へそ曲がりおじさんのひとり言

常識にとらわれるのが嫌い。
他人と同じ事が嫌い。
世の中、別な角度から見ると新しい物が見えるから。

人間は地球の毒なのか?

2007年04月13日 03時52分11秒 | Weblog
12日の朝日新聞夕刊の一面に、次のような記事が載っていた。
南太平洋のバヌアツ共和国で、島の人が語ったひと言。
「人間は地球にとって毒だね。鳥とか魚は静かに暮らしているのに、人間だけが戦争をしたり地球をゴミ捨て場にしている」
正しくその通りである。
毒と言う言葉以外にも、寄生虫、癌、病原性ウイルス(エイズ、肝炎など)などと言う言葉に置き換える事が出来ると思う。
地球の、限られた資源を浪費し、その副産物として、様々な有害物質を排出する。
大昔の様に、循環型の生活をしていた頃は、有害物質の発生も無く、地球も健康であったと思う。
人間にしても、健康であれば、多少の事は「自己防衛機能」によって、問題を起こさずに済む。
しかし、体力が落ちた時は気を付けなければいけない。
普段身近に居る「常在菌」によって病気になる事もある。
健康な時は問題ないものが、不健康になると問題になる。
今の地球は、とても健康と言える状態ではない。
病気になり、体力が落ちると「合併症」にも気を付けなければいけない。
今の地球は、まさにこのような状態ではないだろうか?。
だが残念ながら、私も含めて、誰も「本腰」を入れて取り組もうとはしない。
私も共犯者なのです。
「共犯者のくせに生意気な事を言うな!」と言われればそれまでです。
返す言葉はありません。
根本的には、昔の生活に戻せばよいのですが「言うは易く、行うは難し」です。
今私が実行している事も、気休め程度ではあるかもしれないが、「やらないよりはマシ」だと思っている。
しかし、私か実行している事を多くの人が実行すると、「思わぬ副作用」が起きる。
それは、「確実に景気が悪くなる」と言う事です。
物を大事に長く使えば、その分物は売れなくなります。
無駄を無くしても、同じ事が起きます。
景気は、需要が減少すれば悪くなります。
今迄は、「新しい需要」を掘り起こす事で「新たな供給」が出来、景気を維持してきました。
需要が減れば、供給も減る。
供給する側は、成り立たなくなります。
「生活の質」を維持したまま、昔の暮らしに戻す事は「至難の業」でしょう。
一度覚えてしまった「便利な暮らし」。
どうしたら捨てる事が出来るでしょう?。
すでに、取り返しの付かない所まで来てしまったような気がするのだが・・・・。
やはり人間は、地球の、寄生虫、癌、病原性ウイルスのような物ではないでしょうか。
寄生虫も、癌やウイルスも、数が増えれば、やがては「宿主」を殺してしまいます。
「宿主」が死んでしまえば、当然、寄生虫、癌、ウイルスも死にます。
「種」を維持する為には、新たな「宿主」を見つけなければなりません。
残念な事に、地球と言う「宿主」の代わりは有りません。
現状のままで行くと、「遠い将来」ではなく、「近い将来」に「人類存亡の危機」が訪れるような気がします。
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