ブログ「教育の広場」(第2マキペディア)

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教育の広場、第261号、20代さんへ

2007年03月11日 | 政治関係
教育の広場、第261号、20代さんへ

 私の質問に答えて下さってありがとうございます。

 解答1について。

 康友さんに出馬を「強く働きかけた」のは何も鈴木修さんだけで
はありません。我々無名の市民も沢山、熱心に働きかけました。で
すから、あなたの挙げている事実は「スズキ色が強すぎる」という
判断の根拠にはならないと思います。物事の判断では関連した事実
の全体を見るということが大切だと思います。

 北脇さんは自民党と公明党に支持を依頼しました。これをどう思
いますか。社会人ならば、依頼した場合と、働きかけられた場合と
では、影響の受け方が大きく違うことは御存知だろうと思います。

 自分の応援する人を組織的だろうと個人的だろうと応援するのは
当然で、それが違法な手段を使っていない限り、どうということも
ないと思います。又、鈴木修さん以外の人達も多数、動いています
から、「スズキ色が強すぎる」ということにはならないと思いま
す。

 解答2について。

 あなたの投票態度は一見したところではもっともらしく見えます
が、好く考えてみると必ずしも当然ではないと思います。

 まず、普遍的な原理として、人を判断するにはその人の言葉によ
るのではなく行動によるべきだ、という原則があります。マニフェ
ストは1つの手掛かりにすぎないと思います。

 しかも、今回の選挙では、一方は現職であり、他方は新人なので
す。この場合は、まず、現職の実績をどう評価するかから出発する
べきだと思います。

 それと関連しますが、あなたは市長や教育長や学校長や役所の課
に質問や意見を送って返事をもらったことはないのですか。こうい
う事をしてみないと、相手の本当の姿は分からないと思います。

 行財政改革推進審議会の委員の方々も、自分たちの意見に対する
市長の対応で市長に愛想を尽かしたのだと思います。

 科学の実験では、実験対象に何らかの働きかけをしてみて、その
反応を観察してデータを集め、それを手掛かりにして対象の形質な
どを考えていきますが、社会的な事柄でも同じだと思います。

 私は浜松市民になってからのこの1年半余りの間に市長、教育長
などに数十回の質問をし、意見を言いました。受け入れられた事も
少しあります。例えば、市のホームページに「教育委員会」という
文字があり、これをクリックすると、該当ホームページが出てきま
す。このようになったのは私の要求によるものです。

 しかし、「市民への約束」に反していかにも役人的な回答でごま
かされた事もあります。例えば、職員の活動を市民の立場から監査
するべき監査委員のトップである常勤監査委員は古橋さんという人
です。この人は元職員です。そこで、「これは八百長ではないか」
と質問したところ、「意見として伺っておきます」という返事でし
た。

 他のことは、私の gooブログ「浜松・静岡・日本」にみな発表し
てありますから、興味があるならそれを見てください。

 あなたの真面目な姿勢を疑うわけではありませんが、主体的に市
政にかかわる態度としては物足りないと思います。このブログでも
自分の「提案」を出してみたらどうですか。

 他人の働きかけを問題にするのではなく、あなた自身がもう少し
能動的に働きかける市民になったらどうですか。われわれ大衆が動
いたら、どんな個人の力よりも大きな影響力を発揮すると思います


 (これは或るブログでの議論です。20代さんが、鈴木康友立
候補予定者の側では、スズキ会長の影が強すぎるという趣旨の発言
をしたことに端を発しました議論です)



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