上からの圧力

郵便不正・厚労省係長　「面倒押し付けられた」　キャリア局長　任意聴取へ　(産経新聞) - goo ニュース

またまた摩訶不思議な事件。実態の無い障害者支援団体に「まちがいない」
と証明書を出した。係長が課長に無断で勝手に押したのなら、公文書偽造だが、
課長が認めて、自ら押し、相手に手渡したのなら、それは本物ではないか?。
ノンキャリアの係長がキャリア組に遺恨あっての虚言かとも勘ぐる。

そんな証明書を発行することは普段あり得ないとか。だとすると、実態が無い
と判っていて出したか。あえて犯罪に加担するには、国会議員の圧力があって
のこととか。さてさてどんな狸があぶり出されてくるのか。

私も会社勤めのとき、ある依頼を受けて断った。するとしばらくして、
「○○先生の秘書だが」と横柄な電話が来て「○○の件よろしく」という。
政治に疎い私は、その先生の名も知らず、カチンときて、断固突っぱねた。
でもそれが、後日、上司から回ってくると、やらざるを得ない。

財務や不動産部門では、もっともっと大物からのとんでもない依頼をずいぶん
押し付けられていた。それで何千億という損失を蒙り、それが会社倒産の
引き金となった。

今回の口ききで、郵政会社も切手代で何億もの損失を出した。お役人は
自分の懐を痛めないから、何億の損をさせようと、平気なのだ。


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仏教の法脈

仏教各派、寺院は法脈を重んじる。釈迦からカショウ、アナン、
ワシュウ、ウバ、デイダカ、ミシャカ、バシュミツ、ナンダイと
ナンダカンダ、チンプンカンプン続いて、29代目が達磨(ダルマ)だ。
中国仏教は達磨さんを始祖として、エカ、ソウシンと続き、
10代目が黄檗(オウバク)、そして11代目が臨済(りんざい)。
こうして脈々と今日まで法脈が続いている。

虚無僧が始祖と仰ぐ普化(フケ)は、黄檗(オウバク)の弟子だが、
黄檗の法系は臨済に受け継がれたので、「普化宗」というのは
仏教の法系では存在しないのだ。

一休も、大徳寺派の華ソウから「印可状」を受けたが、それを
破り捨てたので、大徳寺は兄弟子の養ソウが継ぐことになった。
だから一休の法系はない。肩書きを拒否した点でも普化と一休は
相通ずるものがある。一休は、地位も肩書きも名誉も求めぬ生き
様を臨済の相方の普化に見出したのである。

さて、仏教の法脈を継いでいない普化宗だが、昭和25年に
「宗教法人普化正宗」として法人登記された。だから現在は、
法の下に認可された単立の(新興)宗教団体である。

ちなみに、真如苑は新興宗教とみられているが、教祖伊藤真乗は、
真言宗醍醐寺派の法系を正しく継いでいるのであるから、仏教史の
中ではれっきとした一宗派なのである。


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詐称

【学歴詐称】
名古屋市で、大卒を隠して高卒として採用されていた職員が
何人か『学歴詐称』で解雇された。高校は卒業しているの
だから「高卒」であることが詐称になるのだろうか?
他の正真「高卒」の人の採用を妨害したという理由らしい。
それが10人以上もいたのだから驚き。なんでバレたのだろう。

【年齢詐称】
あるカラオケの会のコンクールで、65歳なのに80歳と偽って
出場し、「すごい、若い!」と絶賛の拍手を浴び、特別賞をとった
人がいた。年齢は若く申告したいのが女性心理と思っていたが、
「80歳にしては若々しい」と褒められるのも手か。女はしたたか。


【段位詐称】
「剣道二段」が嘘と暴かれた森田健作千葉県知事。知事を辞任する
ほどのこともない“些少”の問題か。

それにしても、マスゴミはよくもまあ調べあげてくるものだ。
そして足の引っ張りぐらいのことを、鬼の首を獲ったかのごとく
手柄を誇るのも詐称では?


