真っ白な原稿の上で、俺は爪を切った。

漫画家 施川ユウキのブログ

キングコング

2005年12月29日 10時34分06秒 | Weblog
「キングコング」観てきた。
「コング出てくるまでなげー」と思ったら
出てきてからも更に長かった。
全然退屈しなかったから良かったけど、
同じPJの「ロード・オブ・ザ・リング」は
何であんなに退屈だったんだろう。

エンパイアステートビルに登った理由って
「アンと夕日を見た記憶」を再現したかったからなんじゃないか
と思ったんだが(ビルから見たのは朝日だけど)、
だとしたらコングって相当ロマンチストで、アンに対する感情は
やっぱり恋愛感情だったのだろう。
アンはコングに対して「動物園の飼育係が動物を想う気持ち」
でしかなかっただろうし、
カールの最後のセリフ「美女が野獣を殺したんだ」は、
(「カール、お前が言うな!」とは観客全員思っただろうけど、)
ある意味正しい。
結局、思わせぶりの女に振り回されて死んだのだから。
ラストのジャックとアンの抱き合うシーンは、
コングの想いが無視されていて切なかった。
そして、その想いの前に安っぽく見えた。

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おたっくす

2005年12月21日 05時33分18秒 | Weblog
FAX買った。
前のブラザーの奴が壊れたのでパナソニックのを買ったんだが、
「おたっくす」ってまだあるんだな。
酷いネーミングだけど、
ずいぶん昔からあるのでそこそこ人気なのだろう。
でもオタク程「おたっくす」は選らばなそうな気がする。
「へー。オタクだけにおたっくすなんだ…」みたいな状況は
誰しも避けたいだろうし。

ところで今、「おたっくすヘイブン」という言葉を思いついたけど、
どう考えても面白くなる気がしないので特に話を広げません。
そもそも「タックスヘイブン」という言葉自体
どれ程認知度があるのかよくわからないし。
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ナショナルのCMに慣れた。

2005年12月19日 01時19分05秒 | Weblog
ナショナルのCMに慣れた。
最初見た時は、あんなに違和感を覚えたのに
もう普通のCMと同じようにスルーできてしまう。
今となってはどこに違和感を感じてたのかすら、よく分からない。
どんなショッキングな出来事も日常に埋没させてしまう力を
人間は持っているのだろう。
それは強さでもあり、危うさでもある、と思った。
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寿司

2005年12月18日 02時27分54秒 | Weblog
前回の続きだけど、
「修羅の週」って「修羅の月」や「修羅の日」と比べると
あんまカッコ良くないな。
修羅に七曜制は似合わない。
「修羅もウィークエンドはネクタイを外してカジュアルに」
とか有り得ないし。
それに比べて「修羅の月」はカッコ良過ぎ。
川原正敏先生の新作のタイトルになってもおかしくない。

金曜の話。
編集が御馳走してくれるということで、
例の読みきりの原稿上げた後そのまま寝ずに明け方の始発に乗って、
早朝の築地に寿司を食いに行った。
築地は初めてだ。
市場内は、ターレット(小さい三輪トラックのような乗り物)が
朝もやの中を縦横無尽に走り回っていて、活気に溢れている。
「あの乗り物、楽しそ~」って思いながら見学する。
乗ってない人は「次、オレ~」とか思ってるのだろう。
で、寿司なんだが「大和寿司」という店に入る。
(以前、ごう先生のブログで紹介されているのを読んで行ってみたかった)
ウマい。
トロもウニもイクラも焼いた海老の頭もアラ汁もウマい。
ガリとお茶だけでもウマい。
もちろん元々新鮮でウマい寿司なんだろうけど
築地というだけで何もかもウマくなる気がする。
市場内の小さな売店に普通のカップ麺が売られてるのを見つけたんだが、
それすらウマそうに見えた。
寿司を食い終わり、そそくさと7時位の電車で帰った。
ラッシュ時に、すいてる下りの方に乗るのは気分が良い。
手の届かない値段でもなかったので、
今度はフラッと一人で行こうと思う。
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修羅の週

2005年12月17日 05時03分55秒 | Weblog
FAXが壊れた。仕事に支障が出まくりだ。
ここの所、メガネやらHDDレコーダーやら冬物のアウターやら
カバンやらGBAのソフトやら色々買って金が無いのに、
FAXまで買わないといけないのか。
ひょっとして将門の呪(略

ちょっと前の話になるが、
「全部ホンネの笑える話(仮タイトル)」って増刊雑誌で
読み切りの仕事を頂いて、過去に出てる2冊を参考に貰った。
こういう4コマエッセイ物は、
漫画家になる前はあんまり興味なかったんだけど、
今だと「自分以外の漫画家の日常」が気になって興味深く読める。
知らなかった作家先生の名前をググッて
「ああ、あの漫画描いてる人か!」と合点がいったり、
「ブログあるんだ!」と発見して勝手に親近感覚えたり、
等してる内に朝になってしまっている。
ちなみに一番「ああ、あの!」て思ったのは
「いわみて」の人の漫画が載ってたことでした。

原稿は一昨日ギリギリで上がった。
最初〆切を先週の金曜と聞いていて、
週チャンとヤンチャンも重なる「修羅の週」として作業してたんだが
どう考えても間に合わず、その後
「何とか待ってもらって月曜までで大丈夫です」と伸ばしてもらうも
別の仕事の〆切が急に入ってきて、
「あーコレは落ちるな。シャレにならんな」と
諦めにも似た無力感を感じていたのだが、伸ばしに伸ばしてもらい
何だかんだで木曜の夜中に上がった。
なんだ、全然大丈夫じゃないか。
そう言えば最初の打ち合わせで
「僕は相当ギリギリになってしまうので〆切は騙してくださいよ」
と言っておいてた。

漫画の内容についてですが、
エッセイ的な話は欄外やブログでよく書くのに
マンガで描くとなると何だか急に抵抗を感じる。
忙しい時期だったせいで
「二度とやるかー」と思いながら描いてたけど、
上がったら「また描いてもいいか」と思えてきた。
(需要があればですが。)
載る雑誌は来年1月16日ぐらいに発売だそうです。
カラーで4ページ、以前コラムで書いた話と重複してるネタもあります。