へそ曲がりおじさんのひとり言

常識にとらわれるのが嫌い。
他人と同じ事が嫌い。
世の中、別な角度から見ると新しい物が見えるから。

エアープランツ   2

2007年02月19日 23時18分57秒 | Weblog
昨日は話が横にそれてしまった。
今日は少し詳しく書いてみる。
15年以上前から栽培しているのだが、意外に難しい。
多少根が出るものと、全くでない物がある。
主に乾燥地帯に生えているので、乾燥には強いのだが、一部には例外もある。
空気中の水分を吸収して生きている、と言われているが、これが曲者である。
空気中の水分、つまり、湿気である。(本当は違うのだが)
通常、霧吹きとソーキング(水に漬けること)で水分を与える、と説明されているのだが。
これがいたって難しい。
小さい苗の時はいいのだが、順調に育って、大きな株になってからは気お付けなければいけない。
チョット油断すると、中心部から腐ってしまうのだ。
何度これでダメにした事か。
順調に生育している時ほど危ない。
「早く大きくしよう」と思うのは止めたほうがいいようだ。
原産地の多くは砂漠の乾燥地帯。
昼間は乾いた熱風にさらされている。
しかし、昼間は乾燥いている砂漠地帯でも、夜間はかなり気温が下がる為、結露するのです。
この結露した水を吸収しているのです。
昼間は極度に乾燥するため、余分な水分は蒸発してしまいます。
日本の気候ではこうは行きません。
梅雨時は特に危険です。
花は咲きますが、あまり期待はしないほうがよいのでは?。
咲けばそれなりに綺麗なのですが・・・・・。
私の場合、花を咲かせようと思ったのが、失敗の原因のような気がします。
最近は少な目の水遣りで、花は咲いてくれたら「ラッキー」という感じです。
ある程度の大きさになると、余り水はやらない方がいいような気がします。
人によっては「可哀相だ」と言う人もいるようですが、腐らせては元も子もありません。
「店頭での管理が悪い」と言う人もいますが、難しい問題です。
或るホームセンターでは、知らない店員が「可哀相」と言って水をやった為に、殆どを腐らせた、と言う話もあります。
オカヤドカリでも、「店頭の扱いが悪い」と言って文句をいう人がいますが、「自分でやってみろ」と言いたいですね。
変なたとえですが、銀行員等は「仕事だと、何千万ものお金を数えていても、お金と言う感じがしなくなってくる」と言う人がいる。
別に良い事だとは言わないが、毎日仕事として扱っていると、感覚が鈍るのは仕方ない事では?。
買い物に来たお客は、特定の物にしか関心がありません。
一方、店員はどうでしょう?。
特定の物だけ見ていては仕事になりません。
お店で扱っている物全てに気お使わなくてはいけません。
しかし現実の話、「全ての物に気を使う」なんてとても無理です。
現実を見ないで、一方的に文句を言うのは、「無責任」と言わざるを得ません。
また脱線してしまった、悪い癖である。
話を元に戻すとして、栽培法なんだが、なかなか難しくて簡単には説明出来ない。
エアープランツに限らず、店頭で売られている動植物の栽培(飼育)法は、「極、一般的」なもので、だれにでも当てはまるものではありません。
同じ事でも、人それぞれ個性が出ます。
言われた通りやってみても、同じ結果が出るとは限らないのです。
更に困った事があるのです。
店頭で販売されている動植物の殆どは、そのお店で飼育、栽培されたものではないのです。
市場で仕入れてきた物なのです。
実際に飼育も栽培もしていないのですから、極一般的な説明しか出来ないのです。
「販売する以上、ちゃんと調べるべきだ」と言う人もいるでしょうが、「手本を見せて」と言いたいですね。
文句を言うのは簡単です。
しかし、実際にやってみると、頭で考えたようにはいきません。
生真面目にやっていては、神経が持ちません。
私は、販売の仕事もしたので、良く分かります。
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