晴走雨読

晴耕雨読ではないが、晴れたらランニング、雨が降れば読書、きままな毎日

運動会

2007-07-09 20:46:48 | Weblog
 土曜の午前中、日曜日は午後から夜まで営業しました。たまたま通りかかった幼稚園の運動会です。子どもは苦手ですが、見ていると元気をもらえるのが不思議です。



 情況論ノート第10回

 1990年代、冷戦に勝利後、アメリカは唯一の超大国として国際的な威信を維持できる最低限の軍事力を保持する。

 他の同盟国の軍事力を効率的に動員、利用できるようにすることで、アメリカの軍事力が安上がりになる。



 アメリカの軍事力は、規模縮小の中で、アメリカ側の人的損害の最小化を図りながら、効率的に相手側を破壊する資本集約的な軍事力への転換を図った。

 軍事面での転換を促したのは、納税者の論理である。軍事に投下される資金の収益率、すなわち武器の正確かつ効率的な破壊力・殺傷力を上昇させようとするものである。


 
 アメリカの経済構造の転換との関係では、労働集約的な軍事部門は途上国に負担させ、アメリカは戦略核兵器や機械化した通常軍備を機動的に派遣するという国際的軍事体制に転換しようとした。

 湾岸戦争以後の戦闘は、「殺し合い」から「デジタル化」され、人間の「匂い」の感じられない戦闘に変化した。

「基軸国アメリカの軍事財政」渋谷博史による。



 上記の小文から、この国の軍隊が担わされる役割が見えてきます。戦争も経済的動因によって起こされるものです。決して、そこには「正義」と呼べるものなどありません。

コメント
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