真っ白な原稿の上で、俺は爪を切った。

漫画家 施川ユウキのブログ

俺と巨像

2007年08月24日 05時18分04秒 | Weblog


世界一デカイ大仏としてギネスブックにも登録されている牛久大仏を見てきた。
高さ120メートル、奈良の大仏が手のひらに乗ってしまうという。
タクシーの車窓から上半身が見えた瞬間、
その呆れるほどの巨大さに思わず半笑いになってしまった。
タクシーを降り、チケットを購入してまっすぐに大仏の足元へと向かう。
「ワンダと巨像」を思い出す。
自分の中での勝手な設定だが「神殺しの背徳に興奮するゲーム」だ。
大仏を見上げながら「この巨像によじ登って頭頂部に剣を…」と、
罰当たりな妄想を膨らます。
一通り堪能してから順路に従って背後へと回り、大仏の胎内に立ち入る。
内部にはパネル展示等があり、
エレベーターで胸の辺りまで上がる事が出来る。
眺望に期待して上ってみたものの展望室の窓の幅が驚くほど狭く、
見晴らしはあまり良いとは言えなかった。
大仏も入ってしまえばただの建築物だ。基本的に外から見るものだと思う。
そそくさと外へ出て、大仏の周囲をぐるっと回り様々なアングルを楽しむ。
周辺の地面にはやたらと蟻の行列が目立った。不可避的に踏み殺しながら進む。
蟻と人間と大仏。何の趣も無い安直な相関図を思い描く。
猛暑の中涼しげな顔で佇立する大仏は、人間にも蟻にも無関心そうに見えた。


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水漏れ

2007年08月17日 16時35分49秒 | Weblog
告知忘れてたんですけど
現在発売中の「月刊少年ガンガン」に2ページだけ4コマ描いてます。


エアコンから突然水滴がポタポタ垂れてきた。
真下に買ったばかりのアクオスがあったので、慌ててゴミ袋とガムテと段ボール箱で「簡易水滴受け」を作る。非常に不恰好だ。
ネットで対処法を調べると、ドレンホースが詰まってる可能性があるという。外に出てホースの中に不要になった長いコードをズルズルと突っ込み調べる。特に手ごたえは無く、相変わらずエアコンは水を吐き続ける。機械内部からは土砂降りのような音が聞こえてくる。音は厄介だ。土砂降りのように水が溢れてるんじゃないかと稼動中何度も確認してしまう。水量は相変わらずポタリポタリだが、少しでも音を和らげ水を吐かせないようにと最弱に設定して、サーキュレーターを導入する。サーキュレーターは近所で買ったハネウェルの安物だ。扇風機と迷ったが、場所を取らない機能的なデザインに惹かれてこっちにした。小さい割にパワーがあって、エアコンと併用すると想像以上に冷房効率が増す。

エアコンを買ったメーカーに電話して出張してもらったところ、どうやら分解掃除しないといけないらしい。見積もりが出るのを待たされてる間にネットで分解掃除の相場を調べる。15000円前後らしい。2万もあれば足りるだろう。見積書が送られてくる。51000円也。
自分で分解する事にした。水がドバーっと出る。さすがに素人ではよくわからない。適当にいじって戻し、近所のイトーヨーカドーの家電コーナーに行く。5万出すなら買い直した方が良い。エアコン+取り付け+古い方の回収で6万強だそうだ。「考えます」と返事し、帰宅後再び稼動させる。溜まってた水が流れ出たせいか、まったく水漏れや異音がしなくなっていた。
長時間使っていればまた溢れてくるだろうと心配していたものの、数日経った今もエアコンは問題なく稼動している。

つーか、5万って何だ、5万て!

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