淡路教育サービスへようこそ Ⅱ

淡路島の家庭教師の先生たちの奮闘日記

こころの子育て 河合隼雄著 朝日新聞社

2009-12-31 09:07:58 | おばあちゃん先生の日記
 
 津名図書館で借りました。

 誕生から思春期までの48章

 として、家庭・家族について

 教育熱心にならないで、親が自分の個性を発揮しながら子どもに

ぶつかってほしい、ゆったりと考えて自分なりの子育ての方法をみつ

けだしてほしいと述べられています。

  64ページ

Q12 思い通りにならないのは、育て方が悪いからですか。

A   生きているんだから思い通りになるはずがないです。
「上手に子育てしたら、思い通りになる」というのは、完全
に迷信です。世の中に下手な子育てはあっても、どんな子にで
もあてはまる「よい子育て」というのはありません。下手な子
育てというのは、親がいつも怒っているとか、子どもをほった
らかしてるとか、食べ物をやらないとか、いろいろあります。
でも、みんなに共通の便利な方法、よい方法、というのはない。
だいたい便利な方法なんて大したことないんですよ。だれにで
もできるんだから。

・・・・・・。
 たとえば氏神さまに親子でお参りしたりするのは、案外意味が
あります。どういうことかと言ったら、神様にお参りするという
ことは、「何もかも『私』がやって、何もかも『私』が上手にで
きます、なんてことはあり得ません」ということの表明なんです。
私さえ上手にやったらうちの子はうまく育つ、そんなものじゃな
い。だれかの助けがないとダメなんだ、つまり、「私は人生を1
00パーセント把握している存在ではありません」と認めている
んです。
・・・・・・。
 それとね、そうやって思うようにならなくて、あれやこれや考
えてもどうしようもないときは、寝るんですよ。それが一番です。
目が覚めたら、また変わってきますよ。ひと晩たつって、不思議
ですわ。

 河合先生は、子育てほどおもしろい「自己実現」はないと話さ
れます。
 人は「その人になる」という過程を一生歩み続けていくんです。
と、話されます。

 オバちゃんは、思春期の生徒さんと20年余りおつきあいして
きました。勉強をいっしょにしていると、生徒さんのこころの悩
みにぶつかります。できるだけ客観的に対応できるようにいろい
ろな本を読みました。来年は、河合隼雄先生の本をたくさん読み
たいと望んでいます。



淡路市・洲本市・南あわじ市の家庭教師なら
淡路教育サービス有限会社
TEL0799(62)3695
フリーダイアル0120(62)3695
携帯からも掛けられます。
tanaka3@wind.sannet.ne.jp
担当田中恵子
田中携帯090-9698-9479









 
 
















 
 


 

コメント

アジアの旅人 下川裕治 講談社文庫

2009-12-30 07:01:53 | おばあちゃん先生の日記
                

アジアでねむりほうける

アジアをとろとろ歩いてきた

と、ページをめくるだけでオバちゃんも

のんびりした気分にひきこまれる。


野田知祐さんの旅のエッセーは、カヌーと釣竿と文庫本

がよくでてきます。

下川裕治さんのエッセーには、

安宿

屋台の食事

バス旅行

など、オバちゃんが体験できないアジアを

のんびりした視線で描いている。

コオロギのから揚げ

クモのから揚げ

イナゴのから揚げ

ネズミ

たがめ

を食べる。

中国のスイカの種やカボチャの種をぽりぽり

かじりながら、のんびりしたエッセーを読むのが

オバちゃんの至福の時間です。



淡路市・洲本市・南あわじ市の家庭教師なら
淡路教育サービス有限会社
TEL0799(62)3695
フリーダイアル0120(62)3695
携帯からも掛けられます。
tanaka3@wind.sannet.ne.jp
担当田中恵子
田中携帯090-9698-9479


