Life Style Festival「芦屋マルクト」

2010-04-04 22:38:11 | 至高のハンバーガー

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前略　ハンバーガーストリート/Y.M.様

今回の旅で、この催しに行くか否かは特に決めていた訳では無いのですが関西
バーガーの雄、３社が揃う折角のチャンスと思い帰高の日の午前中をその時間
に充てました。

しかし、会場に着いて、お目当てのA.M.B.を探すも出店されていません。
改めて会場の出店図を確認してみて、A.M.B.は22日のみの出店という事をこの
時点で知ったのです。

しかし、モーニングもこの会場でと思っていましたので早速、会場中央に陣取る
エスケールのブースでベーコンバーガーを注文したのです、が……

800円を払い終わると、間髪を入れずにバーガーペーパーに封までされたその
包みを手渡された時「あぁ、やっちまったナァ」と何処かのお笑い芸人のような
言葉が出そうになりました。

じつは、これと似た経験は此までにも何回かあるのですが、まさかこの店で同じ
ような経験をするとは、思ってもみませんでした。「お客さんを待たせたく無い」
と強く思う余り「作り置き」をするのでしょうが、ことハンバーガーに関しては例え
５分間であっても、その解決策は「採るべきで無い」と私は思うのです。

最近、地方に於いても町興し的発想から「○○バーガー」なるモノが企画され地元
食材を生かしたユニークな商品や魅力的に思えるものが売り出され、当初はマス
コミ取材等で話題になるのですが、何ヶ月かすると、全く忘れられてしまうという
現象が散見されます。

これ等もせっかく「商品力の有るモノ」が作られても「売り方」を誤れば、それ迄の
苦労が「水泡に帰す」という最後の詰めを怠った事が敗因なのですが、凡そ関係者が
それに気付いて無いように思われます。
これを機会にはっきり申し上げておきましょう。

『ハンバーガーを作り置きしてはいけません！』

販売者自ら、屋台の「お好み焼き」や「イカ焼き」或いは「いも天」のレベルに合わ
すような扱いをすべきでないと、いや、これらのモノのレベルが低いと言っている
のでは無く「ハンバーガーは作り置きして売れる商品ですか」と、今一度考えてみ
るのも宜しいかと思うのですが、如何でしょう。

という思いを強くしたのが、かたや、移動販売車で参加している大阪のクリッター
バーガーさん、ご覧のように昼前には行列が出来ており、私の前に並んだおばあ
さんの注文数が８個ということもあり、32分並んだのですが全く苦にならず、むしろ
出来立てを頂けて有り難かったと言えるのです。因みにクリッターズのお値段は
￥500一種類でした。

今回の旅の初めに書いたように、元々、完成度の高いバーガーですので、作り置き
だからといって味が明らかに劣化したということは無いのです、がしかし、明らかに
両店の売り上げには、大きな違いがあったのでは、と思われます。

以上、頼まれもしないのに現地取材レポートを申し上げます。

草々　　タカシ。