平成の虚無僧一路の日記

平成の世を虚無僧で生きる一路の日記


親鸞 五木寛之

2009-01-07 22:51:12 | 五木寛之
中日新聞他に連載中の『親鸞』実に面白い。
さすが五木寛之だ。抹香臭い名僧の話かと
思っていたが、巨牛同士の角突合せという
意表をつく始まりだった。放埓の人との交わりや
六波羅童子(わっぱ)との対決など、「それで
どうなる?」と、ハラハラドキドキの展開で、
毎朝の新聞が待ち焦がれた。そして、すべての
ことが噛みあわされ、プロローグは劇的な結末
だった。

「極悪非道な人間でも往生できるのか」という
核心のテーマを、五木は最初に出してみせたのだ。
そういうことだったのかと納得。すべて五木の
創作だろうが、こういう状景は、自分が考え出す
というより、天の啓示のように沸いて出るのだと
いう。見えない力によって書かされるそうな。

私にも、天の啓示が聞こえる時がある。親鸞は
念仏を唱えることによって救われるという『他力
本願』。虚無僧は『自力本願』。これから世の中は
ますます親鸞や一休の時代のように住みにくい
大変な時代となる。その時、人々の心を救うのは、
虚無僧の『自力本願』か親鸞の『他力本願』か。
虚無僧の『自力本願』が、これからの厳しい世の
中にも活かされてくることを信じている。

「尺八と一休語りの虚無僧一路」のホームページも見てください。

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