今回の「土佐清水弾丸ツアー」ですが、お目当ては此方の喫茶店！いや珈琲専門店というべきか。
なので、前記事の「ペラ焼」も「焼き鯖」も残念ながら「折角なので的」取材であります。
さて、此方の自家焙煎珈琲を初めて飲んだのは、つい最近のこと。柳町小路の「おぐらや」で呑んだ晩に
帰宅した際、バックの中に何か膨らんだものが入っています。
最近、時々、記憶が定かで無いような良い呑み方をするので、後で勘定は、きちんと済ませたのか
気になっていましたが、この時は代金もしっかり払っていたようです。
バックの中で膨らんでいたそれは、珈琲に、拘りがある割には最近、ローエンド（安物）なモノばかり
飲んでいる、私の味覚中枢に「美味しい記憶」を蘇らすのに、時間は要しませんでした。
結果、お茶代わりに飲む場合と、真剣に？飲む場合のシチュエーション（Situation）に合わせてローエンド
なものと、高級なモノをローテーションして楽しんでいるのが、私の現在の「珈琲生活」なのであります。
そんな次第で、製造元を見てみれば、土佐清水の「トップ珈琲店」であることが解り、是非とも、お店で
「出来立て」を頂いてみたいと思った訳です。
トーストセット（￥580）
今回は敢えて「デフォルトの珈琲」を味わってみようとブレンドをチョイス、朝食兼用なのでトーストセット
にしたのですが、久し振りに「幡多地区」の「秘密のケンミンSHOW」を見る思いです。
しかし、砂糖はともかく、このトーストの厚さが半端無い！
因みに此方の珈琲の特徴を簡潔に申すなら
「程良い苦みと香りが際立ち、更に酸味のバランスが大変宜しい」
と言えましょう。
プロバット社の焙煎器の回転音が絶えず聞こえてくる広い店内ですが、照明の妙もあって各テーブルの
プライベート感が保たれ、とても落ち着きます。
サイフォン式で立てますので、約20分ほど待たされますが、それとて、高知県の西南の端っこの町に刻む
「時のスピード」だと気付けば、いつの間にか都市時間の速い流れが体に染みついて落ち着かないでいる自分を
あたかも俯瞰するような、感覚に陥ってしまいました。
先代を次いで今年７年目の、焙煎士・渡辺晶也さん曰く
『うちはマイナー系ですので派手な宣伝も出来ないですが』と 控えめに語ってくれました。
これからも「しゅっとした」幡多美人の奥さんとのコンビネーションで美味しい珈琲を楽しませて下さい。
次回訪問時には是非「ラ・チンバリー社の抽出機で立てたエスプレッソを頂きたい」と
約束して参りました。
カップホルダー式レギュラーブレンド5pack（￥500）
パックを開いたときの香りがたまりません。
--shop data--
店名：自家焙煎珈琲店「TOP」※あしすと記事
所在：高知県土佐清水市幸町4-3（Yahoo！地図）
電話：0880-82-0720
営業：09:00～17:00
定休：毎週月曜・第三月曜・火曜
駐車：店前西に有り（4台）
