真っ白な原稿の上で、俺は爪を切った。

漫画家 施川ユウキのブログ

陰日向に咲く

2006年03月25日 08時29分38秒 | Weblog
陰日向に咲く
劇団ひとり (著)



話題の本なんだが、
劇団ひとりは以前からファンだったのもあって買ってみた。

「滑稽な弱者を、愛しく見つめる眼差し」を感じた。

劇団ひとりを「この人面白い!」と確信したのは、
4年近く前にやっていた「本能のハイキック!」という深夜の生番組だ。
「十数年間、歌手を目指して地道に活動を続けている駄目そうなオッサン」の
悲哀に満ちた報われない半生が番組内で紹介され、最後に
レコード会社の人が見てチャンスをくれるかもしれない、
という事でスタジオで一曲歌わせてもらっていた。
オッサンが歌う中、出演者達はみんな泣いていた。
劇団ひとりも泣いていた。(まあ、ゆるい感動企画なんだけど)
「がんばれ!」「夢は叶うよ!」「諦めないで!」
みんな応援し、ひとしきり曲が終わると
劇団ひとりが涙でクシャクシャになりながら言った。
「あの人の顔見てくださいよ・・・・絶対売れないですよ!!」
CM。
僕は夜中一人で爆笑した。あまりのド正直さに。同時に
駄目な人間の持つ、滑稽さと愛おしさを強く感じていた。

あの時の眼差しを、この小説から感じる。

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応募券

2006年03月23日 05時14分55秒 | Weblog
気が付いたら、またひと月近く開けてしまった。
トップに同じ記事がずっとあるから、
「出版業界に絶えず物申してる奴」みたいになってしまった。
引きずるつもりは無いんだが、人づてに聞いたタブーの話をもうひとつ。
本のカバーの折り返し部分とかにたまに付いてる応募券、
点線で切り取り部分を囲んであるんだが、
(出版社によっては)そこにハサミマークを付けてはいけないらしい。
理由はよく分からない。
恐らくハサミを使って怪我した時のクレームを恐れてるんじゃないだろうか?
だとしたら、マイナス思考にも程がある。

来月「サナギさん」2巻と「もずく、ウォーキング!」1巻が
同時発売されるんですけど、それぞれの帯に付いてる応募券を
2枚合わせて送ると抽選でプレゼントが当たります。
応募券は発売日辺りの週チャンとヤンチャンにも付いてるそうです。
「単行本2冊分」か「単行本1冊分+雑誌1冊分」のどちらかで応募できます。
ややこしい。