野へ山へ

2004年~

初雪や・・・

2004年12月30日 | 日々
朝起きると、うっすらと雪が積もっていました。
夜半のうちに降ったのか、そういえば昨夜はずいぶん冷え込みました。

朝食の前に畑に行くと、案の定、被っています。
冬の畑は、閑散として寒々しいものです。

その中でひたむきに育っているのがいちごです。
いちごは苗植えから収穫まで、約半年以上も畝(うね)を占有する作物です。
それでも5月に実った完熟の実は路地物ならでは、格別の味です。

今の時期、霜にやけた赤い葉っぱが痛々しいものの、地下では深くへ深くへと根っこが手足を伸ばし、確実に春に向かって準備を続けています。
そんな、けなげないちご苗を見て思い出すのはこの絵本です。
 
『いちごばたけの ちいさなおばあさん』
 わたりむつこ 作 中谷千代子 絵 福音館書店 発行

畑でいちごを育てたことがあるひとなら・・この本の下りではきっとこみ上げてくるはず。
(私は子どもに読み聞かせするたび、きてしまいます。(T_T))
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