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淡路島の家庭教師の先生たちの奮闘日記

中国旅行 霊厳山寺  2日目

2009年10月23日 | 空海ロード 運河コース
霊厳山寺 江蘇省蘇州市

階段をのぼっていきます。

  

90歳の宮城さんは輿に乗ってのぼりおりをしました。



  

オバちゃんも

ノルディックウォーキングのストックに助けられて

登ることができました。

値打ちがありました。

経蔵殿の二階に「空海像」が二体おられました。

 






「空海入唐の道 現代中国に甦る巡礼道を行く」

静慈圓著 朱鷺書房


  

100ページ

蘇州から西へ23キロほどの小高い山の上に

霊厳山寺(浄土宗)がある。

1984年3月15日、私たちはこの寺を表敬訪問した。

この寺は1980年に中国仏学院の霊厳山寺分院を作っている。

新しい仏教復興の夜明けを感じた。

明学法師は突然「実はこの寺には空海上人の銅像が二体あります」

といいだした。「白髪三千丈」の国である。その真意を疑った。

明学法師は経蔵の二階に私たちを案内した。金色の大きな

涅槃像の前には、二体の空海像が安置されていた。

私たちは突然「空海」に出会ったのである。

唐突な出会いであった。

 銅像は、高さ30センチほどの像の裏側に二体とも

はっきりと「空海像」と彫られている。

この像は、解放後の1950年ごろ、近くに住む

密教の信者が「預かってくれ」と寺へ持ち込んだものだという。

呉谷宜という名の信者である。

この人はすでに逝去されていた。したがってこの像の由来は

今はわからない。

私たちは、この唐突さに声も出なかった。

空海その人が、船着場に現れては門の中に消えていく。

ここまで空海を追いかけて少々疲れていた。

しかしその疲れはふっ飛んだ。

お大師様は、ここで待っておられたのだ。

私はそう思った。

銅像を胸に抱いた。

涙が出てくるのを止めることができなかった。

さあ、頑張るぞと思った。  

オバちゃんたちも

2階の経蔵殿で

「空海像」に、お目にかかりました。

  

この旅行の中で団員の皆さんが一番感動した場面でした。

「空海ロード」を初めて訪問された

静慈圓先生のご苦労が改めて偲ばれました。

 

 


 

  

  

 



お寺の雰囲気も静かで、交流会も

心にしみいる雰囲気でした。

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