コメント

旅へ 新・放浪記Ⅰ 野田知佑著 文春文庫

2009-12-29 05:53:27 | おばあちゃん先生の日記
           

じぶんさがしの旅の記録

  9ページ

 大学を出て二年目のその年、ぼくは北海道を転々としていた。
 何をすべきか、自分が何をしたいのかも判らず、かといって
就職するのも厭で、ヒッチハイクをしながらうろうろしていた
のだ。
 中年になった現在、自分の若いころを振り返り「放浪」とか
「青春彷徨」などといった美しい言葉をあてはめて、うっとり
することもできるが、あれほど無力で、暗く、惨めな時期はな
かろう。

 野田さんは、日本をヒッチハイクしてアルバイトをしながら
 
旅する。ソ連船「バイカル号」でモスクワ経由で3ヶ月のヨー

ロッパの旅に出る。釣竿、投げ網、刺し網、素潜りの三点セッ

ト、二人乗りのゴムボート、折りたたみ式のアルミのオール、

文庫本10冊、ギリシャ語辞典を持っていく。

 本の中にはモスクワ・フィンランドで釣りをしている写真が

載っている。

 帰国しても野田さんの生活のスタイルは変わらない。

親戚に勧められて結婚し、就職しても、時間を作っては

川へ行き魚を釣り、川原で遊び川原でテントを張って眠る。

その暮らしの中からカヌーに出会い、紀行文作家として

成長していかれる。

 野外ででの活動を支えているのは、読書です。そして

映画と音楽の話があちこちに出てくるのでたのしく読んで

いけます。


淡路市・洲本市・南あわじ市の家庭教師なら
淡路教育サービス有限会社
TEL0799(62)3695
フリーダイアル0120(62)3695
携帯からも掛けられます。
tanaka3@wind.sannet.ne.jp
担当田中恵子
田中携帯090-9698-9479





 





 
 



コメント

津名 静の里公園

2009-12-27 05:55:05 | 淡路島名所めぐり
孫たちと静の里公園へ行きました。

大きな鯉にエサをやりました。

一袋50円で、公園事務所で売っています。

  

 


             


ほのかに花びらにピンクの混じったさざんかが咲いていました。


           


          





淡路市・洲本市・南あわじ市の家庭教師なら
淡路教育サービス有限会社
TEL0799(62)3695
フリーダイアル0120(62)3695
携帯からも掛けられます。
tanaka3@wind.sannet.ne.jp
担当田中恵子
田中携帯090-9698-9479


コメント

「老いる」とはどういうことか  河合隼雄  講談社文庫

2009-12-25 05:45:53 | おばあちゃん先生の日記
               

中学1年生の孫と、母親(オバちゃんの次女)の会話を聞いていると、

20年位前のオバちゃんと次女の会話を思い出します。

そうやったんや!!

と納得ができます。

中学1年生の孫は、成長しようと自分の意見を

どんどんお母さんにぶつけます。

お母さんは

しつけ

教育

のために自分の意見を話します。

河合隼雄先生は

ある言葉をキーワードに

親子の関係の話しをされています。

  246ページ

109ー「絆」と人間関係

 表題の字を読者はなんと読まれただろうか。「きずな」と
読まれたことだろう。親子の絆を大切にしようなどというと
きに用いられる。
 しかし、これは平安時代の物語などを読むと「ほだし」と
読まれ、それは馬の足にからませて歩けないようにする綱を
意味し、出家して仏門に帰依したいときに、親子の情などの
「ほだし」が邪魔になる、という意味に用いられているので
ある。
 青年期に人間が自立しようとするとき、親子関係などは「
ほだし」として意識されるのではないだろうか。
 かといって、親子の「きずな」が弱いほど人間は自立しや
すいと言えないところに人間関係のおもしろさがある。
 十分な「きずな」の存在を前提としつつ、それを「ほだし」
と感じて青年は努力する。その逆説とバランスの間で、一人前
の成人が誕生してくるのである。

