野へ山へ

2004年~

2010 道南キャンプ⑨ 塔

2010年09月04日 | 日々
以前、塔に凝っていた時がありました。展望塔やモニュメントとして造られた「塔」です。(宗教的意味合の塔は含みません。) 日本の色々な塔を調べていくうちに、北海道上ノ国町の「夜明けの塔」を知りました。
名前といい、形状といい、建っているロケーションといい、ものすごく気になって気になって、「いつか絶対に行きたい!!!」と、気持ちを募らせてきました。
それと同時に「本当にいつか行けるのだろうか・・・」という焦る気持ちもあれば、「実際に見たら想像より良くないかも・・」という思いもありました。

そしてやっと・・・!!今回の道南行きで実現しました。
「北海道夜明けの塔」は、想像していた以上に・・・・素晴らしかった! 大きな空とグリーン一色の牧草地に、スッと建っていて・・・言葉が無いほど感動だった!!
多分、私は誰よりも、この塔が好きだという自信があります。

   

     


塔の中にはらせん状に階段が付いて上部まで登れます。 ここはとても強い風が強い場所なので、風が塔を吹き抜ける時、笛のように色々な音を奏でる仕組みになっています。風の向きや強弱により、塔の中に居ると色々な音が風とともに聴こえました。


塔の周辺:私の写真が下手な上、曇っていたので、遠景がきれいに写っておらず残念です。実際は360度展望のパノラマビューです。

   
上ノ国町と海岸線が一望。                     直下は果てしなく広がる草原                   キャンプ場方面を望む                       風力発電の風車も何基か望めます。
 

夜に:塔は夜、ライトが灯ります。 
   


夕食が終わり家族がくつろいでいた時、一人で塔へ向かいました。

夷王山の上で風を受け、夜になると灯台のように灯を点し、上ノ国町や海や山々を見下ろしている「夜明の塔」・・・秋は草原が黄色くなって、雪が乗れば一帯はきっと真っ白になるのでしょう、夏の穏やかな様相とは一変した風景・・・四季の移り変わりを見てみたいなぁ・・・。 
とても名残惜しいけれど、明日で上ノ国町ともさようなら。

(夜明けの塔の詳細は
上ノ国町のホームページ、(夷王山)をご覧ください。) 
コメント