黄金律(ゴールデンルール)は、イエス・キリストのことばです。
「何事でも、自分にしてもらいたいことは、ほかの人にもそのようにしなさい」
「与えなさい。そうすれば、自分も与えられます。人々は量りをよくして、押しつけ、揺すり入れ、あふれるまでにして、ふところに入れてくれるでしょう。あなたがたは、人を量る量りで、自分も量り返してもらうからです」
「受けるよりも与えるほうが幸いである」
銀律(シルバールール)は、論語の「己の欲せざる所人に施す勿れ」からきています。
二つのどちらも大切だと思います。積極的に進んで与える愛、大震災へのボランティア活動はこれからも必要です。そんな大きなことではなくても、電車やバスで席を譲る習慣がもっと日常化されるようになればよいと思います。
同時にそっとしてほしいと思うとき、親切の押し売りも困るものです。自分がしてほしくないと思うことは、人にもしないように心がけることも愛の行為なのです。
しかし、愛の反対は無関心ですから、何もしないで放っておくことは、愛から出た行為ではありません。
「自分自身を愛するように、あなたの隣人を愛しなさい」との実践が大切です。自然な形でゴールデンルールが実行できるようになりたいものです。
状況がどうであれ、自ら与えることをはじめると、不思議に奇跡のようなことが起こります。
説教で与える愛について話すと、与えるものなどないという声も聞こえることもあります。
そんなことはありません。心を与える、気持ちを向けるだけで祈りの心は起こります。心を向けると笑顔を、ニッコリほほ笑むだけでも相手は穏やかになります。
朝の散歩で挨拶するだけでも、向こうからもおはようございます!と声が返ります。にっころ笑顔でおはようございます!で、何と気持ちの良い朝になるのです。
サナトリウムで療養していた青年がいました。父親は旅館を経営しており、よく病室を訪ねてきました。同室のもう一人は死神と呼ばれていた青年でした。 父親は入ってくるなり、その死神青年に声をかけます。
大きな声で、今日も元気そうでよろしいですね。来るたびに御愛想を言う父に、少し怒りも感じました。しかし、死神青年は、その来訪を待ちわびるようになり、顔色も良くなりやがて結核を治り退院するまでになったそうです。
そのこと体験した旅館の息子は、父親のその前向きのことばをいつも覚えており、後に生駒聖書学院に入学し牧師となりました。もう80歳を過ぎましたが、元気に暮らしています。
前向きなことばをかけるだけで、勇気が与えられたり、助けられたりするのが人生です。
友人が何か計画していたりしたら、励ましたり支持されるだけでも嬉しいものです。時々ですが、外出できない高齢の方を見舞う時、野に咲く花を摘んで持参したりすると、ものすごく喜ばれることもあります。高価な花を買えなくても・・・・。
人生を良いことでいっぱいにする方法は、簡単なことです。今日から実践してみましょう。
与える機会は周りにいっぱいあります。夫や妻、子どもや孫たち、隣近所の方々、まず挨拶からスタートしてみましょう。
今日は生駒朝祈祷会 大阪エリムキリスト教会員、長田邦晴兄が「私は、ウオーキングムービングの上を歩いている」と題して証をしてくれます。
今日もまた天国の一日です!もっとお大胆に、ギブアンドギブの与える愛、見返りを期待しない愛で、感謝しつつ新しい一日を過ごしたいものです。
ルカの福音書
6:27 しかし、いま聞いているあなたがたに、わたしはこう言います。あなたの敵を愛しなさい。あなたを憎む者に善を行ないなさい。
6:28 あなたをのろう者を祝福しなさい。あなたを侮辱する者のために祈りなさい。
6:29 あなたの片方の頬を打つ者には、ほかの頬をも向けなさい。上着を奪い取る者には、下着も拒んではいけません。
6:30 すべて求める者には与えなさい。奪い取る者からは取り戻してはいけません。
6:31 自分にしてもらいたいと望むとおり、人にもそのようにしなさい。
6:32 自分を愛する者を愛したからといって、あなたがたに何の良いところがあるでしょう。罪人たちでさえ、自分を愛する者を愛しています。
6:33 自分に良いことをしてくれる者に良いことをしたからといって、あなたがたに何の良いところがあるでしょう。罪人たちでさえ、同じことをしています。
6:34 返してもらうつもりで人に貸してやったからといって、あなたがたに何の良いところがあるでしょう。貸した分を取り返すつもりなら、罪人たちでさえ、罪人たちに貸しています。
6:35 ただ、自分の敵を愛しなさい。彼らによくしてやり、返してもらうことを考えずに貸しなさい。そうすれば、あなたがたの受ける報いはすばらしく、あなたがたは、いと高き方の子どもになれます。なぜなら、いと高き方は、恩知らずの悪人にも、あわれみ深いからです。
6:36 あなたがたの天の父があわれみ深いように、あなたがたも、あわれみ深くしなさい。
6:37 さばいてはいけません。そうすれば、自分もさばかれません。人を罪に定めてはいけません。そうすれば、自分も罪に定められません。赦しなさい。そうすれば、自分も赦されます。
6:38 与えなさい。そうすれば、自分も与えられます。人々は量りをよくして、押しつけ、揺すり入れ、あふれるまでにして、ふところに入れてくれるでしょう。あなたがたは、人を量る量りで、自分も量り返してもらうからです。」
