現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

「会津武家屋敷」は「西郷邸」

2013-09-21 18:04:12 | 「八重の桜」
会津東山温泉の入り口手前に「武家屋敷」があります。
昭和50年に、観光目的で再建されたもので、会津観光の
スポットになっており、また、『八重の桜』をはじめ、
時代劇の撮影によく使われています。

ここは、1700石の家老「西郷頼母」邸を再現したはず
なのですが今回のツアーで、ガイドさんが「ちがいます」と、
言下に否定され、私はびっくり。

堀田節夫の『西郷頼母』にも書かれていました。

「会津武家屋敷」は、江戸時代の「西郷邸」のスケッチを
元に建築されたのですが、どうしてか「西郷頼母」の名は
表には出ていないようです。と

屋根瓦には「西郷家」の「九曜の紋」。藩主が西郷邸を訪ねた
“お成り”の場面、妻子眷属21人の自刃の様相を再現した
人形まで飾ってあるのに、「西郷頼母」の名を出すことを
はばかるとは。

それほど、会津では「西郷頼母」は 嫌われ者でした。
そんな「西郷頼母」に 近年 光が当てられてきているのです。

『白虎隊』では「里見浩太郎」、『八重の桜』では「西田敏行」が
好演して、人気を得ました。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。