 新聞のコラムに連載されたものをまとめられて出版されたので

毎日1章ずつ読んでいくと、読みやすい。

 子どもとのかかわり方を老人(オバちゃん)はどのように

すればよいか、味わい深い言葉ではなされている。

   110ページ

 大人たちは自分の考えを絶対化して押しつけようとして、
「教育者」になりたがるが、老人は子どもを見守りながら導く
「導者」となる、心の余裕をもっているのである。




淡路市・洲本市・南あわじ市の家庭教師なら
淡路教育サービス有限会社
TEL0799(62)3695
フリーダイアル0120(62)3695
携帯からも掛けられます。
tanaka3@wind.sannet.ne.jp
担当田中恵子
田中携帯090-9698-9479


コメント

「落語家論」 柳家小三治  筑摩書房

2009-12-20 05:02:23 | おばあちゃん先生の日記
         





 オバちゃんは、いいお仲間の話を聞くのがたのしみです。

椎名誠さんのお仲間。

小沢昭一さんの句会のお仲間。

本屋の書棚で新刊の文庫本を見つけると、著者名だけで

買っておきます。

おいしいお菓子を、ゆっくりした時間にいただくように

楽しみにぺージをひらきます。

以前、「ま・く・ら」で笑わせていただきましたが、この本は落語を志す


青年にむけて書かれていますので、オバちゃんは小三治先生の授業を


聴くつもりで読みました。

ある漫才コンビが売れ出して寄席に出なくなる。

あまり売れすぎると芸があれてくる

次々にこなすだけの仕事になってくると、芸ががさついてくる。

オバちゃんたち家庭教師の仕事で考えると

教材研究ができていない

家庭教師へ授業の準備なしに行く

ということでしょうか。

   166ページ
 寄席へ出る、というのは、高座で毎日勉強できるということばかり
ではない。寄席で育った芸人は、寄席へ出ているということで、なぜ
か心に潤いが出てくるのである。
 不思議なことといえば不思議なこと、当たり前のことといえば当た
り前のこと、いずれにしろ事実である。長いこと寄席に出ていたひと
がパタッと出なくなると、そのうちには必ずガサガサになってしまう
のは誰もが知っている。


解説 小三治師匠と私 の小沢昭一さんの文章も味わいがふかい。

 この本の冒頭には、副題のように「紅顔の噺家諸君!」とあって、
著者が若い噺家さんへ、つい伝えたくなるあれこれが記されてあり
ますが、それはそのまま、私ども芸能にたずさわる者すべてに、芸
のヒミツを、それとなく伝えているとも私はとらえ、テレビという
媒体のために、荒れて、深みが失われてきた芸の土壌への警鐘も感
じとれて、ロートル芸人の私も、ピリッと引き締まるのです。





淡路市・洲本市・南あわじ市の家庭教師なら
淡路教育サービス有限会社
TEL0799(62)3695
フリーダイアル0120(62)3695
携帯からも掛けられます。
tanaka3@wind.sannnet.ne.jp
担当田中恵子
田中携帯090-9698-9479




コメント

「ホットドッグの丸かじり」 東海林さだお著

2009-12-18 06:49:17 | おばあちゃん先生の日記
               

「ホットドッグの丸かじり」

   東海林さだお著 文春文庫 2008年11月10日第1刷

よる眠りに入る前に東海林さだおさんの

「丸かじり」シリーズを読みます。

おんなじ文章をなんども読みます。

ときどき書店で新しい本を補充しています。

カツ丼の別盛りの店を探して(銀座の老舗「かつ銀」)

ごはんとカツ丼の上層部をどんな手順で食べるかを

考察する。

バター醤油かけごはんはおいしいが

バター醤油かけうどんはおいしいかを考察する(あんまり旨くなかった)

今朝、オバちゃんは

起床すると同時に

すばらしい発見をしました。

東海林さだおさんはスゴイ!!

東海林さだおさんのエッセイは人生のオアシスなんだ!!

こころが疲れた人に癒しを与えてくれる本なんだ!!