「何事でも、自分にしてもらいたいことは、ほかの人にもそのようにしなさい」
「与えなさい。そうすれば、自分も与えられます。人々は量りをよくして、押しつけ、揺すり入れ、あふれるまでにして、ふところに入れてくれるでしょう。あなたがたは、人を量る量りで、自分も量り返してもらうからです」
「受けるよりも与えるほうが幸いである」
銀律(シルバールール)は、論語の「己の欲せざる所人に施す勿れ」からきています。
二つのどちらも大切だと思います。積極的に進んで与える愛、大震災へのボランティア活動はこれからも必要です。そんな大きなことではなくても、電車やバスで席を譲る習慣がもっと日常化されるようになればよいと思います。
同時にそっとしてほしいと思うとき、親切の押し売りも困るものです。自分がしてほしくないと思うことは、人にもしないように心がけることも愛の行為なのです。
しかし、愛の反対は無関心ですから、何もしないで放っておくことは、愛から出た行為ではありません。
「自分自身を愛するように、あなたの隣人を愛しなさい」との実践が大切です。自然な形でゴールデンルールが実行できるようになりたいものです。
状況がどうであれ、自ら与えることをはじめると、不思議に奇跡のようなことが起こります。
説教で与える愛について話すと、与えるものなどないという声も聞こえることもあります。
そんなことはありません。心を与える、気持ちを向けるだけで祈りの心は起こります。心を向けると笑顔を、ニッコリほほ笑むだけでも相手は穏やかになります。
朝の散歩で挨拶するだけでも、向こうからもおはようございます!と声が返ります。にっころ笑顔でおはようございます!で、何と気持ちの良い朝になるのです。
サナトリウムで療養していた青年がいました。父親は旅館を経営しており、よく病室を訪ねてきました。同室のもう一人は死神と呼ばれていた青年でした。 父親は入ってくるなり、その死神青年に声をかけます。
大きな声で、今日も元気そうでよろしいですね。来るたびに御愛想を言う父に、少し怒りも感じました。しかし、死神青年は、その来訪を待ちわびるようになり、顔色も良くなりやがて結核を治り退院するまでになったそうです。
そのこと体験した旅館の息子は、父親のその前向きのことばをいつも覚えており、後に生駒聖書学院に入学し牧師となりました。もう80歳を過ぎましたが、元気に暮らしています。
前向きなことばをかけるだけで、勇気が与えられたり、助けられたりするのが人生です。
友人が何か計画していたりしたら、励ましたり支持されるだけでも嬉しいものです。時々ですが、外出できない高齢の方を見舞う時、野に咲く花を摘んで持参したりすると、ものすごく喜ばれることもあります。高価な花を買えなくても・・・・。
人生を良いことでいっぱいにする方法は、簡単なことです。今日から実践してみましょう。
与える機会は周りにいっぱいあります。夫や妻、子どもや孫たち、隣近所の方々、まず挨拶からスタートしてみましょう。
今日は生駒朝祈祷会 大阪エリムキリスト教会員、長田邦晴兄が「私は、ウオーキングムービングの上を歩いている」と題して証をしてくれます。
今日もまた天国の一日です!もっとお大胆に、ギブアンドギブの与える愛、見返りを期待しない愛で、感謝しつつ新しい一日を過ごしたいものです。
ルカの福音書
6:27 しかし、いま聞いているあなたがたに、わたしはこう言います。あなたの敵を愛しなさい。あなたを憎む者に善を行ないなさい。
6:28 あなたをのろう者を祝福しなさい。あなたを侮辱する者のために祈りなさい。
6:29 あなたの片方の頬を打つ者には、ほかの頬をも向けなさい。上着を奪い取る者には、下着も拒んではいけません。
6:30 すべて求める者には与えなさい。奪い取る者からは取り戻してはいけません。
6:31 自分にしてもらいたいと望むとおり、人にもそのようにしなさい。
6:32 自分を愛する者を愛したからといって、あなたがたに何の良いところがあるでしょう。罪人たちでさえ、自分を愛する者を愛しています。
6:33 自分に良いことをしてくれる者に良いことをしたからといって、あなたがたに何の良いところがあるでしょう。罪人たちでさえ、同じことをしています。
6:34 返してもらうつもりで人に貸してやったからといって、あなたがたに何の良いところがあるでしょう。貸した分を取り返すつもりなら、罪人たちでさえ、罪人たちに貸しています。
6:35 ただ、自分の敵を愛しなさい。彼らによくしてやり、返してもらうことを考えずに貸しなさい。そうすれば、あなたがたの受ける報いはすばらしく、あなたがたは、いと高き方の子どもになれます。なぜなら、いと高き方は、恩知らずの悪人にも、あわれみ深いからです。
6:36 あなたがたの天の父があわれみ深いように、あなたがたも、あわれみ深くしなさい。
6:37 さばいてはいけません。そうすれば、自分もさばかれません。人を罪に定めてはいけません。そうすれば、自分も罪に定められません。赦しなさい。そうすれば、自分も赦されます。
6:38 与えなさい。そうすれば、自分も与えられます。人々は量りをよくして、押しつけ、揺すり入れ、あふれるまでにして、ふところに入れてくれるでしょう。あなたがたは、人を量る量りで、自分も量り返してもらうからです。」