タカシのB級グルメ日記

2024高知市納涼花火大会

四条烏丸「COCON KARASUMA」

2009-03-23 18:47:58 | グルメ紀行(京滋編)


今回、京都への移動は神戸からという事もあって「阪急京都線」に乗車。
30数年前、初めて洛中に足を踏み入れたのが、阪急河原町駅だったのと
明日、取材予定のお店がこの近辺だったので出来れば居酒屋で晩酌序で
にと思ったのですが、やっと見付けた店は木曜が定休日。
いわゆる「グルメ取材の39(三重苦)」に当たってしまいました。


ならば、取り敢えずチェックインを済ますべく、京都駅迄タクシーを走らせた
のですが途中、車窓に写る「夜目にも鮮やかな一つのビル」が気になって
チェックインもそこそこに、今度は「烏丸線」で四条烏丸にUターンしたのです。


あるお店で、京都のお方が申すには『京都に来ても、何にも無いのにね~』
と、でもね旅行者には貴方達が普段気にも留めなく成った物が、なにより
新鮮で、興味を引くのです。
例えば、このビルの模様なんて、如何にも京都らしいじゃあないですか。












調べましたら、このビルの前身は「旧京都丸紅ビル」でして戦災を免れ戦後
はGHQに接収され、激動の昭和史を伝々とあり、現代建築家の「隈研吾」氏
に依って、このように再生(リノベーション)されたそうです。
元々、この周辺がオフィス街だったことから、再開発で新たなビルを建て、ス
ーパーブランドの店を入れても採算が合わないというか、長続きしないだろう
という計算からリノベーションの手法が採られたようですが、地方ではこうは
行きませんねえ、元になる立派な建物がないですから。


■ファサードの外壁は京唐紙の老舗「唐長」に伝わる古典模様「天平大雲」
をガラスの間にサンドしています。











人が見たら「変なオジサン」にしか、見えないでしょうね、プレートを前に何分
も同じ姿勢で静止しているのは・・・・・・
最近チャンスが有れば「自画像」を撮るのが常態化しています。












■アトリウム
全長25mの大カスケード(滝)の向かい側は旧丸紅ビルの外壁がそのまま
活かされた広間です。って言っても見えませんね(すみません)

■フローリング
機会が有ればイベ(南洋材)を使った寄木細工のフロアーを是非拝見したい
ものです。












神社仏閣に興味を示すのは、まだまだ先の事のようですね>私




--shop data--

建物:COCON KARASUMA(古今烏丸)
所在:京都市下京区烏丸通四条下ル水銀屋町620番地(Yahoo!地図)
電話:075-352-3800
■旧京都丸紅ビルは昭和13年竣工
■古今烏丸の開業は2004年12月4日
■出来の良い※公式サイトもどうぞ。


<取材日2009/3/19>


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