青山潤三の世界・あや子版

あや子が紹介する、青山潤三氏の世界です。ジオログ「青山潤三ネイチャークラブ」もよろしく

報告 シルビアシジミほか

2024-07-18 21:13:11 | 雑記 報告


左足の激痛と、屋久島関連の仕事で、この一か月近く、部屋に閉じこもっていました。

でも、あれほど七転八倒して苦しんでいたのが、いつの間にやらほぼ全快、まるでキツネに抓まれたみたいに、、、。結局、脊椎狭窄症と痛風なんでしょうかね。



屋久島植物図鑑全4巻800頁に取り組んでいて、とりあえず第一巻240頁が完成、当然次は第二巻に取りかかります。

東京から移動したダンボール箱16箱に、無数とも言えるポジフィルムが入っていて、まずその中から屋久島の植物関係のポジフィルムをセレクトしなくてはなりません。これがもう大変な作業で(なんせ膨大な量の中国関係、昆虫関係も一緒に突っ込んでいる)、けれど、やらないわけに行かない。数日かけて屋久島の植物を引っ張り出して、それを科ごとに選り分けました。

ところが、そこで大変困った事態が勃発。第二巻の柱になるのは、キイチゴ属(ヤクシマキイチゴ・リュウキュウイチゴを含むモミジイチゴ種群)と、カエデ属(ヤクシマオナガカエデと奄美・台湾産近縁種を含むウリカエデ種群)で、それらの写真については、以前から纏めて選り分けていたはずなのだけれど、それが一枚も出てこない。そんなバカな、と思いつつ、3日がかりでダンボール箱16箱分の写真を、改めて一枚一枚隅から隅まで再チェック。結局出てこなかった、、、。諦めるしかありません。で、最後に隅っこにあった小さな袋をヒョイと開けてみたら、そこに保管してたのです。目出度し目出度し、と言って良いのでしょうか?



そんなわけで、激痛と屋久島は一段落、5月末のミズイロオナガシジミ以来、ほぼ2か月振りに、フィールド(と言っても徒歩5分)に出てみることにしました。まずはシルビアシジミのチェックですね。春に多数発生していた公団アパート3号館の中庭は、奇麗サッパリ芝生になってしまって、姿を消してしまった。それで、去年観察していた1号館の向かいの、公園裏口の草地に行ってみました。去年は7月初めに丸裸になっていたのですが、今年はまだ草刈りが行われていず、茫々に繁ったままです。シルビアシジミは結構沢山飛んでいました。

草原に接した水道施設の空き地にも行ってみた。新鮮な雄が葉上に泊まっていました。2~3m程離れて、新鮮な雌も葉上に。突然雌が飛び立った。雌も飛び立ちます。縺れ合って、この後目まぐるしく雄求愛→雌拒否行動が繰り広がられると思いきや、一瞬の間に交尾成立です。

それで、ここぞとばかり、写真をどっさりと写して置きました。そのあと、久しぶりに池を半周。一時間近く経って戻ってきたら、まだ同じ場所で交尾中です。この際、交尾が解けるまで観察し続けるつもりでいたら(と言ってもソーシャルオフスの方が食料持って来てくれるので夕方までには戻らねばならないので途中で断念もやむなしと思っていた)、ちょうど交尾成立から一時間後(午後1時57分→午後2時54分)、突然終了、しばしそのままの姿勢(最後から2枚目)でいたのち、ともに飛び去っていきました。





















ということで、これからまた「屋久島の植物」第二巻に集中します。









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