本格手打・うどん処「楓」(高知市朝倉南町)

2008-09-10 21:08:56 | 高知饂飩


久しぶりに饂飩を食べに行きました。(と、Mixi風な始まりで)

「日曜のうどん」といえば近所の岡崎でも良かったけれど、ふと思い出した
のが朝倉の「楓」――ま、新しいお店の方が取材意欲も沸くということで
ハイ。(食欲と違うんかい!)



「讃岐饂飩」じゃあ無く「高知饂飩」だと思います。熱い饂飩だったので
尚更ですが、コシは微かにしか残っていません「いりこ」は使って無いで
しょう、鰹節と昆布かな、化調も当然使ってませんので不純な味もせず。
撮影後、立派な容器の「唐辛子」も使いましたが、ち~とインパクトが無
いですねえ、味に。














私の好みから言えばもう少し、甘み成分が欲しいなあ。醤油も高知の甘い
醤油じゃ無いようだし。機会が有れば、御主人に拘りの部分を聞いてみよう
と思います。お店の造作は高知トップクラス。饂飩屋さんでこれだけ力の入
った造りは勿体ないくらいです。



こんな照明だったのでカメラの設定を白熱球に替えたけど、ち~と黄色気味
かな、でも見た目はこんな「おつゆ」の色でした。青ネギに白髪ネギまで使
うとは、しょう「りぐっちゅう」※
天麩羅はどこまでも軽く繊細な造り、油も新鮮で「からっと感」が最後まで
持続しています。














メニューを見ると当初、天つゆで頂くような天麩羅だったようですが「抹茶塩」
に変わっています。でも私は「天つゆ派」--天かすが別皿で付いてくるところ
を見ると、天麩羅は天麩羅として楽しむ事を作り手も希望しているように思い
ますけんど、どうでしょう。



日曜の13:00前、客の入りは常に4組程で上手く回転し、開店から一年を
過ぎて順調に客足も伸びているようです。
次回は近い内に窓際の席に替えて「冷たいの」を所望いたそうと早くも次の
取材計画が立ちました。















※ 「りぐる」とは

物作りの場合には手をかけ、金をかけ、時間をかけて上等に
仕上げること、或いはその「さま」を褒める時に使う土佐の方言。
物に限らず『あの人はしょう「りぐり」やき』と扱いの難しい人の
性格まで端的に現す表現として常用出来る。


例えば「すべり山」近くにある立派な建物を見ながら

『しょう「りぐった建物」や、ねえ』

『そうかよ、わしには「黒い巨塔」にしか見えんけんど』


などと使いましょう。








<お店への行き方>

土佐道路西向き、PL教団過ぎて右手サンシャイン朝倉の駐車場北口
から北入り30M左手。


<今日食べたのは「特天」¥930>

なにが「特」なのかは良く解らず(聞けよ!)


※因みに「うどん会席」なるもの有り。
2日前からの予約が必要ですが隣接する母屋で天麩羅など
季節の美味とともに、生醤油うどんなど楽しめるそうです。
(3千円~要予約2~16名様)



--shop data--

店名:本格手打・うどん処「楓」
所在:高知市朝倉南町4-18-8(Yahoo!地図)
電話:088-849-4263
営業:(昼)11:00~14:30 (夜)17:30~20:00
定休:月曜(祝祭日の場合は火曜)
駐車:4~5台
喫煙:表に喫煙場所有り




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2 コメント

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参考に… (mikimiki)
2008-09-12 02:19:06
いつも楽しみに見せてもらっています。
先日後輩に「うどん好きながですよね~」と
もらったパンフがこちらでした。
いってみようかなぁ~と 思案中
参考になりました。
又、いっぱいいっぱい載せてくださいね
楽しみにしています。
PS.お酒&食い意地共に大トラです(^^ゞ
mikimiki様 (タカシ。)
2008-09-12 08:26:16
コメントありがとうございます。
饂飩は基本、熱い方が好きなのでこれからの季節、饂飩取材が増えると思います、お楽しみに。
「楓」は高知らしからぬお店です、是非一度お試し下さい。

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