晴走雨読

晴耕雨読ではないが、晴れたらランニング、雨が降れば読書、きままな毎日

ミュシャ

2007-08-27 20:34:48 | Weblog
 北海道立釧路芸術館で「アルフォンス・ミュシャ~憧れのパリと祖国モラヴィア~」展を観ました。釧路にあるのは、道立美術館ではなく、芸術館です。

 ミュシャ(1860~1939)は、モラヴィア(現在のチェコ共和国)に生まれ、19世紀末から20世紀初頭にかけて、パリで活躍した画家です。アール・ヌーヴォーの代表的な作家です。



 柔らかな曲線と淡い色合いを使って、女性を美しく艶かしく描いています。ミュシャは、舞台劇に登場する女優や香水、お酒などの宣伝ポスターを多く手がけています。

 当時の日本でもミュシャらに影響を受けているのであろう、赤玉ワインや大日本麦酒などのポスター画を思い出しました。



 この国が、明治維新の後、富国強兵路線を敷き、日清、日露戦争に明け暮れていあた時期に、遠くヨーロッパでは様々な分野で芸術が花開いていました。この国の文化とヨーロッパの文化の蓄積度の違いを当時に対しても、そして現在にも感じます。

 


 
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