現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

2日で作れる尺八

2009-06-16 20:03:00 | 虚無僧日記
立松さんが、3本目の自作の尺八を持ってこられた。
よく鳴る。音程もしっかり、申し分ない。

埼玉県草加市の田畑睦郎氏のところに行って、尺八の
製法を習い、2日で作ったものだという。田畑氏は
「邦楽ジャーナル」6月号に「1日で作る調律尺八」
として詳しく紹介されていた。

立松さんは、尺八を始めてまだ数カ月。塩化ビニールの
「鳴るはちくん」で練習しているが、甲の音も出せない。

本物の竹の尺八は欲しいが高くて手がでない。そこで
自分で作りたい一心で、すでに2本、見よう見まねで
作った。中継ぎも唄口も本物そっくりで見事な作り。
だが音はイマイチだった。

それが3本目は完璧である。2~30万の尺八と遜色ない。
それが、東京往復の交通費、宿泊代、竹材と工具一式、
そして講習料、しめて5万円以内で収まったのだ。

今後、竹材など原価2万円かかるが、1日で作れるとなると、
一本3万円でお分けできるという。初心者にはこれで十分。
ああ価格破壊ここに極まれり。製管師には気の毒。


田畑睦郎氏の製管法、連絡先はホームページでも公開されています。

私のメールは goo3360_february@mail.goo.ne.jp

「尺八と一休語りの虚無僧一路」のホームページも見てください。

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不祥事

2009-06-16 07:08:33 | 社会問題
厚労省やまぬ不祥事、懲戒処分は省庁で最多…郵便不正逮捕(読売新聞) - goo ニュース

「2008年度の国家公務員の懲戒処分数は、593人。
このうち厚労省は免職6人を含め106人と最多」とのこと。
数の多さに驚きである。

今回逮捕された上村係長は哀れである。上司から指示された
通りに職務を遂行しただけであ。「とかげの尻尾切り」で
自分だけが罪をしょわされてとかなわんと、当時の課長村木
(現局長)からの指示だったことを白状した。その村木局長も
あわれ。当時の上司(障害保健福祉部長)から「国会議員に
頼まれたので頼む」と云われたので、それに従ったまで。
見返りに金銭をもらったわけでもない。その国会議員も部長
も逮捕されていない。凜の会が実態の無い障害者団体と認識
していなければ、彼等も騙された被害者なのか。

ある障害者団体の人の声。「われわれが、郵便料金割引の
ような特典を受けようとすると審査が厳しく、なかなか通ら
ないのに国会議員の鶴の一声でカンタンに通るのは許せない」と。

そういえば、年末に日比谷の派遣村に集まった人たち200名に、
申請すれば即「生活保護」が認められたのも同じ構図ではないか。
多くの人が厳しいチェックでなかなか認定されないのに、生活
実態もろくに把握せずに「生活保護」を認めた。あれはマスゴミの
圧力だった。税金を無駄に支出させたマスゴミも処罰されるべきと
思うのは私だけか?。