心理学者の河合隼雄先生が

「見守る」

「何もしない」

「居るということ」で、

治療に来る人から元気を引き出されるように,


癒しを、サラリーマンがよく読む週刊誌の連載で

実行しているのだと思います。

日常の???を取材して

「がんばれ!!」

と、言葉では表現していないのですが

こまごました文章で

つかれた

お父さん

たちを癒しているのですね。



淡路市・洲本市・南あわじ市の家庭教師なら
淡路教育サービス有限会社
TEL0799(62)3695
フリーダイアル0120(62)3695
携帯からも掛けられます。
tanaka3@wind.sannnet.ne.jp
担当田中恵子
田中携帯090-9698-9479


コメント

『悩む力』   姜尚中 Kang  Sang-jung 集英社新書

2009-12-07 16:15:07 | おばあちゃん先生の日記
                  


高校2年生の生徒さんの夏休みの宿題のドリルを

していたときに、国語の問題の中に姜先生の文章が載っていました。 

姜先生は東京大学大学院情報学環教授で専攻は政治学・政治思想史です。

この本は集英社新書として出版されています。

高校の国語の問題に出題されているということは、

高校生の間にこのレベルの本を読んでおくのがいいのかしれません。

また、小論文の作成問題についても

書き方を工夫するのも大切ですが

何をテーマい選ぶのかというときに読書量が

影響してきます。

この本の中では、

作者は夏目漱石とマックス・ウェーバーをヒントに

最後まで「悩み」を手放すことなく真の強さを掴み取る生き方を

提唱されています。

受験を目指す生徒さんは、このなかの

『それから』『心』『明暗』『吾輩は猫である』『道草』

『三四郎』『行人』『門』『硝子戸の中』の読み方のひとつの

入り口を教えてもらえます。

高校の宿題の問題に出ていた文章は

ホームレスについて述べられています。

   121ページ

 先日、ワーキングプアに関するNHKのテレビ番組を見ていたら、
三十代半ばのホームレスの男性のことが紹介されていて、いろいろ
教えられるところがありました。その男性は公園に寝泊りし、ゴミ
箱から週刊誌などを拾って売り、命をつないできたののですが、運
よく市役所から、一ヶ月のうち幾日か、道路の清掃をする仕事をも
らうことができたのです。番組は彼の姿を追っていろいろ話を聞く
のですが、その彼が最後に目頭を抑えて泣くシーンが映しだされま
した。
 彼によると、一年前だったら、何があっても涙が出ることはなか
そうです。ところが彼は、働いているときに、人から声をかけられ
たのです。何という言葉をかけられたのかわかりませんが、たぶん
「ご苦労さま」に類する言葉だったのではないでしょうか。「以前
は、生まれてこなければよかったと言っていましたが?」という取
材者の問いに、「今、もそう思う」と答えた彼は、ちゃんと社会復
帰すれば、生きていてよかったとなるんじゃないか、と言って言葉
をつまらせます。そして、前だったら泣かなかった、普通の人間と
しての感情がもどったのかもしれない、というのです。
 これはとても象徴的で、「人が働く」という行為のいちばん底に
あるものが何なのかを教えてくれる気がします。
 それは、「社会の中で、自分の存在を認められる」ということで
す。同じようにその場にいても、ホームレスとしてたまたま通りか
かっただけだったら、声をかけられることはなかったはずです。一
生懸命働いていたからこそ、ねぎらいの声をかけられた。人がいち
ばんつらいのは、「自分は見捨てられている」「誰からも顧みられ
ていない」という思いではないでしょうか。誰からも顧見られなけ
れば、社会に存在していないのと同じことになってしまうのです。

   123ページ
 そして、もう一つ言えば、このアテンションという「承認のまな
ざし」は、家族ではなく、社会的な他者から与えられる必要がある
のだろうと思います。



淡路市・洲本市・南あわじ市の家庭教師なら
淡路教育サービス有限会社
TEL0799(62)3695
フリーダイアル0120(62)3695
携帯からも掛けられます。
tanaka3@wind.sannnet.ne.jp
担当田中恵子
田中携帯090-9698-9479












コメント