晴走雨読

晴耕雨読ではないが、晴れたらランニング、雨が降れば読書、きままな毎日

『東京ファイティングキッズ』

2006-11-25 19:36:47 | Weblog
 丁度2年前、2005年の元旦、『東京ファイティングキッズ』(内田樹(たつる)、平川克美 2004年 柏書房刊)を読んだ。

 どうしてこの本を読んだのだろう。帯の「世の中少しなめてかかった方が楽しい」というフレーズが、ピッタリきたのだと思う。

 年末に学生時代の友人と久しぶりに会った。彼らは、無くしていなかった。「世の中をなめてる感じ」を。

 少し、自分は従順にやり過ぎたかもしれない。いいように使われているだけかも知れない。少し遅いかもしれないが、もう一度「なめてかかってみようか」と思っていたところに、はまったのではないだろうか。

 内田氏は、フランス現代思想が専門、武道家でもある。平川氏は、小学校の同級生。実業家。2人の対談である。いい言葉、いい語りが満載。

 そして、『東京ファイティっグキッズ・リターンズ』(バジリコ刊 2006年)が帰ってきた。

 子ども達の言葉が貧しい、から始まって、世の中の二者択一化、政治の単純化、粋とは何かを問う野暮、努力と成果の間の相関の証明をしないと子どもは勉強をしない。などなど、その中を縦横無尽に切ってしまう対談。



 気管支炎再発、右足脹脛痛治らず、最悪の週末



 

 
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