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マネーサプライの指標の定義 (Unknown)
2005-11-12 22:07:06
マネーサプライ統計には、通貨の範囲に応じてM1、M2+CD、M3+CD、広義流動性の4つの指標があります。これらの指標の定義は、次の通りです。



M1 = 現金通貨(銀行券、貨幣)+預金通貨(当座、普通預金等)

M2+CD = M1+準通貨(定期預金等)+CD(譲渡性預金)

M3+CD = M2+CD+郵便貯金+その他金融機関預貯金+金銭信託

広義流動性 = M3+CD+金銭信託以外の金銭の信託+投資信託+金融債+金融機関発行CP+債券現先・現金担保付債券貸借+国債・FB+外債





ただし、 現金通貨 = 銀行券発行高+貨幣流通量

預金通貨 = 要求払預金(当座、普通、貯蓄、通知、別段、納税準備)

-対象金融機関保有小切手・手形

準通貨 = 定期預金+据置貯金+定期積金+非居住者円預金

+外貨預金

 ※上記は、いずれも一般法人、個人、地方公共団体の保有分が対象。

 M1は、最も容易に決済手段として用いることができる現金通貨と預金通貨から構成されています。



 M2+CDは、M1に国内銀行や信用金庫等の準通貨やCDを加えた指標です。準通貨の大半は、定期預金ですが、定期預金は解約して現金通貨や預金通貨に替えれば決済手段になる金融商品で、預金通貨に準じた性格を持つという意味で準通貨と呼ばれています。



 M3+CDは、M2+CDに郵便貯金、信用組合、農漁協の預貯金、金銭信託といったM2+CD類似金融商品を加えた指標です。金銭信託以外の預貯金については、本来はM2+CDに分類されてもおかしくはないですが、速報段階ではデータ入手が困難であるほか、末残計数しか入手できないという基礎資料の制約から、M3+CDに分類しています。



 広義流動性は、M3+CDに何らかの「流動性」を有すると考えられる金融商品を加えた、相当カバレッジの広い指標です。このため、金融商品間の資金の流出入(例えば、投資信託を解約して銀行預金に振り替える)があった場合でも、その影響を受けないといった特色があります。



 
 
 
マネーサプライと景気の関係 (Unknown)
2005-11-12 22:09:16
景気がいいときは企業が設備投資を増やし、銀行からお金を借り入れます。それにより銀行から世の中にお金が流れ、マネーサプライが上昇します。ただ、あまりお金の量が増えすぎるとインフレを引起こし物価が高くなる可能性があります。

不況の時はその逆になります。

日本銀行はマネーサプライを適正水準に保つため、景気の舵取りを経済活動に応じてマネーサプライを調整します。

http://www.fxprime.com/keizai/kouza12.html
 
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