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行く道、来た道

先日、作曲家志望の青年が私のところに尺八の楽理を学びにきた。
アメリカのバークレー音楽院に留学中だが、日本人なら邦楽を
知らなければと、日本に帰ってきて、雅楽や三味線、箏など、
しかるべき師を求めて、一日講習を受けているとのこと。

作曲志望ならと、尺八のさまざまな奏法を五線譜でどう記述するか
を中心に教えた。その中で彼が言うには、

「どうして先生の世代は、そんなに洋楽への対抗意識があるんですか?
洋楽と邦楽は、もともと別のものでしょう?」と、ずけずけ歯に衣着せず
云う。なるほど。我々の世代は、フルートに追いつけ追い越せでやって
きて、今盛んに洋楽との違い、優位性を強調したがる。そうした尺八家の
誇りが、若者から胡散臭く見られるのか。

かく云う私も、若い頃は、当時の年寄りの尺八家の偉ぶった言動に
反発していた。これだから尺八は滅びるのだと。今同じ過ちを繰り
返しているか?。

「若者叱るな来た道じゃ。年寄りバカにするな行く道じゃ」の言葉が、
遠くで侘びしく聞こえる。



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「一休と虚無僧」で別にブログを開いています。

何もすることのない老人たち

人気ブログのいつもトップにある池田信夫氏の昨日の記述
「何もすることのない老人たち」、気になって開いてみた。
「60代はまだまだ働ける」という記事に、投稿コメントは
高齢者に対してみな一様に手厳しい。

・高齢者は生産性を低下させることはあっても向上させることは皆無です。
　はっきり言って「給料を出すから職場に来ないでくれ」というのが正直な
　気持ちです。

・パソコンを使いこなせないという技術的な問題だけではなく、「椅子に
　ふんぞり返って部下にあれこれ言う」という前時代的な態度が問題として
　大きいのはないでしょうか。

・管理職を年功序列のご褒美としか思っていないのが現在の５０代以上の
　世代です。高齢者がポストに居座っていると意思決定が遅くなるだけでなく、
　下の世代の希望を失わせ、結果として組織の寿命を縮めることになるかと。

・かといって、彼らを“平(ひら)”で働かせることも難しい。「今更実務
　なんかできるか」とか、「若い奴に指示なんかされたくない」というプライド
　が障害となるでしょう。

最近、我々団塊の世代に対する風当たりが富に厳しくなってきた。会社では
「お払い箱」。家庭でも「濡れ落ち葉」とか「粗大ごみ」扱い。これでは
高齢者の自殺が増えるのも当然。みな自業自得、身から出た錆びか。

義は我にあり?

人気ブログランキング上位に「義は我にあり」とあって、
開いてみた。戸井田徹衆議院議員のブログだった。
鳩山邦夫氏の総務相辞任と行動を共にして、厚生労働省
政務官を辞任したとのこと。その挨拶文が、一時的に
アクセス数を高めたようだ。

政治に疎い私は、戸井田氏の名前も厚生労働政務官だった
ことも、鳩山氏と共に辞めたことも知らなかった。
戸井田氏のブログには、たくさんコメントが寄せられていて、
大方、戸井田氏の支援者であろう、言葉づかいも表現も穏やか
だが、内容は辞任劇を諌めるものであった。

「分が悪い」と、「一企業の社長人事に介入すべきでない」と
いう麻生総理に軍配を上げる声が多いのだ。「かんぽの宿の
オリックスに一括売却も、問題は有ってもそれが最善策で
あった」という。根は小泉の郵政改革にまで遡るらしい。

戸井田氏は、「けんか両成敗」にならなかったことに異議を
唱えての「我に義あり」のようだが、双方の言い分、どっちが
どっち? いや、どっちもどっち。政治とは魑魅魍魎、わからん
世界だ。


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