へそ曲がりおじさんのひとり言

常識にとらわれるのが嫌い。
他人と同じ事が嫌い。
世の中、別な角度から見ると新しい物が見えるから。

紅白歌合戦

2007年11月27日 02時59分42秒 | Weblog
今年も早いもので、後一ヶ月余りで紅白歌合戦の季節である。
恒例の事ではあるが、「出場する歌手」と共に「視聴率」が話題になる。
かつては「国民的番組」とも言われ、「50%以上の視聴率」を誇っていたが、近頃はその面影は無い。
「50%以上の視聴率に回復させる」などと「大見得」を切ったにも拘らず、結局惨敗しながら「そ知らぬ顔」をしている「大物タレント」もいる。
「始めから無理」なのはわかっていたのだが、自分の人気で視聴率を稼げると思ったのであろう。
ナンとも馬鹿げた話である。
それでは何故、「始めから無理」なのであろう?。
答えは至って簡単である、「時代(見る人)が変わってしまった」と言う以外に理由は無い。
50%以上の視聴率だった頃には、今に比べて、テレビ局の数も少なく、ビデオ、DVD,テレビゲームなど、何も無い時代である。
その上、車や娯楽施設なども少なかった。
そして一番の理由は、「歌自体が変化してしまっている」と言う事である。
当時は、歌謡曲や演歌が中心で、ポップス系の歌は殆ど無く、「大晦日は紅白を見て年を越す」と言うのが定番であった。
「選択肢の数」が少なかったのだ。
時代(見る人)が変わると共に「選択肢の数」が増えた以上、視聴率が低下するのは、「当然の結果」と言わざるを得ない。
テレビ局が増えた事も大きな理由であろう。
歌のジャンルが増えた事により「幕の内弁当」の様な感じになってしまっているところに、追い討ちをかけるように、「他局との競合」もあって、「大物歌手の出演拒否」と言う問題も発生している。
「何でこんな歌手が出るの?」と言う事にもなってしまうのである。
歌手が「NHKの安いギャラ」より、「民放の高いギャラ」を選ぶのは「資本主義自由社会」の下では、「仕方ない事」である。
NHK以外の放送局だって、「社運」をかけて「視聴率のアップ」に必死なのである。
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