晴走雨読

晴耕雨読ではないが、晴れたらランニング、雨が降れば読書、きままな毎日

『東大全共闘1968ー1969』

2007-10-28 17:38:59 | Weblog


 この時期、こんなに暖かな休日は今年最後かも知れない。朝起きたら、全身の筋肉痛にビックリ、昨日の練習が効いたみたい。

 今日も、午後からインターバルや筋肉系を刺激する練習を実行。昨日より、体が動く感じ。三日坊主にならないようにしたい。



 写真集『東大全共闘1968ー1969』(渡辺眸著 新潮社 2007年刊)

 今朝の日経に広告があり、山本義隆氏が寄稿しているとのことで早速購入。

 東大全共闘議長だった山本氏は、闘争終焉後一切マスコミに出ることもなく予備校講師をしながら科学史の研究を持続、近年『磁力と重力の発見』でその成果を公刊している。

 氏の文章を読んで、全く変わっていない、40年前に言っていたことと全然変わっていないことに驚く。人は、ともすれば、若い頃はこうだったなどと言う事が多いが、氏は持続している。自分のとった行動に一切の迷いがない。脅威の人である。

 渡辺氏の写真も40年も眠っていたフィルムを引っ張り出したところから始まる。当時の雰囲気が良く伝わる。

 '54年生まれの私は、全共闘世代に比べ遅れてきた世代であるが、当時の大学の様子が思い出される。とにかく、雑然としていて、汚い、散らかっている。腹が減っていて、なぜか睡眠不足で眠たい。立看も壁に貼ってあるポスター、ビラも、落書きも解放感が一杯だった。

 



 

 
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