厳冬の窓ガラス
朝の気温が零度を下回る時、窓ガラスの部屋の中側に結露が見られる。
こんな現象は我が家だけだろうか。
住まいは東京都郊外。

朝、ガラス一面にびっしりと結露。




一寸でもガラスに触れると水滴は大きな塊りとなって流れ落ちる。

こんな現象が毎日続く。
その昔60年ほど前の事、我が家がこの地に家を建てた時は周囲を見渡す限り畑、その先は雑木林が続いていた。
その中にポツンと我が家だけの一軒家だった。
冬ともなれば北風が吹き荒れ、畑の土埃が舞い上がり、家の廊下と言わず部屋の中まで侵入し毎日掃除が大変だった。
当時の家はサッシなどない時代で、建具は隙間だらけだった。
その隙間から土埃りが侵入するのだった。
そして朝晩の冷え込みは氷点下5~6度になる。
家の中のガラス戸には氷の花が咲く。
水滴どころではなくそれを通り越した氷なのだ。
暖房もなく、寝具の中には良くて湯たんぽ一個だけ、今考えると良くそんな過酷な条件で生活出来たものだと感無量。
現在は、40年ほど前に建て替えた軽量鉄骨の家だ。
サッシの窓ガラスでも現在水滴が出来るのは、現在の家が軽量鉄骨の家だからかも知れない。
鉄骨が冷えるのか、断熱処理が不備なのか、或いは両方かも知れないと思う今日この頃だ。
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