へそ曲がりおじさんのひとり言

常識にとらわれるのが嫌い。
他人と同じ事が嫌い。
世の中、別な角度から見ると新しい物が見えるから。

台風の目

2016年09月02日 03時58分50秒 | 少しは役に立つ話?
台風の目。


台風情報でよく使われる「台風の目」。


その正体を知らない人が多いだろう。

私は過去に2度、その台風の目の中に入ったことがある。



「目の中に入れても痛くないほどかわいい」などと言うが、台風の目の中。


実は、ほとんど無風で、晴れていることも多い。


今をさかのぼること60年前。

私は中学2年であった。

住んでいたのは東京です。

その東京を台風が直撃するという予報が。

そのため、前日に学校は「休校」することがほぼ決まっていた。


が・・・・・。

学校からの帰り道、幼馴染でとある同級生と良からぬこと?を画策する。



それは・・・・。



台風が吹き荒れる中「学校まで歩いて行こう」と言うのである。


普段は電車での通学である。

徒歩だと2時間余り。


あらかじめ示し合わせた時間に近くで落ち合い、雨合羽に身を包んでいざ出発する。



何とも馬鹿げたことではあるが、中学2年生の頭の中はこの程度のレベルなのです。



思っていたほど風も強くなかったが、電車は止まっている。

当時は車もほとんどなかった時代。


バスが通る道ではあるが、そのバスも動いていない。



結局、3時間くらいかけて学校に到着。

雨合羽は着ていたが、ずぶぬれに近い。


もちろん、学校は休みになっていたが、同じようなことを考えたやつが10数人いたがね。


その少し後、台風の目に入る。


台風の目に入るとどうなるのか。



それまで吹き荒れて強風がウソのように収まってしまう。

台風の目がはっきりとしていると、上空は青空になることも。



その後また強風が吹き荒れるようになる。



帰りは・・・・。


台風の目に入ったことで電車が動き出したので、帰りは電車です。

電車に乗っている時間は15分ほど。


電車を降りて少しすると・・・・。

またも強風と大雨に。


もちろん、また電車も止まってしまった。




「間一髪セーフ」とはこのことかも。


翌日学校に行くと・・・・。


クラスの中で話題になっていたが・・・・。




先生には怒られました。
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