というポイントです。
岩稜地帯や三嶽までの急斜面が迫力で、一見の価値あり。
左は三嶽、右は西ヶ嶽、の分岐
下方にダム湖が見えました。
△西ヶ嶽 登頂。
ここへは14年前に来ているのですが、チロというワンちゃんと登って来たことを
思い起こしました。佐伯さん、お友達の方々、お元気にされているでしょうか・・
ふと懐かしくなりました。
南側は弥十郎やそれに続く峰々でしょうか、後方にうっすらと六甲連山も見えました。
そして隣、西側には大きく三嶽(御嶽)。
雲行きが怪しくなって来たので、早々に頂上を退散、栗柄口へ向けて下山しました。
頂上からの波線を辿れば、そのまま直進ですが(矢印)、道標の通りに90度、折れます。
下りる度にダム湖が近くに見えて来ました。
栗柄口から上がって来た、擬木階段。とても細かく設置されていました。
果たして、14年前にはまだこの様な階段は無かった様な気がします・・
全部で何百段あったでしょう・・設置工事に頭が下がります。
もうすぐ登山口、という地点でスギの植林帯に、シュロの木が目立っていました。
見渡すと、周囲に何本も林立しています。この様な場所でシュロを見るのは初めてで、
ちょっと不思議な光景でした。
帰宅して調べたところ、興味深い記事を見つけました。
リンクは井之頭公園に繁殖してしまったシュロの記録でしたが、お陰様で
シュロの出現は温暖化による現象と解りました。
(記事は10年前の記録ですが、同公園は引き続き、自然環境の保全を行っている様です。)
登山口が近づくと、整備したばかりの気配があり、シダや笹がきれいに刈られていました。
歩きやすくありがたかったです。
栗柄口に下山。車道(県道)を歩いて八柱神社まで戻ります。
車がちゃんと在ったので、安堵。
帰りに栗柄ダムへ寄りました。
さっきは山の上から見たのに、今は目前。
(植物)
ゲンノショウコ(赤花)(フウロソウ科)
ハナトラノオ(シソ科)
☆休耕田に群生していました。瑞々しいきれいなお花ですね。
ノギク(キク科)
ヒガンバナ(ヒガンバナ科)
2019.9.23(月)
△西ヶ嶽
行程:自宅=R176=県道97号線=八柱神社P-登山口ー愛染窟ー西の覗きー分岐ー△西ヶ嶽ー栗柄口ー県道97号線ー八柱神社P=~~往路に同じ~~=自宅
1/25000地形図:『宮田』
ルートマップ:篠山市登山マップ
メンバー:単独