へそ曲がりおじさんのひとり言

常識にとらわれるのが嫌い。
他人と同じ事が嫌い。
世の中、別な角度から見ると新しい物が見えるから。

思い違いと思い込み(先入観念?)

2008年03月29日 04時47分09秒 | Weblog
何かに気を取られたりすると思い違いをすることが良くあり、目の前にある物でも全く目に入らないことがある。
何かに気を取られたりして「其処には無い」と思い込んでしまうと、目の前にあるにも拘らず他を探す事になり、後になった「ナーんだ、こんな所にあったのか」と言う事になったり、全く違う所を探したりする事も良くある。
一人で暮らしている分には余計な問題も起きないのだが、そうでない場合は余計な問題が起きる場合が往々にしてあるのだが、実は昼過ぎに近所で余計な問題が起きたのだ。
「車の鍵が無い」と言う旦那に、奥さんも一緒になって探しても見つからないと騒いでいたのだが、見つからないはずである。
たまたま私が気が付いたのだが、一度車に乗ってエンジンを掛けた後で忘れ物に気が付いて家に戻ったのだが、忘れ物を捜しているうちにエンジンをかけたことを忘れてしまったらしいのだ。
散々奥さんを怒鳴り散らした後だったので、旦那はコソコソと出かけて行ったのだが、その後にことは知らない。
実は私も似たような事があったのである。
或る物を買った時に、店員の説明を聞き違えた為に「付いて無い」と思い込んでしまった物が、箱をばらしていて見つかったのである。
「無い」と思い込んでいなければ箱の重さで気が付いたと思うのだが、「無い」と思い込んでいたので気が付かないのである。
このようなことは様々なキッカケで起きるのだが、一度思い込んでしまうと中々抜け出せないもので、気を付けなくてはいけない。
「常識のウソ」と言うのも同じ様な事で、一度間違った情報が「常識」として広がってしまうと、それを修正する事は極めて困難な事で、今の情報化社会では、一部の企業などが「意図的」自分に都合の良い情報を流すので注意が必要で、一度「思い込まされる」と言う状態になると、後は企業の「思う壺」と言う事になる。
企業が大きくなればなる程「広告宣伝費」にお金をつぎ込む事が出来る為、より多くの宣伝をして「お客の頭に自社製品を刷り込む(一種の洗脳)」と言うことをするようになる。
多額の契約金を払って有名人を宣伝に使うのはこの為で、有名人の人気を利用した「便乗商法」と言えるだろう。
悪い言い方をするならば「一種のトリック」なのだが、その事に気が付く人は少ないだろう。
特に「売れているものはよい物だ」と言う「先入観念」を持ちたがる日本人は「格好の獲物」と言う事になってしまうのだが、当の本人が気が付かなければ「知らぬが仏」と言う事になるのだが、それ以上に困った問題がある。
「大量に商品が売れる」と言う事は、「企業の儲け」も増えることになり、当然の結果として「多額の企業献金」をするようになるのだが、企業献金は「慈善事業」でするわけではなく、何らかの「見返り」と言うものが「暗黙」のうちに求められている。
つまり、「間接的に政治を動かして自分に有利になるようにしている」と言う事になるのであるが、こんな風に考えるのは、私のようなへそ曲がりな人間しか出来ないのかもしれない。
コメント (5)
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